英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 16.7 (難易度) 1.85 mk2レビュー数 66ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
■オリジナリティー
特にこれといった目新しいシステムとか話のオーソドックスなRPG。
ですが、作りこまれた世界観、魅力的なキャラクター、生活してる人の会話など、とても丁寧に作られております。
■グラフィック
今時珍しいドット絵で、CGをあまり使っていません。特に綺麗というわけではありませんが、味のある昔ながらのゲームといった感じで好きな人にはたまらないと思います。
■サウンド
メーカーがこだわるだけあって、とてもいいと思います。耳に残るようなインパクトのあるものは少ないですが、場面場面で心地よく雰囲気に合ったものになっていると思います。
■熱中度
本筋のストーリー以外にもサブクエストや、やり込み要素、町の人たちとの会話が毎回変わるので、全部堪能しようと思えばかなりの時間が必要になります。
派手さはないですが、続きが気になるストーリーになっているので、この世界観にハマった人は熱中できると思います。
■満足感
クリア後も2週目やアイテムコンプ、実績、隠しクエストなどやれることが多いので、すべてやりつくそうと思うとかなりの時間が必要になります。
普通にクリアするだけでも結構なプレイ時間になるので、ボリュームは十分だと思います。
■快適さ
町でのショートカットや、バスでの移動など、前シリーズ「空の軌跡」から比べるとかなり移動が快適になっています。
ゲーム自体のロードも気になることはありませんでした。
■難易度
これはプレイヤーで選択できるので問題ないと思います。
EASYにしてもHARDにしてもストーリーやイベント、アイテムでの違いはないので時間がない人はEASYでサクッとやれます。
BAD/REQUEST
・新主人公、新しい町が舞台なのにストーリーは結局「空の軌跡」シリーズの続編。
「空の軌跡」3部作をプレイしていないと理解できない部分があまりにも多すぎる。
親切丁寧にゲームつくりをしてきた会社なのに、新規ユーザーお断りといった感じがちょっと残念。
・伏線を張りすぎて、最後までほとんど回収できていないわかりづらいストーリー作り
魅力あるキャラをたくさん出すのはいいけど、みんな何か隠された理由を持ってるはずなのに
本編では一切触れられない点。「空の軌跡」でもまだまだ解明されてない謎がたくさんあるのに、
もっと増やしてごちゃごちゃにして大丈夫なんだろうか?
小出しにしてシリーズをずっと続けることもいいとは思うのですが、できればこの一本で気になる謎はちゃんと解明してもらいたかったです。
いつまでも続編続編で引っ張るのは止めたほうがいいんじゃないかな?
・やっぱり移動、会話が面倒
今回町でのショートカットや、バスでの移動でだいぶ楽になったんですが、やっぱり面倒です。
他のRPGだったら魔法一発でワープできるところを、わざわざ歩かせますw
ダンジョンの帰りも何のイベントもないのに歩いて帰りますw
主人公たちの会話も回りくどいものが多く、テキスト量が膨大で読むだけでも時間がかかります。
というか、わざわざ歩かせたり長いセリフだらだら読ませたりで、無駄にプレイ時間を引き延ばしているような気がします。
COMMENT
前作「空の軌跡」3部作クリア済み。
悪いところも書きましたが、何だかんだでいつもの軌跡シリーズと同じで安心して楽しくプレイできました。この安定感は流石ですね。
ただ、やっぱりストーリーに関してはお世辞にもいいとは思えませんでした。
続編が出るようなので、それですべて気になる謎が解明できたらと期待しています。
オーソドックスなRPGが好きな人にはお勧めできますが、「空の軌跡」3部作をやってからじゃないとちゃんと楽しめないと思います。
個人的には今回の主人公は優等生過ぎてあまり好きになれなかったなーw
Amazonレビュー
レビュー者: ゴレモス レビュー日: 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
PSP版「空の軌跡」FC、SC、3rd全てプレイ&クリア済み。
そのため前作までと比較しながらの評価となることをお許しください。
●キャラ
とにかくキャラが良い!主人公達も彼らをとりまく人たちも。
今回は最初から最後まで特務支援課メンバー4人が固定なので愛着がわきますね。
個性は強くても「コイツはちょっと使いたくないな……」というエキセントリックな言動行動のキャラではないのは好印象。
能力、性格、役割的に非常にバランスが良くて安心して見ていられる。
特に主人公のロイドが良いです。熱血だけど頭が良くて穏やかで、誰にでも誠実に接する。
あと、目上の人や依頼人には基本的に敬語なのも良かった!
