ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 5pt | 3pt | 0pt | 0pt | 0pt | 2pt |
16pt
GOOD!
立体的なグラフィックの綺麗さ
各ムービーのシーンには気合が入っているのが改めて感じられ、中でもガーディアンフォース(つまり召喚)の演出は物凄くリアルで、映像美という観念ならシリーズ最高峰。
魔法をジャンクションするという発想を(敢えてオリジナリティー1点分)
ラグナというキャラクター
ラグナ編のBGM「The Man With The Machine Gun」
BAD/REQUEST
まず随所に繰り広げられる恋愛&ラブシーンにうんざり。
そんなにしてまで、くっついたり・はなれたりを見せたいか。
イタイ展開に、気分が悪くなる。作っていて、恥ずかしくなかったのかな。
大人には耐えられない、テンションが一気に下がる、寒くなるようなストーリー展開。
恋愛未経験者には、擬似恋愛を体験できて満足かもしれないが、「こんなシーンならプレイヤーの多くは満足」的な、製作者のコンタンが見え見えで、嫌になる。
何より、僕が今までのFFシリーズの大事なテーマであったと考える「自己の追求」が全くなくなってしまいました。
今までは「自分とは」という問いをキャラクターがし、その成長が見られたのに対し、今回はそれがありません。
よって、主人公のスコールは薄っぺらで、何を考えているかわかりません。
ヒロインにいつ惹かれたのかも謎です。
主人公とヒロインの絡みが退屈で長すぎて、早送りしたくなりました。
またヒロインのリノアは、口調をムリに今風にした感じで、その違和感に鳥肌が立ちます。
もちろん、彼女も非常に薄いです。
他のキャラクターもまるで存在感がなく、かろうじて登場しているといった印象を受けます。
それでもスコールよりラグナにゼルやアーヴァン、リノアよりセルフィにキスティスの方がまだ好感持てたのは僕だけ?
……(ネタバレにより削除しました)……
戦闘システムも無味乾燥、劣化の嵐。
魔法の種類は6や7に比べて激減、威力もヘボイ。攻撃魔法の存在価値はジャンクションとしてのみ。
特殊技は単にわざわざ瀕死にすると出し易いという煩わしさからしてまるで面白みを感じさせず7のリミット技より大幅劣化。
鬱陶しいだけのガーディアンフォース。
武器防具を替える喜びは無くなりキャラの成長をまるで実感出来ない。
ちなみに、ジャンクションに関してドローではなく精製が便利なようです。
たしかテント1つでケアルガ10個精製とか…
カード変化も便利のようです。
是ほどストレスばかり溜まり、爽快感の「そ」の字も見当たらないRPGは探すのが難しいと言える。
映画にゲームをつけたようなコンセプトなのかな、もはや。
ゲームのシステムについては、以後のFFを見ても進化をあきらめているような印象を受ける。
もしその様なコンセプトなら、どうせゲームのほうはおまけなのだから、もっと冒険・実験して欲しい。
でも、これだけビッグネームになると、冒険は、こわくてできないのだろう。
COMMENT
グラフィックやムービーばかりに拘り、シナリオやシステムには全く目を向けなかったようだ。
映像は確かに素晴らしい。
でも、これはゲームだ。
映像やムービー目当てなら、このゲームを買うまでもなく、ずっと安いコストで映画や本で満足できる。
僕はゲームをやりにきたのだ。
制作費のやたら高い学芸会を観に来たんじゃないぞと言いたい。
Amazonレビュー
レビュー者: あまかみ レビュー日: 2011-11-04リノアが不評ですが、サイファーに対する感情がまだ憧れにしか過ぎなかったこと、スコールを本当に好きになったこと、またスコールがリノアに出会い彼女をどうして好きになったのか、というのはとても納得がいきます。クセのある子ではありますが、キャラ自体はとても丁寧に描かれているので主人公と彼女を好きになれると楽しいゲームですよ。そこが難しいのかも知れませんが。スコールはグラフィックだとクールなイケメンですが、まだまだ子供なんですよね。でもそこに甘えようとはしないストイックさもある。