カルネージハート エクサ
中央値: 93 Amazon点数: 4.6
スコアーボード
標準偏差 14.56 (難易度) 3.35 mk2レビュー数 17ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
95pt
GOOD!
Good
【オリジナリティー】
ロボットシミュレーションと言えばロボット大戦やフロントミッションのような「戦略シミュレーション」が考えられますが、こちらはそんなレベルではありません。
ロボットを組みあげるだけでなく、そのロボットの行動パターンまでも自分でカスタマイズし、リアルな動きを思い通り実現させる事ができる究極のシミュレーションゲームです。
ロボットは実際に動いて戦いますので、アクション的な要素もありますが、その動きすらプログラムですので、アクションが苦手な人でも「頭で」アクション派に勝つ事ができます。
これほどのオリジナリティーに長けているゲームは滅多にないと思います。
【熱中度】
緻密に組みあげれば勝てるのかと言ったらそうではなく、プログラム領域が膨れ上がれば膨れ上がる程その分もっさりした動きになってしまう為、シンプルに組みあげた機体にあっさり負けてしまったり、割と単純なプログラムの方が強かったりと、その奥深さにハマると抜け出せなくなります。
「こうしたらどうだろう」「こうすればチップが少なくなるのでは」と考え出すときりがありません。
【満足度】
後になって気づきますが、シナリオが食前酒なら、バトルモードは前菜といった具合です。このゲームの真髄は、自分の機体をサーバーにアップロードし、サーバーからダウンロードした他のユーザーの機体と戦わせる事です。つまり、終わりはなくエンドレスです。
Mixiや2ch等でも有志による大会が開かれる等、とても充実しています。大会が継続される限りはずっと満足できると思います。
【快適さ】
チュートリアルは非常に親切設計です。
マイナーなゲームだけに新規ユーザーを取り込もうとするメーカー姿勢が見え隠れします。
というか、「セーブの仕方」までレクチャーする事ないでしょと言いたい程丁寧です。
プログラム構築がパズル的な要素があると思いますので、「不便」と捉えるか「パズルゲーム的な要素」として楽しめるのかで快適かどうかの別れ目ではないでしょうか。
BAD/REQUEST
【グラフィックス】
FPS30、欲を言えば次回作は50ぐらい目指して欲しいです。3次元描写はまずまず綺麗です。PSPならばこれぐらいが限界だと思います。
【サウンド】
イヤホン嫌いで移動中使用な為、個人的にPSPでは音を出さない派です。
COMMENT
理系向きのゲームかと思いますので難易度は文系か理系かで分かれそうです。
人を選ぶゲームだと強く思いました。100人にやらせてみて、半分が途中で挫折、残りの半分がゲームモードを遊びつくしたところでギブアップ、残りの半分がサーバーを介したゲームで数カ月ハマり、残りが永久にゲームをし続けるといった感じです。
何事にもじっくりと取りかかれる人に向いています。いわゆる江戸っ子には向かないゲームです。
「あのプログラムの方がいいんじゃないか」
「いや、このハードの方がいいんじゃないか」
と試行錯誤し、何度も何度も繰り返し、理想の動きや思い通りの勝ち方をした時の喜びを覚えたら、本当に抜け出せなくなるゲームだと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: アリアドネ レビュー日: 2010-10-29今回はチュートリアルがイイということで、思い切って購入してみました。
評判通り、チュートリアルはすごく親切でした。
初心者にもわかるよう、とても丁寧に作られているのが、初めての私にも伝わってきます。
でも、それでもなお難しい部類のゲームであることは間違いないです。
少なくとも、適当にやって何とかなるということはありません。
ただその分、思い通りにプログラムが組めて、ロボットが動いたときの喜びは大きいです。
一ステージクリアするだけで、ヘタなRPGのラスボス倒した時より達成感があります。
毎回すごく苦労するんだけど、なぜかその先に挑みたくなる…妙な中毒性があるソフトです。
ゲームはパッと気軽に遊んで気軽にやめるもの、という人には向かないかもしれません。
でも、少しずつトライ&エラーすることが苦でない人、理屈っぽいものが好きな人は、
買ってみて損はないと思います。他では味わえない面白さがあります。
アクセスランキング
-
モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
-
モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
-
ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
-
DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18
-
Ys SEVEN(イース7)
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2009-09-17
-
英雄伝説 零の軌跡
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2010-09-30
-
英雄伝説 碧の軌跡
■ ジャンル:ストーリーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ 完全予約限定版:9,240円 ■ ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2011-09-29
-
タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11
-
ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
-
ガンダムバトルユニバース
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-17
GOOD!
