ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
81pt
GOOD!
・本編より(?)ハマる、カードゲーム(収集目的での遊びを終えても、アイテムに変化させて戦闘を有利に進められる)※カードゲームへの熱中度が高かったので、熱中度は特別点の5にしました
・自分次第で強くなれる、ジャンクションシステム(ただ、一見さんお断りというか、チュートリアルでシステムをきちんと理解する必要がある。これは説明書を読まずに手軽に(?)遊びたいような人には、向かないであろう)
・学内端末から見える、定期的に更新される学内専用ページなどの細かい遊び(スマホや携帯が普及した2000年代以降なら珍しくないだろうが、当時のソフトとしては新鮮な試みなのでは)
・「これがPSソフト?」と驚くほど美麗なグラフィックとムービー、FFの中でもトップクラスにくるのではないかと思える音楽
・映画のような演出(ムービーを含め、1枚絵を背景に歩く点など)
・近未来・現代風の世界観(これも、FFらしくないと批判される原因の1つなのだろうが)
・主要キャラが人間だけというファンタジー要素の少なさ(FFとして見れば、マイナスポイントになるのだろうな…)
BAD/REQUEST
・飛行艇が手に入るまでの移動手段である、ある乗り物が扱いづらい(高低差の影響で自由に進めない)
・本編ではなくチュートリアル内で設定を解説しているところ
・同じく、終盤において台詞で物語を解説させる場面が目立った(これはクロノクロスでも感じたことであるが…)
・ラスダンがあまりにも不親切、ラスボス戦も不親切(参加パーティがランダム)
COMMENT
プレイしているというより、「見ている」という感覚が強い作品だと思う。ストーリーもキャラに感情移入して楽しむタイプではないし、演出も「見せる」ことを強く意識しているので。
自分で「自由に冒険したい」というタイプの人には向かない。
ある程度一歩引いてプレイするタイプの人で、難解なシステムに抵抗が無ければ素直にオススメできる。
あと、ファンタジー要素の少ないリアルな(現代風な)RPGをプレイしたい人とか(FFのターゲットではないと思うが…)
アンチがいるからか(?)酷評されることの多い今作だが、作品単体として見れば佳作~良作の出来であり、決して楽しめないわけではない。
ただ、FFシリーズとして見た場合、認められない理由も理解できる。Goodの項目に書いた点でも、FFとして見ればマイナスになりかねないことが何点か。
10数年前、小学生の頃にプレイし、ラスボスが倒せずにアルティマニアを買ってエンディングの内容を知った(!)思い出がある身としては、子どもの頃に果たせなかったクリアができたので満足(笑)
ストーリーは当時より楽しめたし、「後にプレイしたFF9より印象に残ってるけど世間的には駄作扱いされてるから思い出補正なのかな?」と思っていた疑問も解消された。
何より、当時はプレイしなかったカードゲームにハマり、それだけで充分楽しめたので。
合わない人もいるようだが、このランクは少し極端かな…
FFシリーズじゃなければ、ここまで酷評されなかったのかも?(あと、難解なシステムが問題か…)
「レベルを上げなくても戦略(ジャンクション)次第でクリアできる」という点に魅力を感じる人には、オススメ。RPGは戦ってこそ!自由に冒険してこそ!というタイプの人には勧められない。
Amazonレビュー
レビュー者: あまかみ レビュー日: 2011-11-04リノアが不評ですが、サイファーに対する感情がまだ憧れにしか過ぎなかったこと、スコールを本当に好きになったこと、またスコールがリノアに出会い彼女をどうして好きになったのか、というのはとても納得がいきます。クセのある子ではありますが、キャラ自体はとても丁寧に描かれているので主人公と彼女を好きになれると楽しいゲームですよ。そこが難しいのかも知れませんが。スコールはグラフィックだとクールなイケメンですが、まだまだ子供なんですよね。でもそこに甘えようとはしないストイックさもある。幼いなりに一生懸命な少年少女たちの冒険が微笑ましく胸に迫る作品です。シナリオは右往左往(二転三転というよりは)しつつ最終的に「スコールとリノアの物語」に終始してしまうので、相当クセのあるこの二人を好きになれるかがキモなのかも。スコールに感情移入できるかどうかでかなりのプレイヤーがふるいに掛けられるし、そこを抜けても「さらわれたリノアを助けたい!」と思えるかどうかで作品の評価が決まってしまう気がする。かといって、大手メーカー特有の「もったいぶり」でプレイ前に登場人物のイメージを知る手段が公式で用意されているわけでもない。ちゃんとキャラを把握してプレイに望むのはハードルが高いなあ。
RPGゲームとしてはかなり冒険していると思います。キャラ育成方針の時点で難易度がガラリと変わるほど。難しいと思う人は精製とカード変化のシステムを意識してみて下さい。何でこれを大々的に宣伝しなかったの!?と思うぐらい便利です。教室のコンピューターを活用すればそんなに難しいゲームじゃないのですが、そんなの誰も見ないよね……。これらに着目しているファンサイトさんには脱帽です。
総評として、シナリオもキャラもシステムも「有名タイトルだし、無難に遊べてそこそこ面白いんでしょ?」ってイメージとは対極。最低限事前にアルティマニアぐらいは読んでおいたほうがいい。