幼いなりに一生懸命な少年少女たちの冒険が微笑ましく胸に迫る作品です。シナリオは右往左往(二転三転というよりは)しつつ最終的に「スコールとリノアの物語」に終始してしまうので、相当クセのあるこの二人を好きになれるかがキモなのかも。スコールに感情移入できるかどうかでかなりのプレイヤーがふるいに掛けられるし、そこを抜けても「さらわれたリノアを助けたい!」と思えるかどうかで作品の評価が決まってしまう気がする。かといって、大手メーカー特有の「もったいぶり」でプレイ前に登場人物のイメージを知る手段が公式で用意されているわけでもない。ちゃんとキャラを把握してプレイに望むのはハードルが高いなあ。
RPGゲームとしてはかなり冒険していると思います。キャラ育成方針の時点で難易度がガラリと変わるほど。難しいと思う人は精製とカード変化のシステムを意識してみて下さい。何でこれを大々的に宣伝しなかったの!?と思うぐらい便利です。教室のコンピューターを活用すればそんなに難しいゲームじゃないのですが、そんなの誰も見ないよね……。これらに着目しているファンサイトさんには脱帽です。
総評として、シナリオもキャラもシステムも「有名タイトルだし、無難に遊べてそこそこ面白いんでしょ?」ってイメージとは対極。最低限事前にアルティマニアぐらいは読んでおいたほうがいい。
自分は歳を取ってから買ったせいか、スコールもリノアも可愛くて仕方がないんですよね。ああまだ子供なのにみんな頑張ってるよなあ、と微笑ましく見て応援してしまう。けれども逆に、あの頃リアルタイムでプレイしたら「もっと自分ならうまくやれるのに」ってイライラしたと思うので、ダメな人の気持ちもわかるんだよなあ。ストーリーの荒唐無稽さが目に付くのは等身が高いせいだと思うのですが。10代のみっともないところがファンタジーの中妙にリアルで、どちらかというと年齢を重ねた人がプレイしたほうが楽しめる作品かも知れません。
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GOOD!
PS版もプレイ済み
<オリジナリティー>
G.Fと魔法を装備するジャンクションシステム。
G.Fとは従来のFFで言う召喚獣のことです。
魔法は敵やフィールドからドローしたり、アイテムから魔法を精製したりと
やり方によっては、序盤からバランスを崩壊出来る仕様になっている。
このシステムをどれだけ把握出来るかで印象が異なると思います。
また、ミニゲームとしてカードゲームがあります。
ルールも簡単でチュートリアルを読めばすぐ理解出来ると思います。
<グラフィックス>
FF7からここまで進化したか・・と思えるほど当時では飛び抜けていた。
今見ても綺麗だと感じるし、EDのムービーでは鳥肌がたった。
ただ、フィールドでの街やキャラクターの見せ方にもう少し工夫が欲しかった。
<サウンド>
これに関しては文句なし。
過去にも素晴らしい曲が生まれたFFシリーズの中でもトップではないでしょうか。
<熱中度>
ストーリーもさながら、ミニゲームのカードゲームに熱中した人も多いはず。
システム上、やり方によっては縛りプレイとして何度も楽しめると思います。
<満足度>
ストーリーやキャラクターの特徴については、
話を聞いてるだけでは上手く掴めないかもしれません。
なぜこうなったかと想像することでより楽しめると思います。
同時期に発売されたクロノクロスにも同じ傾向が見られますね。
BAD/REQUEST
<快適さ>
ロードの長さより街の広さが面倒だと思うかもしれません。
序盤からカードゲームなどで強力な魔法が手に入るので、ゲームバランスが崩壊します。
しかし、崩壊するのが嫌な場合は、それをやらなければいいだけなので特に問題はないと思います。
チュートリアルをメニュー画面からいつでも見れますが、飛ばせないのが難点です。
COMMENT
PSP-2000使用
個人的にはFFの中でも5、6と同じぐらいやり込んだ作品です。
ゲームに飽きやすい人、見切りが早い人、複雑な話が嫌いな人には合わないかもしれません。
しかし、やったことない知り合い何人かに勧めましたが、全員良かったという評価でした。
迷うぐらいならやってみるといいよ!