ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
12pt
GOOD!
■グラフィック
これは7に比べ順当に進歩していると思います。戦闘中だけでなくフィールドを歩いているときもちゃんと同じ頭身だったし・・・・
が、フィールド上では見づらかったりするところがあり、例えばどこが出入り口か迷ったり、あげくの果てに背景とユニットが一体化して見えたりもしますので減点。
BAD/REQUEST
■オリジナリティー(及び熱中度、満足感)
あまりにもつまらないシナリオ、これに尽きる
?カッコ良く見せようとガーディアンフォース(GF)、魔女、宇宙、時間圧縮など響きもカッコ良く聞こえるSFで使い古された様なネタを持ってこようとしているのがありありと分かる。
恐らく、制作者が当時のタイタニックやアルマゲドンといった洋画に触発されたのだろう。
?SF的世界の中での『愛』をテーマにした話でしたよね。今回は。
無口・無愛想・無表情な主人公とお気楽なヒロインの愛・・・・これは愛ではなく、恋ではないのかと疑ってしまいます。父親と父親がその昔好きだった女性の娘と恋に落ちる・・・・典型的な三流ラブストーリーの世界です。
勿論恋愛には過程があって、一目惚れ以外で惚れたなら徐々に好きになっていくのが当たり前だと思うのです。その過程が一切省かれ恋愛に発展するなんて、やはりストーリー上おかしいと言わざるを得ない。
現実に近付けたいならば、そういう細かいところも必要なのではないか。
?他の展開についても、中盤のとある時点を例に挙げると工場、ミサイル基地といった濃厚でありがちで、口をあけながらプレイする場所の羅列が続いていた。
7は、最初から工場で、途中ミサイル基地も通過するが、それはそれでいてまたキャラが仲間になるなどの要素も豊富であった、しかし今回はミサイルを飛ばすのを阻止する、ただそれだけ。進行ばかりで、考えさせられる要素が1割にも及ばなかった。
?気に入らない点ならまだまだある、脇役のキャラにも甚だ薄みを感じた。
それは主人公、ヒロインの二人の会話が続く、周りのキャラはそれをただ支援、司るだけ、皆孤児院出身者という強引なシナリオにはさすがに完敗したが、やはりそこに一番怒りを覚えた。
それはなぜかというと私の目に見えたのは、「皆の目的は一緒ですよ一致団結しましょう」という仮定であった、これによってキャラ毎のイベント数が少なく、それぞれの目的、行き場所を割愛した流れ。よってEDは主人公、ヒロイン中心で他のパーティーはハッピーエンドでしたよっ、といったお粗末な終結。
■熱中度及び快適さ
8単品で見るならシナリオなんてまだ、非常に悪い程度だが今作の戦闘はどう考えてもおかしい。
?自分のレベルがあがると相手のレベルが上がるというシステム、それなりの調和がとれていたらまだしも全くバランスが取れてない。
原因の一つは相手の能力値に限界がないことだろう。例えば自分のレベルが50だとして、ちょうどHPが9999になったら、そこで自分のHPは頭打ちとなる、しかし問題の相手のHPは自分のHPが上限になっても増え続けます、つまりレベルを上げないほうがいいということ。
?GFはまぁ、応援をしまくって威力を上げれば使えるけど演出が鬱陶しいし、召喚しないただの弾よけに成り下がってしまった。オーラ掛けて特殊技しまくった方がよっぽど効率的。
?魔法弱すぎ。ジャンクションシステムが魔法を駄目にしてる。
?武器は改造しないと強くならないので、宝箱を空ける楽しみがなくなってしまった。
?突拍子もないミニゲームばかりで、カードに本気になると話の途中で足止めを喰らう。終盤になると街に入れない。
COMMENT
■満足感
FF7以降のスクウェアによくあるグラフィックだけの作品。
SF映画を見ながら描いたであろう安っぽいメロドラマで、ストーリーは漫画の「BoysBe」レベルだ。小学生でもくだらないと思うだろう。
GF&ジャンクションシステムは単調すぎる、ただ能力覚えるだけ。ドローは面倒くさすぎる。プレイヤーをはまりにくくさせる。
以上のように、シナリオも戦闘も楽しめない超駄作。特にシナリオも気にする人にはプレイすることが苦痛なはず。
アーカイブスの1500ポイントでも買って損した気分にさせられた。
Amazonレビュー
