英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 2pt |
94pt
GOOD!
「空の軌跡」はFCクリア、SC未クリア、３ｔｈ未プレイです。
３週目終盤（EASYのみ）でのレビューです。
以下、空の軌跡＝「空」、零の軌跡＝「零」で書きます
・オリジナリティ・・・４
○世界観
ファンタジー世界にうまくこっちの世界の要素を取り込んでる。警察、携帯電話、バスなど身近なものが取りこまれているので世界観に入り込みやすかったです。
○ストーリー
主人公が警察官な事もあって、情報を集めて推理してから真相に迫るという流れが新鮮でした。
新米警察官４人組が力を合わせて突き進むというの話も、面白かったです。
キャラもメイン、サブともにキャラがしっかり立てます。
○システム
戦闘は基本的に「空」のシステムを継承してます。これを完成してるとみるか、マンネリの見るかで意見が変わってくると思いますが、個人的には前者で。
ストーリーと世界観がよかったので高めの点を付けてます。
・グラフィック・・・４
派手さはないが、細かいところまでしっかり書きこまれてます。PSPではかなりきれいなほうだと思います。
・サウンド・・・４
大安定。さすがファルコムといったところです。
今回あんまり印象に残らない気がしましたが、予約特典のサントラ聞きながらこれを書いてたらやっぱりいい曲だなあと思いました（笑）
ただ今までのファルコム作品と比べると、若干おとなし目の曲が多いとは思う。
・快適さ・・・５
もうこれはかなりヤバイです（褒め言葉）
ロードが早いのは当たり前。その他でも弱い敵は戦闘しなくても倒せたり（ザコ戦うざいっすよね）、イベントシーンの早送りができたり（周回プレイで便利）、警察手帳に次の目的地などが書かれたり（度忘れしても安心）、街中の移動は目的地を選べば一瞬で移動出来たりと（今回の舞台クロスベルはかなり広いので助かる）、ユーザーフレンドリーにもほどがあります。
この先他のゲームをやったら「零は良かったのに」、とか言いそうで怖い。
ここまで快適なロープレはなかったので文句なしの５点で。
・熱中度、満足度・・・５
普段ロープレをやっても途中で飽きるか、一回クリアして終わる人間が、ぶっ通しで三週もやってるんですから５点以外付けられません。
ストーリーが面白く（ただしかなり王道なので、ひねりを加えた話が好きな人には合わないと思います）、システムも快適なので、めちゃくちゃハマりました。
気が早いですが、もう今から続編が楽しみです。
・その他
○難易度
４段階から選択可能
自分はめんどくさがりなので、EASYのみのプレイですが、初心者から上級者まで幅広く対応。
○実績
PS3や箱でおなじみのやりこみ要素。「零」は実績の獲得で、２週目の引き継ぎ要素や隠し要素がオープンできるので、獲得するのが面白い。やりこみが好きな人には嬉しい要素。
・・・まあ一回クリアして終わりの人には関係ないですが。
○やりこみ要素
メインストーリー以外のやりこみ要素が豊富
サブクエスト、魚釣り、レシピ集め、本の収集などかなりやりこめる。イース７と比べると天と地ほどの差があります。
ちなみに自分は
一週目・普通にプレイ
二週目・wikiを見ながら隠し要素を収集
三週目・二週目で取り逃した部分を回収
という感じです
実績との兼ね合いもあって、やりこみはしやすいです。
自分にとって「ギレンの野望」以来の１００時間コース確定です（現在９７時間）。今回新シリーズですので「空」を知ってなくても 十分楽しめると思います（知ってるほうがより楽しめるとは思いますが）。何か面白そうなロープレを探してる人には、これをお勧めします。
BAD/REQUEST
ありません・・・と言いたいですがありましたので、書いていきます。
・伏線
今作で「零」は一応完結します。でもかなり回収されない伏線があります。「空」から続いてる伏線は個人的にどうでもいいですが（クリアしてないし）、今作でかなり重要な伏線が放置されたままで終わるのは、ちと問題です。せめて３年前のアレは今作で終わらせてほしかったです。
あと顔見せ程度のキャラも結構出てきます・・・まあ「英雄伝説」は基本的に連作なので、続編を気長に待つとします。
・期間限定イベント
本編を少し進めたら、回収できないアイテムが（レシピ、本など）かなり多い。wikiか攻略本がないと普通の人にはコンプはまず不可能。
・サウンドテストがない
隠し要素の中になぜか今回もありません（OPはムービーで聴けますが）。
