ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 0pt | 1pt |
24pt
GOOD!
<見栄え的には7より改善>
無味乾燥なカクカクポリゴンだった7と比べたら見た目だけなら綺麗になっている
オープニングムービーと挿入歌、エンディングムービーとかの演出
特に草原から羽が舞い上がって流れる挿入歌のシーン単体なら名シーンだと思いますよ。指輪をはめるところも。
その分、7よりはグラフィックスや音楽に加点。
センスや整合性は相変わらず感じさせないのでこれ以上は付けられませんが。
BAD/REQUEST
<一言でいうと前作7よりも更に酷くなった要素>
・7以上にゲームの雰囲気やストーリー性を大切にしていないゲーム。大統領ってあーたー・・・・これは女神転生じゃないだろう?最悪。
(以下、快適性に「0」を付けた理由)
・ストーリーが同じことの繰り返し。しかも指令を出されて、その通りにやれという・・・まるで擬似サラリーマンのようなことを何度もやらされる。もちろんイベント終了後にSEEDレベルという形で評価される。
・ゲームバランスを全く考えていないGFシステム。レベルが低かろうが高かろうが強さには関係ありません。レベルなんて概念いらないんじゃない?
・面倒くさいドローシステム。一気に10、20個くらいドローさせてくれ。面倒くさすぎる。
・操作性も7より更に悪化、フラグ立てとかのボタン操作等は最悪。
<チンプンカンプン>
・魔女が何なのか攻略本を読まないと理解しにくい部分がある上、なぜ女性にとりつくのか時間圧縮を目論むのか等、消化不良。まさに専門用語の海のようなもの。
専門用語にはキッチリとした描写、説明がないとチンプンカンプンで何言ってるのか分からない最悪な印象しか残らない。
(ちなみに、反省の色も無くFF13で同じことを繰り返している)
・主人公たるスコールもクールで無愛想に振舞っておきながら突然我がままなヒロインとの愛に目覚め、後半は破廉恥な恋愛行為を見せつけられる。
COMMENT
ついにただのギャルゲーに染まり、FF不信を植えつけてしまったFFシリーズ。
まあ俺から言わせればFF7での紛い物ぶりの化けの皮が8ではがれただけなのでそこはある意味評価します。
主人公とヒロインは気持ち悪いぐらい痛い上にそれ以外全く目立たない。
特に実機でいうDISC3にあたる宇宙イベントは改めてプレイしても吐き気がした。
システムはサガみたいにレベル性で敵が強くなる要素が全く無意味。
ドローはもはや論外で、酌量の余地なしの一言に尽きる。
俺から言わせて貰えば、「ファイナルファンタジー」なる作品はFF6までで終了だろう。
このFF8に限らず前作に当たるFF7から13に至るまで言える事だが、プレイステーションにリリースしたFFはFCやSFCで登場したFFと違い、独自性と発展性がみられない。
みんな同じようなキャラにデザインに中身のないストーリー。それで奇をてらって一部の層を狙った商品を作るなど最悪としか言えない発想だ。
Amazonレビュー
レビュー者: あまかみ レビュー日: 2011-11-04リノアが不評ですが、サイファーに対する感情がまだ憧れにしか過ぎなかったこと、スコールを本当に好きになったこと、またスコールがリノアに出会い彼女をどうして好きになったのか、というのはとても納得がいきます。クセのある子ではありますが、キャラ自体はとても丁寧に描かれているので主人公と彼女を好きになれると楽しいゲームですよ。そこが難しいのかも知れませんが。スコールはグラフィックだとクールなイケメンですが、まだまだ子供なんですよね。でもそこに甘えようとはしないストイックさもある。幼いなりに一生懸命な少年少女たちの冒険が微笑ましく胸に迫る作品です。シナリオは右往左往(二転三転というよりは)しつつ最終的に「スコールとリノアの物語」に終始してしまうので、相当クセのあるこの二人を好きになれるかがキモなのかも。スコールに感情移入できるかどうかでかなりのプレイヤーがふるいに掛けられるし、そこを抜けても「さらわれたリノアを助けたい!」と思えるかどうかで作品の評価が決まってしまう気がする。かといって、大手メーカー特有の「もったいぶり」でプレイ前に登場人物のイメージを知る手段が公式で用意されているわけでもない。ちゃんとキャラを把握してプレイに望むのはハードルが高いなあ。