オリジナリティ…続編ですが、他に同じジャンルのゲームがない。
・具体的に書くと、自動で動くロボットをハード(機体や武装)とソフト(プログラム)の両面から作って戦わせるゲーム。簡単に言うと、一般的なロボットアクションの敵機や僚機を自分で作って戦わせる感じ(アクションゲームのように動かすことも出来ます)
音楽…200時間近くやっているが全く飽きない。
・途中から過去作品含めて約50曲から自由に選択出来る(ランダムなども可能)
・長時間プログラムを作る作業をするので飽きにくい音楽が使われているのはうれしい。
熱中度…今までやったゲームの中で一番はまった。
・プレイ画面に表示されている時間は200時間程度だが、実際にはPSPを動かしてないときも「新しい戦術」「新しいプログラムの実装方法」などを延々と考えてしまう。
・公式サイトに無料アップローダが用意されていて、ここから自機にちょうど良い対戦相手を自動で選んでダウンロードするシステムがあったり、某掲示板で非公式大会なども頻繁に行われているのでいつまでも出来る。
満足感…発売前からツイッターなどを通して前作経験者などの不満点や要望などを集めていたらしく、システム面などかなりの改善がなされている。ゲームとしての完成度はかなり高いと思う。
・プログラムはカードをフローチャートのように並べていく直感的にも分かりやすいインターフェースなのだが、かなり自由に戦術や動作を組むことが出来るのがすばらしい。
・チュートリアルがこれでもかというくらい親切で、しかもストーリーの中にうまく組み込まれているので、少しくらい難しくてもやろうと思える。
快適さ…「満足感」にも書いたが、システムはかなりよくまとまっていると思う。
・ゲームのほとんどの時間がプログラム製作に当てられるのだが、範囲選択・コピー・移動・マクロ機能などがPSPの少ないボタンにうまく割り当てられているのでさくさく製作できる。
・ロードに関しては、メディアインストールがあり、ロード時間もほとんど感じられないレベルでさくさく動く。
・リプレイ機能なども秀逸で、リプレイをPSP内部でエンコードしてAVI形式の動画として吐き出すことが出来るので、ネット上への動画投稿などもPSPだけで出来る。
BAD/REQUEST
グラフィック…特別に良くも悪くも無いが、前作とほとんど変わらないのでもう少し良くなっても良かったかも。
音楽…全く飽きないが、特別に盛り上がるというわけでもない曲が多い。
熱中度…対戦メインにも関わらずマイナなゲームなので、インターネットなどを活用(公式アップローダや非公式大会への参加)出来ない環境だとモチベーションを保つのが難しい。
難易度…ゲームとしての難易度というよりも、数学や科学を勉強をする難しさがある。
・チュートリアルは非常に親切で基本的に必要なことはかなり丁寧に教えてくれるが、他のゲームと違い直感でどうにかなるものではないのでちゃんと理解する努力が必要。
・武器の射程範囲や機体の移動などはゲーム内では書いていないので、自分でテストして調べる必要がある。
COMMENT
PSP-3000とPSP-1000の両方使用。
PSP-1000でも普通にゲームをする分にはさくさく動きます。
良い意味で、「作業ゲー」です。
ゲームを遊んでいるというより、工学系の研究をしているような感覚になります。
基本はアイデアを出して、プログラムを作り、トライ&エラーの繰り返し。
トライ&エラー自体はさくさく出来るので、考えていろいろ試すのが好きな人なら満足できるのではないかと思います。逆に、考えていろいろ試すのが嫌いだと少しきついかもしれません。
以上べた褒めですが現状では他にこのジャンルのゲームは無いので、少しでも興味があったらとりあえずやってみることをオススメします。