個人的にゲームは一作でキチンと完結してくれるほうが好きなのですけどね（どうしても続編が出るまで時間がかかるので）。まあ悪い点をのぞいても十分すぎるぐらい楽しんでるので文句は言いませんけど・・・。
COMMENT
・結論
面白かった（笑）←もう理屈じゃないですよ。面白いものは面白いんです。
自分は基本的に「イース」ファンで、他のファルコム作品はそんなにやってないんですが（ただし「ぐるみん」はファルコムの最高傑作です）今回はハマりました。
上に書いてますが、何が楽しかったかといわれると「面白かった」としか言えません。というか言いたくありません。何にでも理屈立てて言うのはヤボってものです（まあそれじゃあレビューになりませんけど）。
ファルコムの次回作が何になるか分かりませんが、次回作が楽しみです。
PSP?２０００使用 プレイ時間９７時間（一週目EASYで４０時間強）
Amazonレビュー
レビュー者： ゴレモス レビュー日： 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
■オリジナリティ
王道RPGをベースとしながらも、簡易ではあるけど犯罪捜査・推理といったアドベンチャー要素を取り入れており、なかなか面白いスタイルの作品と言えるでしょう。
■グラフィック
PSPのゲームとして文句無しの出来。
パッと見の見た目は勿論、小物まで丁寧に作られているのも好印象です。
■快適さ
・ローディング
インストールが出来ませんが、ローディングに関して特に問題は感じませんでした。
ローディング待ちでPSPを置く、というようなこともなく、最後までプレイ出来ました。
ただ、「塵も積もれば山となる」と言いますが、細かいブツ切りなエリア間移動が連続すると多少ストレスを感じるかも知れません。
・移動
舞台となるクロスベル市内は約10エリアほど分かれて存在していますが、マップからのショートカット機能があるので、あちこち移動するのが苦にならずGOOD。
・難易度
EASYモードもあるので、RPGにそれほど難しさを求めてない人も安心です。
BAD/REQUEST
■空の軌跡
あくまでこのBADはシリーズ未経験者としての意見です。
前作「空の軌跡」のネタが、鬱陶しいと感じるほど点在していました。
「空の軌跡」キャラが出るって言うけど顔見せ程度でしょう？ と思いきや、「ゲスト」という枠を完全に超えてしまう活躍。そして最後の最後まで居座ってしまう図々しさ。
さすがに「えーっ！？」って感じでした。
またストーリー上、仕方がないことかもしれませんが、「空の軌跡」関連者や遊撃士などから本作の主人公たちが雑魚扱いされることが多く、何度も何度も助けてもらうことに……。
シリーズファンの方々にとっては嬉しい展開なのかもしれませんが、知らない身としては、こういった展開は面白くないというか……正直横槍を入れられたようで不愉快でした。
■絆（好感度）
魅力的なキャラクターも多いし、こういった仲良くなれるシステムは大歓迎！ ……なのですが、内容的にちょっと中途半端な感じがしますね。
もっとそれらしい選択肢やイベントを沢山用意して欲しかったです。
常に警察のお仕事！ だけではなく、メインキャラクターたちの日常を描いたイベントなどを挟んだ方が、全体的にメリハリが生まれるのではないかと思います。
■戦闘関連
・魔法（アーツ）の詠唱時間
わざわざ爽快感を削るようなもので理解に苦しむ仕様です。
対象が範囲であるなら話は別ですが、対象が単体であればノーウェイトで繰り出せた方が良いのでは？
・経験値
本作のレベルシステムは、相手とのレベル差によって得られる経験値が変わる様子。つまり強い相手と戦えば経験値を沢山得られますが、弱い相手からはスズメの涙ほどの経験値しか得られません。
これは実際にプレイしてみると、かなりレベルを上げ難いシステムだと感じました。
スズメの涙を得る割合の方が圧倒的に多く、「戦闘することのメリット感」や「育てる楽しさ」といったものが酷く得難い。
常に緊張感を保たせるため、敵との力関係が崩れないよう、こういった仕様にされているのかもしれませんが、だったらレベルという概念をなくしてしまった方がスマートなのではないかと思います。
ドラクエ式のレベルシステムだったら、あと10時間以上は軽く遊べたでしょう。
COMMENT
PSP-1000使用。
シリーズ初プレイ。
お話も良いし、良作であることは間違いないんですが、「続編の要素」と「新作の要素」が五分五分くらいに混ざり合っている感じなので、ちょっと人にはお薦めし難い作品です。
個人的には連載漫画を途中から読んでしまったような気分。ある程度の満足感はあるものの、どこか釈然としない感情も……というところでしょうか。