RPGゲームとしてはかなり冒険していると思います。キャラ育成方針の時点で難易度がガラリと変わるほど。難しいと思う人は精製とカード変化のシステムを意識してみて下さい。何でこれを大々的に宣伝しなかったの!?と思うぐらい便利です。教室のコンピューターを活用すればそんなに難しいゲームじゃないのですが、そんなの誰も見ないよね……。これらに着目しているファンサイトさんには脱帽です。
総評として、シナリオもキャラもシステムも「有名タイトルだし、無難に遊べてそこそこ面白いんでしょ?」ってイメージとは対極。最低限事前にアルティマニアぐらいは読んでおいたほうがいい。
自分は歳を取ってから買ったせいか、スコールもリノアも可愛くて仕方がないんですよね。ああまだ子供なのにみんな頑張ってるよなあ、と微笑ましく見て応援してしまう。けれども逆に、あの頃リアルタイムでプレイしたら「もっと自分ならうまくやれるのに」ってイライラしたと思うので、ダメな人の気持ちもわかるんだよなあ。ストーリーの荒唐無稽さが目に付くのは等身が高いせいだと思うのですが。10代のみっともないところがファンタジーの中妙にリアルで、どちらかというと年齢を重ねた人がプレイしたほうが楽しめる作品かも知れません。
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テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2
■ ジャンル:君のためのRPG ■ プレイ人数:1人
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GOOD!
今回のFFVIIIは学園モノのノリであること、ジャンクションに代表される独自のシステム、良くも悪くもまさにオリジナリティー満載。
実際に、物語の描き方においても以下の様な特徴がありこの点は褒められるべき
・パーティーメンバーが誰も死なないこと。これまで自己犠牲等やその他諸々による主要キャラの死亡は前作7を代表的にFFの様式美とされていた。
7の時に言われた「死なせて泣きをとる物語より生きていくのを描く物語を作る方がずっとむずかしい」の批判を持ってくれば納得すると思う。
・キャラの描きかた。前作の主人公であるクラウドは昔のシリアスアニメの主人公みたいで、エアリスも(一生忘れられないキャラですが)今時じゃあない。
それにくらべると8の主人公スコールは「新しい」。今を生きている若者に近いのでは。例えば「黒くなれ!」ってやりますよね。みんなにいろいろいわれて、煮詰まっちゃって、「黒くなれ!」。FFの主人公らしくなくて笑っちゃいましたが、けっこう若者の心情に迫っているように思います。
リノアにしても、ああいう本質はまじめだけど、どこか危なっかしい女性はけっこういそうだし(あくまでであり、造形が出来ているかどうかは別)。サイファーも、ああいうなにかいつも自分に対して苛立っている若者はありがち。
BAD/REQUEST
実はキャラのフィールドポリゴンは酷いです、無理やり8頭身を保たずに7のようにSDキャラにすればよかったのにと思います。
キャラクターと言うかストーリーに魅力をまったく感じませんでした。
現代風の始まり方なのに召喚獣や魔女と言うファンタジー展開、と思ったら宇宙へ出てしまうSF展開。統一感が無さ過ぎてちっとも盛り上がりませんでした。
この作品のテーマがたしか「愛」だったと思うんですが、この「愛」はこの作品にマイナス面しかもたらしませんでした。
たとえば、主人公であるスコールはその外見もあり、序盤の無口だった頃は結構カッコ良く見えたんですが・・・後半はヒロイン・リノアに色ボケし、ただの情けない色男に成り下がってしまいました。
そのリノアの言動もイタイことこの上ないですね。恥ずかしいどころじゃない発言・行動のオンパレードでした。
その他の登場キャラも言動が支離滅裂。キスティスは任務の途中で持ち場離れるし・・・ゼルは敵に襲われてる最中に指輪借りてるし・・・
ストーリーは思いつくまま適当に書いた物を修正しないで繋ぎ合わせたの?というくらいちぐはぐに感じました。何だったんでしょ。
シナリオも、「愛」に固執したためか後半唐突に破綻します。
特にルナティック・パンドラ出現あたりの早送り展開は酷いです。いや、エスタに着いたあたりからもう破綻し始めてるんですけどね。もうこの辺のストーリー展開はあらすじを読んでいるかのようです。