コイツの言うことなら大丈夫だろうという説得力がありましたね。
前作のエステルはフランクを通り越して無礼の粋にまで達していたので、発言するたびにハラハラしてましたからね。
正直主人公だから持ち上げられてるってだけじゃないの?という根拠の薄い展開もあったりしたので。
最初は誰にも期待されていなかったけれども、地道に前向きに着実に実績を重ねて周囲の信頼を勝ち得ていく特務支援課のメンバー。
それぞれ相当辛い過去を持っていても、今はクロスベルのために仲良く頑張っている姿は見ていて微笑ましいし、応援したくなるし、時々涙腺を刺激させられたりします。
●オリジナリティー→3
目新しいシステムは特にないです。
システムは「空の軌跡」シリーズと大体同じですね。
前作までを経験している方はすんなり入れると思います。
クオーツの属性値の考え方は初心者はちょっと戸惑うかもしれないですね。
バトルではいっせいにたたみかけたりとかコンビクラフトが使えたりとかは楽しかったなあ。
ここだ!という時に発動させると気持ちいいんですよね。
●グラフィックス→4
ちまちましたドットキャラですが、それが実に細かく動きます。
各キャラの持ち物や部屋はそれぞれの性格をよく現したデザインになっているのが良いですね。
背景もとても丁寧に描きこまれています。
発展途上のクロスベルを代表する近代建築も良いですが、自然描写、特に水の表現が非常に美しいと感じました。
水面の波紋の広がりや滝の飛沫などは本当に綺麗で、釣りをするのがとても楽しみでした。
●サウンド→3
個人的に軌跡シリーズ楽曲最高峰は3rdだと思っています。
そんなにぶっ飛ばして大丈夫かと心配になるくらい素晴らしい曲が目白押しでした。
それと比べると今作は残念ながらパワーダウンした感じがしましたね。
通常戦闘の曲が印象が薄くて、かなり後になるまで覚えられないくらいでした。
しかし終盤に近づくにつれて気持ちを奮い立たせるようなカッコイイ曲が増えてきますね。
特にラスダン辺りのバトル曲、フィールド曲は熱くて素晴らしい!
あとキャラクターのボイスですかね。
フルボイスではないんですが非常にこだわりが見られます。
誰が最初に一斉攻撃を発動させたか、料理が成功・失敗したとき、ある特定のクラフトを覚えたときなど全部台詞が違うから聴いていて楽しい。
手間がかかるのはわかっているのですが全部試してみたりして。
●熱中度→4
レシピ集め、本集め、釣り、支援要請、戦闘手帳など。
やりこみ要素はたくさんあります。
ただ大半がその章での期間限定のものなので、最初にストーリーを追ってあとからゆっくりそれらに手をつけようという方には向いていないですね。
前作同様、街の人との会話も楽しい。
少しシナリオに進展があると台詞がちゃんと変わるんですね。
少々面倒ですが頑張って出来るだけ回ってました。それによって新しい要請が受けられたりしますからね。
特務支援課が遊撃士がライバルという設定なので、到底警察の仕事じゃないような要請をされても「まあ仕方ないか」と納得出来る(笑)。
また、そうした要請を通して依頼人の人生が垣間見られるだけでなく、クロスベルの置かれた事情や文化などを知ることができます。
こなせばこなすほどクロスベルという土地に愛着が湧いてくるという仕組みなのはさすが!
