DREAM C CLUB Portable(ドリームクラブ・ポータブル)
タイトル概要
中央値: 55 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 10.08 (難易度) 1.67 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
554人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: KOOH レビュー日: 2010-10-30
箱を持っていない私にとっては待望の作品でした。
しかし大きな問題点が。
それは正しい(好感度を上げる)選択肢の選びにくさ、です。
例えば…目当ての女の子とデート中に起きる選択イベント。
女の子『○○さん、楽しんでますか♪』
あなたは何と答えますか??
1 楽しいね
2 普通だよ
3 つまらないな
1を選んだアナタ、その選択肢は間違いで女の子の好感度は上がらない…もしくは下がります。
なぜならその後アナタの操作している主人公は、とんでもない発言をするからです。
主人公『楽しいね、いろんな女の子を見ることができるし』
…ざらですよ、こんな展開。
予想外過ぎて、製作者はちょっと残念な人としか考えられない流れが多々見受けられます。
悪意すら感じませんか??
必ず『はぁ??』と言ってしまう、そんな作品です。
しかし大きな問題点が。
それは正しい(好感度を上げる)選択肢の選びにくさ、です。
例えば…目当ての女の子とデート中に起きる選択イベント。
女の子『○○さん、楽しんでますか♪』
あなたは何と答えますか??
1 楽しいね
2 普通だよ
3 つまらないな
1を選んだアナタ、その選択肢は間違いで女の子の好感度は上がらない…もしくは下がります。
なぜならその後アナタの操作している主人公は、とんでもない発言をするからです。
主人公『楽しいね、いろんな女の子を見ることができるし』
…ざらですよ、こんな展開。
予想外過ぎて、製作者はちょっと残念な人としか考えられない流れが多々見受けられます。
悪意すら感じませんか??
必ず『はぁ??』と言ってしまう、そんな作品です。
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GOOD!
○飲酒システム(IIS)
ヒロインとの会話がメインのギャルゲーはあまり珍しくありませんが、
このゲームはヒロインに酒を飲ませて酔わせることができ、
シラフの状態とは全く異なるテンションでの会話を楽しむことができます。
酔っ払った状態での会話はとても新鮮味があり、
キャバクラ(モドキ)が舞台という設定も含めて非常に画期的だと思います。
○ヒロインのグラフィック
3Dで描かれるヒロインの造型はとても洗練されていると思います。
3Dのギャルゲーではトップクラスではないでしょうか。
動きも滑らかで、それほど違和感なく様々な表情や仕草を見せてくれます。
闘神伝の時代から磨かれてきたTAMSOFTの本領発揮といった感じです。
○豊富なカラオケソング
ヒロインたちは仲良くなるとカラオケを歌ってくれます。
アイドルマスターさながらに歌って踊ります。
シラフの時と酔っている時では当然歌い方も変わります。
曲数も非常に多く、合計で200曲を超えます。
○セクハラ的なトークとイベント
飲酒時の会話は無礼講ということで、
年齢制限(CERO-C)相応のエッチな話題が多いです。
また、お約束的な、お触りイベントも用意されています。
○豊富なヒロイン
個性的な10人ものヒロインが登場します。
ギャルゲーとしては多い方ではないかと思います。
ただし、このうち2人は隠しキャラ扱いです。
BAD/REQUEST
○ロードが多く長い
頻繁にロードが発生します。
しかも10?20秒程度と、かなり長いです。
オリジナルのXbox版もかなり長かったと思いますが、
それ以上に長いと感じます。
個人的には耐えられないレベルではありませんでしたが、
気になる人には耐えられないレベルでしょう。
○オートセーブ
セーブは全て自動的に行われます。
操作ミスなどがあっても、セーブ時点に戻ってやり直すことはできません。
往年のサウンドノベルに近い仕様です。
後戻りできないことは、緊張感の増加などにつながることもありますが、