その内容もこじつけ&後付け甚だしい展開だったので、ここら辺になるともはやストーリーは気にせずエンディングまで機械的にプレイするしかないですね。
この作品がお好きな方には悪いですが、このストーリーの後に待つあのエンディングで感動するのはどう考えても無理でした。
ゲームシステムも完全に破綻
他のRPG作品でも、「MPが勿体無いからボス戦までは魔法を使わない」ということを考えることはありましたが、この作品のように「パラメーターが下がったら嫌だから魔法は使わない」というのはなんか違う気がします。
しかも当然ながら利用価値の高い魔法の方がパラメーター増加率が高いので、必然的に弱い魔法しか使わず、それだとあまり効果がないので結果魔法を使わなくなるという、「魔法」というものの存在理由からすると本末転倒な現象を引き起こしてしまいます。
そう考えるとこの「ドローシステム」はかなり間抜けなシステムですね。
それにこちらが強くなると敵が強くなるのはサガのパクリだし。サガより超?劣化してるしね。
FF7のボス達が軟らか過ぎると批判があって、それを踏まえてこういったシステムにしたのだろうけど、その結果として生まれたのはゲームバランスが木っ端微塵に吹き飛んだ戦闘システムであった。
戦闘自体もドローシステムのおかげで最悪にダルい。きちんとジャンクション(+○○%UP)していればHPは9999、パラメータ上昇量も100は軽く超えるのでキャラが無個性極まりない。
カスタマイズの無個性化については7でも散々批判されていただけにまるで反省していないと言える。横並びの能力のキャラが似たり寄ったりの特殊技という連続攻撃を出すだけの戦闘を誰が喜ぶのだろうか?攻撃の得意のキャラや苦手なキャラがいてこそのキャラクターではないのか?
ただ、ラスボスだけはそれなりに手強かったです。あの強さとタフさだけは弱敵揃いのPSのFFのなかで群を抜いていました。ある意味パターン読めば特殊技叩きこむだけの裏ボスのオメガウェポンより手強く感じます。
「こちらのレベルに合わせた敵の強さの変化」と合わせて考えると最速プレイの人のために作られたシステムと考えられなくもないですが、そもそもそドローするのに時間がかかるので最速プレイをするにしても支障をきたします。
せめて、ジャンクションアビリティーを「100コ装備するとHP+200%」というような感じにして、元のHPやパラメータ等が大きく影響するようなシステムにするだけで評価はかなり違うものとなっていただろうに。(そうすればレベルの有難味もモロにでてくる)
COMMENT
アーカイブス版プレイの今、当時よりはいくらか怒りも収まって冷静にレビューが出来そうかなという感想です。
はっきり言って全てが雑、と言う感じです。
オリジナリティーと音楽だけはそこそこ褒められる内容でしたが、それ以外があまりにもお粗末でした。熱中度と快適さについてはシナリオ、システム両方において良い悪い以前に破綻しているので評価外です。
「ファイナルファンタジー」の看板が泣いていますよ。
製作者の方が、「一生、手放せないソフトになると思います。」と言ってたそうですね。でも実際は、買ったものの、即効売った、という人をいろんなところで見ました・・・自分も裏ボスを倒した後、ためらいなく売ってしまいました・・・・。
たしかFFシリーズで最も売れた作品だったと思いますが、中古ゲームショップでの値下がり速度も当時稀に見るスピードだった記憶があります。
これで「もうこの会社のゲームは怖くて買えない」と思った人も多かったし、実際その次作でFFバブルの崩壊というべく百万本単位で落としたのをみても明らか。
たしかにこのゲームは一度クリアしたらそれで手放してしまって構いませんね。
一度クリアしただけではシナリオはわけがわかりませんが、どうせ破綻しているので何度クリアしようが理解度は変わらないでしょうし。
FFの良いところはコンスタントに作品を出し続けており、絶えず挑戦的なアイデアを提示している点で幸いFF8にはその長所は健在であったからこそ、以後裏切られ続けても自分は「次こそは」と期待させられ続けたんでしょうね・・・8以上にヒドい出来の10?2や12だってそうです。
自分は12までFFに長い付き合いでしたが(一応DS4と13もプレイしていますが)、正直、遅くとも10でFFは終っていたんじゃないかと思います。