●満足感→3
お話には引きこまれたし、キャラも魅力的だったし楽しかったのは事実。
が、前作で示された謎は触れられないばかりか、新たな謎まで増えたので消化不良な感じはしますね。
前作までのFC・SCという売り方のこともあるし、クロスベルという複雑な事情を抱えた地域が今作だけで語りきれるとは到底思えなかったんで覚悟はしてましたからそう戸惑いもしませんでしたが。
ヨシュアとエステルの物語に一つの決着がついたのは前作からのファンとしてはとても良かった。
●快適さ→4
前作もそうですが、わからないことは警察手帳を見れば大概解説があるし、ストーリーもちゃんと書かれているので次何をするんだっけ?ということに陥りにくいのは素晴らしい。
前作と違って移動が楽になりましたね。
街中はショートカット機能が使えるし、街の外であればバスが使えますしね。
また街道の移動中にうろついている敵シンボルを奇襲して予め倒しておくこともできるのはGOOD。
●難易度→1
最初から難易度を選べます!
私はストーリーを楽しみたい&時間がないのでイージーにしました。
おかげで一回も全滅はなかったですね。
BAD/REQUEST
●マップ上の敵シンボルを完全回避する方法がない
前作までにあったマップ上で敵シンボルに気付かれずに移動できるクオーツがなくなっていたようですね。
マップ上の敵シンボルに奇襲をかけること、またその場で戦わずに倒してしまうこともできるし、ある程度レベルがあがれば敵の方で避けてくれるわけですが、
変な方向に避けられると4人目のメンバーにぶちあたって結局戦闘開始……なんてことがよくありました。
常に敵を意識していなくてはならないというのは微妙にイライラします。
あの便利クオーツ、復活しないですかねえ。
●演出カット実装が中途半端
Sクラフトは演出カットできるのに一斉攻撃や上位魔法発動なんかはできない。
結構長いんですよね、あれら。
●料理は基本的にレシピ入手でしか覚えない
前作だと食べればその場でレシピも覚えるので回復もできるし、料理手帳も埋められるしで作ってて楽しかったんですけどね。
バトル中であろうとピコーン!とレシピを閃く演出は料理道まっしぐらって感じで好きだったのに……。
あと店で食材買うとき、作れる料理は表示されるが1つ作るときに何個使うかが表示されないんですよ。
なのでとりあえず大量に買ってましたね。
これは確か前作もそうだった気がしますね。画面のスペースから言って難しいのかもしれませんが。
●ロイドの推理が飛躍しすぎる
警察官が主人公なので時々推理シーンが入り、選択肢が表示されるのですが結構イキナリです。
何でそういう推理をするに至ったか過程の描写が少ないからわかりづらかったし、例え正解を選んでもスッキリしなかった。
●ストーリーが盛り上がりに欠ける&ご都合&強引
全体的に何となく地味でしたねえ。
お祭やらテーマパークやら楽しそうなものがたくさんあるのにあんまりちゃんと見られない。
警察が裏方の仕事である以上仕方ないかもですが……。
結構ご都合な展開があって、ピンチになると必ず誰か助けに来てくれる(笑)。
今度は誰が来てくれるんだよって最終的には予想までしてしまったりして。
終盤になってやっと盛り上がったかと思ったら強引にオチつけちゃったし。
宿敵とも呼べるような相手は皆自滅っぽいし。
続編が決まっている以上あんまり大々的に盛り上がれないってことかもしれないですが。
あとは前作のキャラが結構絡んできます。
一応解説はちょこちょこ入りますが新規の方には決して親切ではないなと感じました。
やはり3rdまで全部プレイしておくことをオススメします。
COMMENT
PSP2000使用、イージーモードで1周クリア済み。プレイ時間はかなり丁寧にやったので80時間くらい。
ギリギリファンタジーだった前作と比べると今作は文化がかなり現代的になっています。
この世界観になじめるかどうかかなり心配でしたが、杞憂でしたね。
前作をやっていて感動したのは、キャラ・ストーリー・音楽・クエスト……全ての要素がきちんと絡み合ってそのゲームの世界をよりリアルに魅力的に見せているということでした。
(やりこみ要素と称して世界観から完全に浮いたクエストなんかが大量にあるゲームを知っているので余計にそう思う。)
その丁寧な作りは零の軌跡も同じで、そのためにすんなりとクロスベルという世界に馴染むことが出来たのでしょう。
続編ではロイドたちがどんな風に活躍してくれるのか?
前作からひっぱられまくった謎は全て解決するのか?
非常に楽しみです。
最後に。
特務支援課最高!!