自分は歳を取ってから買ったせいか、スコールもリノアも可愛くて仕方がないんですよね。ああまだ子供なのにみんな頑張ってるよなあ、と微笑ましく見て応援してしまう。けれども逆に、あの頃リアルタイムでプレイしたら「もっと自分ならうまくやれるのに」ってイライラしたと思うので、ダメな人の気持ちもわかるんだよなあ。ストーリーの荒唐無稽さが目に付くのは等身が高いせいだと思うのですが。10代のみっともないところがファンタジーの中妙にリアルで、どちらかというと年齢を重ねた人がプレイしたほうが楽しめる作品かも知れません。
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GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホックモード時:2?4人) ■ アペンド版:2,100円
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GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
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ファンタシースターポータブル
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ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
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DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
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タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
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テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2
■ ジャンル:君のためのRPG ■ プレイ人数:1人
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■発売日:2009-01-29
GOOD!
・当時では最高峰のグラフィック。CGに至っては今の一部のPS3ゲームにも劣っていません
・キャラクターの魅力。個人的にFFで一番良いと思います。FF7やFF10のようなユーザーやオタクに媚びたデザインやキャラでもないし、個性がすごいです。ゼルとかサイファーとか見てて面白いです。そして主人公のスコールはクールっぽく見えて心の中でツっ込んだりしてるのでこれまた面白いです。これがクラウドみたいな単なる根暗キャラやティーダのような中身の無いチャラ男だったら途中で投げてたと思います。
・ポリゴングラフィックがリアルタイプになった。
7のあの中途半端なものから、バイオハザードのような感じになり、カッコよくなりました。カメラが近づいたら変な感じになりますけど(笑)
・何より「エンカウントなし」というアビリティーがあること。
FF7の「てきよけ」とか詐欺に近いものとは違って、完全にエンカウントしなくなります。
ストーリーだけを楽しみたいという人には最高です。好きな時にバトル出来て、ウザかったらエンカウント無し・・といった風にその時の気分で進められます。
・ジャンクションシステムの面白さ。最初はわけがわかりませんでしたが、慣れれば最初から強く出来たり、また制限をつけたりといろいろなプレイの仕方があります。
・飛空挺の自動操縦システム。マップを開いて、行きたい場所を選択すれば勝手に行ってくれます。なので、「どのあたりだったか・・」と迷う事は無いです。楽だし。
・技のエフェクト。どれもPSのグラフィックを最大限に引き出してかなりカッコイイ演出になってます。技によっては長くてイライラするものもありますが、エンドオブハート、ウィッシュスター、俺式ファイナルヘブン等は爽快そのものです。
・地味に面白いカードゲーム。コレクション要素もあり、またハマるとやり続けてしまう中毒性があります。
・耳に残る音楽。臨場感あふれるものや、癒されるものまで流石FFといった感じです。このゲームは嫌いでも音楽は好きという方がいらっしゃるので、聞いて損はないと思います。
BAD/REQUEST
・仲間キャラの名前が変えられない事。今までのFFで出来ていた事が出来ないのは不満です。しかも9ではまた全員出来るように戻ったし・・。
・ロード時間がそこそこある。まぁ「標準」にしなければいいだけですけどね(笑)
・他の方が書かれているとおり、一部の内容が攻略本等を読まないと消化できない。攻略本などの設定を読んだ今なら理解できるところも、当時はちんぷんかんぷんでした。
・ヒロインのリノアが多分うざいです。私は好きですけど人によっては受け付けられないと思います。
COMMENT
7までのファンタジーらしさを綺麗に取り除いた「どちらかと言えば一般人向けのFF」。そのせいかオタクやゲーマーに批判されますが、私は普通に面白いと思いますし、当時は恋愛要素の入ったFFってのも新鮮でした。アーカイブスだと1500円とかなり高価ですが、手軽に出来るのでプレイした事のない人は是非。
<個人的対象>
13?18歳向け
(何か自分と似てるトコがあるキャラクターがいるかもしれないし、年齢的にも身近に感じられるかもしれません。)
女性向け
(男の人だとスコールは受け付けられないんじゃないかな・・いろんな意味で(苦笑)