このような緊張感とは無縁のゲームにおいては、意味がないと思います。
繰り返しプレイする場合でも、毎回最初から最後までやり通す必要があり、
非常に不便です。
また、節目ごとに毎回オートセーブが行われる影響で、
ただでさえ長い待ち時間が更に長くなっているのではないかと思います。
○選択肢と行動が一致しないことが多い
このゲームでは、3つの選択肢の中から、
適切な話題や発言を選ぶことで、ヒロインの好感度を上げていきます。
この種のギャルゲーの醍醐味は、
プレイヤーがヒロインとの会話を疑似体験するところにあります。
そのため、プレイヤーが操作するゲーム中の主人公は、
没個性的な、プレイヤーの代弁者であるべきだと思います。
ところが、このゲームの主人公は、
プレイヤーの代弁者の域を超えて行動します。
選択肢から誰もが妥当だと思われる発言を選んだとしても、
最後に余計な一言を勝手に加えて会話をぶち壊すことも多々あります。
そのため、どれが正しい選択肢なのか、サッパリ予想がつきません。
これではまるで、空気の読めない駄目な主人公の、
マヌケな言動を楽しむゲームです。
実際のところ、そう割り切らないと楽しめないレベルだと思います。
○平坦で一本道なシナリオ
シナリオが平坦で、山も谷もほとんどありません。
他愛の無い日常会話を繰り返し、何度か平凡なデートがあり、
気がつけば仲良くなっていて、突然エンディングが始まります。
大半がキャバクラ(モドキ)での会話というゲームですから、
ストーリー性が皆無なのもある意味当然ではあるのですが、
物足りなさは否めません。
ノベル系のギャルゲーのようなストーリーはいらないと思いますが、
二人の間で思い出に残るちょっとした出来事のひとつやふたつくらい、
あってもいいのではないかと思います。
また、シナリオの進行はほとんど一本道です。
同じヒロインを何度も繰り返し攻略する気にはなれません。
○会話のボリューム
会話ゲームとして考えると、かなり少ないと思います。
同じ会話が繰り返し出現することも頻繁にあります。
○単調で作業的なシステム
システムの自由度はあまり高くありません。
できることは、酒を飲む、会話する、アイテムをプレゼントする、
ミニゲーム(カラオケ等)する、という4つ程度です。
そしてゲームの大半は、
ほとんど酒を飲んで会話する操作の繰り返しです。
会話も単なる3択です。
ヒロインへ触れる行為は基本的に厳禁です(イベント限定)。
キミキスやラブプラスなどを通過してきたプレイヤーには、
物足りないかもしれません。
○ヒロイン以外のグラフィック
ヒロインごとに10枚ほどのイベント画像が用意されていますが、
写メールの画像という設定になっており、
まるでゲーム画面のスクリーンショットのような画像ばかりです。
とても味気なく、手抜き感が漂っています。
○DLCについて
コスプレデー限定で登場するコスプレ衣装を、
コスプレデー以外の日に着せるだけでも、DLCを買う必要があります。
また、10人のヒロインのうち2人は隠しキャラ扱いとなっていて、
DLCを買うか、かなりきつい条件を満たさないと出現しません。
このため、隠しキャラ目当てで購入を検討している人は、
DLCの購入も検討する必要があります。
これらは一般的なギャルゲーではオマケ的な要素でしょう。
こういった要素がDLC扱いになっているのは納得いかないものがあります。
COMMENT
PSP-2000使用。
Xbox版は他人のプレイを見た程度です。
基本的には、ときメモ、TLS、キミキス、
アマガミ、アイマス、ラブプラスなどに見られるような、
ヒロインとの会話が主体のありふれたギャルゲーですが、
このゲームの魅力は飲酒システムに尽きます。
酔っ払ったヒロインとの会話やカラオケの破壊力は絶大です。
一見の価値があると思います。
3Dで描かれるヒロインも非常に可愛らしく魅力的で、
気に入ったキャラが一人でもいれば、どっぷりハマれることでしょう。
一方で、ギャルゲーとしての完成度は、やや低いです。
システム的にも、シナリオ的にも、ボリューム的にも、
あちこちから不満や物足りなさを感じます。
会話が主体のゲームなのですから、
ミニゲームに過ぎないカラオケに膨大な数の歌を用意したり、
オマケの時計機能に365日分の音声を入れるくらいなら、
もっと会話の作り込みに力を入れて欲しかったです。