レビュー者: あまかみ レビュー日: 2011-11-04リノアが不評ですが、サイファーに対する感情がまだ憧れにしか過ぎなかったこと、スコールを本当に好きになったこと、またスコールがリノアに出会い彼女をどうして好きになったのか、というのはとても納得がいきます。クセのある子ではありますが、キャラ自体はとても丁寧に描かれているので主人公と彼女を好きになれると楽しいゲームですよ。そこが難しいのかも知れませんが。スコールはグラフィックだとクールなイケメンですが、まだまだ子供なんですよね。でもそこに甘えようとはしないストイックさもある。幼いなりに一生懸命な少年少女たちの冒険が微笑ましく胸に迫る作品です。シナリオは右往左往(二転三転というよりは)しつつ最終的に「スコールとリノアの物語」に終始してしまうので、相当クセのあるこの二人を好きになれるかがキモなのかも。スコールに感情移入できるかどうかでかなりのプレイヤーがふるいに掛けられるし、そこを抜けても「さらわれたリノアを助けたい!」と思えるかどうかで作品の評価が決まってしまう気がする。かといって、大手メーカー特有の「もったいぶり」でプレイ前に登場人物のイメージを知る手段が公式で用意されているわけでもない。ちゃんとキャラを把握してプレイに望むのはハードルが高いなあ。
RPGゲームとしてはかなり冒険していると思います。キャラ育成方針の時点で難易度がガラリと変わるほど。難しいと思う人は精製とカード変化のシステムを意識してみて下さい。何でこれを大々的に宣伝しなかったの!?と思うぐらい便利です。教室のコンピューターを活用すればそんなに難しいゲームじゃないのですが、そんなの誰も見ないよね……。これらに着目しているファンサイトさんには脱帽です。
総評として、シナリオもキャラもシステムも「有名タイトルだし、無難に遊べてそこそこ面白いんでしょ?」ってイメージとは対極。最低限事前にアルティマニアぐらいは読んでおいたほうがいい。
自分は歳を取ってから買ったせいか、スコールもリノアも可愛くて仕方がないんですよね。ああまだ子供なのにみんな頑張ってるよなあ、と微笑ましく見て応援してしまう。けれども逆に、あの頃リアルタイムでプレイしたら「もっと自分ならうまくやれるのに」ってイライラしたと思うので、ダメな人の気持ちもわかるんだよなあ。ストーリーの荒唐無稽さが目に付くのは等身が高いせいだと思うのですが。10代のみっともないところがファンタジーの中妙にリアルで、どちらかというと年齢を重ねた人がプレイしたほうが楽しめる作品かも知れません。
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GOOD!
【ジャンクション・システム】
自由度が高く、それでいて大味。
やり方によっては、レベルアップによる成長とは比べ物にならないくらい
一気にステータスを上げる事が可能となっている。
ただし、ゲーム中の説明が不十分であり、理解するまでがなかなか大変。
【世界観】
FF7よりもさらに現代風となっており、ファンタジー色は薄い。
それでも、服装などを除けばFFらしいファンタジー要素を
上手く取り入れた現代風に仕上げていると思う。
【映像】
とにかく凄いの一言。ハードや発売年を感じさせないほど、素晴らしい出来。
背景も然ることながら、キャラクターの動きや表情が非常にリアルだった。
特にEDの演出が素晴らしく、後述する不満点を忘れさせてくれるほど感動的だった。
【音楽】
主題歌を始め、BGM等は素晴らしかった。
高クオリティな映像を更に盛り上げている。
BAD/REQUEST
【キャラクター】
主要キャラクターは全員が十代であり、年相応の不器用で軽率な行動が目立つ。
意図的ではあると思うが、かなり王道を外している。
ハッキリ言って終盤までは感情移入できるキャラがいない。
【ストーリー】
展開自体は面白いが、いかんせん説明不足なところが多く、
攻略本等の外部情報なしに理解するのが難しい。
いろんな考察が出来てしまうようにしているところも個人的にはマイナス。
COMMENT
個人的には面白かった。
FF7に続いてプレイしたが、同じかそれ以上に楽しめた。
ある程度、作品の方向性や評価は情報として入れていたので、大きく期待はしていなかった。
プレイ前の注目点としては、FF7に続いて現代風をどう上手くやるかというところだったが、
そこは上手くクリアしていたように思う。
好意的なサプライズはシステム面。
特にジャンクションシステムは、FF7のマテリアシステムのような自由度を保ちつつ
一気にステータスを上げられるという大味な面も兼ね備えており、
従来のレベルアップ制とは一味違っていて楽しめた。
一方で、キャラクターやストーリーは戸惑う所が多かった。
ハリウッド映画的なものを目指して作られた感じは伝わってきたし、展開自体は面白かったが、
もう少しキャラクターがどうにかならなかったのかとは思う。
ただ、EDは素晴らしく、個人的にはそれまでの苦労に見合うものだった。
それがなければ、評価はもっと低かったと思う。
総じて、ストーリーよりもシステム面が印象に残り、楽しめるゲーム。
いろいろ実験的で、独特・異色なのは間違いないため、新しさを求める人にとっては
これどほどピッタリな作品はないと思う。