GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
中央値: 76 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 11.07 (難易度) 2.18 mk2レビュー数 62ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
75pt
GOOD!
前作はそこそこにやりこませていただいて、そこそこに満足したので今回も期待していた。前作もレビューし、他のレビュアーの方々が書くべきことは大概書いているが、その中で筆者の特に目に付いたところや、変更点についてレビューしてみようと思う。
まず、前作からシナリオが追加され、シナリオを盛り上げてくれた。謎めいたキャラクターや気になるあの人のその後等・・・王道ではあったが大いに満足だ。最終決戦はシビれる。ムービーやそれにマッチしたBGM、熱い台詞や展開はこういった狩ゲージャンルでは珍しい。
最も気になっていたバランスだが、かなり改善されている。前作では防御力など飾りにもならず、一撃食らえば瀕死か即死、敵の攻撃のモーションの素早さと攻撃力は余りにもバランスが悪く、言わば「面白いバカゲー」のような感覚でプレイすることもあった。
しかし、今回はどうだろうか。敵の攻撃力は順に高くなっていくが、ちゃんと装甲を強化していけば即死はない。ダメージは大技を食らっても減るのは3?4割くらいで、しっかり防御を考えれば非常にいいバランスになっている。もちろん、気を抜けば即死するスリルは失われていない。
NPCの思考は大幅に向上された。前作では死に物狂いで退けた敵を深追いし、プレイヤーの元に引き寄せてきてくれる高性能逆探知機であった。今回は敵が餌場に逃げ込めば・・・というか逃げ込もうと動いた瞬間にプレイヤーの手元に戻り、全く深追いをしようとしない。また、信号弾や命令を出すことが可能になり、戦闘に戦略性が産まれた。これにより、複数戦でも1体1の戦闘に持ち込みやすくなり、複数戦での分断の楽しさができた。
武器素材の見直しもポイントか。前作ではある敵からしか採取できない素材を、大量の武器が要求してくるという現象が起きていた。非常に入手確立が低い素材でも、最高ランクの武器となるとほとんどが要求してくるため、ノイローゼになるまで特定の敵を狩らなければならないという状況に陥ることがあった。今回はそれらの素材の入手確立や要求素材が見直されたことで、さすがにトラウマになるほどの数を倒さなくてもすむようになっている。
さらに、アイテム変換という機能が追加。これは今までの日用品を合成することでグレードアップさせることができた機能に加え、素材のグレードアップ、グレードダウンを行うことができる。
例えば同じ敵から採取できる、ランク1,2,3の素材があるとする。今まではランクに合わせた敵を倒さなければならなったが、今回は上位のランク3の素材を、ランク2の素材三つに分離したり、また逆にランク1の素材を8つ消費することで、一つ上のランク2の素材に合成することもできる。これによって、さらにストレスフリーな素材収集ができるようになった。
他に感じたところも様々あるが、細かいので箇条書きにしておく
・自室のターミナルで過去のムービーを閲覧できる
・バレットエディットに、見た目だけを派手にする装飾弾が追加
・服装の大幅追加
・メールの追加。これによりキャラクターの人間臭さが増したか
・クリア後のおまけ要素が豊富
BAD/REQUEST
不満点は前作に比べ大幅に減ったので、要望に近い形になる
追加シナリオは確かに面白いが、少し容量不足に感じた。クリアしなければならないミッションは少なくないが、それによって進行するシナリオが少ない。大量のミッションをクリアしなければシナリオが進まず、尺を稼いだかのような妙なお使いミッションまである。
さらに、シナリオに対してムービーが非常に少ない。長さはわからないが、絶対数がすくないせいで一つのムービーの時間が悪い意味で長いのだ。これならばもう少しムービーを細かく刻んで、少ないミッション進行で見せてくれるようにしてほしかった。
シナリオといえば、PVにから読み取れる情報が多すぎることも困った。さすがにラストバトル前後は度肝を抜かれる展開であったが、ミステリアスな新キャラクターの正体や例のあの人のその後など、PVから様々な情報が読み取れてしまった。PVを見なければいいのだが、それもなんだかおかしな話なので、もうちょっと上手くやって欲しかったところ。
バランス調整とは言ったが、さすがに簡単すぎると思うところもある。弱点属性の武器を使って適当に武器を振るえば、対1匹のミッションならば簡単にクリアできてしまう。今回、自分のHPを回復してくれるNPCの回復弾の追加やNPCの思考の劇的な進化により、戦闘不能やリスポーンの1,2回はあっても、ほとんどミッション失敗はない。これは悪い点として感じた。
また、やはり敵の種類は少ない。今回追加された《ハンニバル》は闘っていて楽しい。しかし、現時点で追加されたものがこれとこの亜種のみでは、さすがにバリエーションが少ない。今後のダウンロードコンテンツに期待がかかる。
COMMENT
PSP-3000を使用
前作は発売前から期待していたが、正直期待はずれの部分も多かった。今回はその期待はずれを見事に消し去ってくれていて、進化に驚くと同時に今もハマっている。ハイスピードハンティングの名にふさわしい出来栄えなので、前作をやりこんだ方は勿論、むしろ前作の難しさに妥協した人にこそ手にとってもらいたい。
Amazonレビュー
レビュー者: 通りすがりの犬 レビュー日: 2011-04-10自分の周りには、モンハンをやっている人が何人もいて盛り上がっているけど、自分は狩りに誘ってもらえません。こっちから誘っても「もう、4人集まっちゃってるから」と断られいつも、寂しく一人で狩りしてました。
一応、一人で全クエストをクリアしましたが…一人はキツイ。
でも、このゴッドイーターバーストは、一緒にプレイする人がいなくても、自分を守って力になってくれる仲間がいっぱい出てきます。
一人でも楽しくクリア出来ましたし、今だに楽しくプレイしています。
モンハンをやっている人に言わせれば「モンハンのパクりじゃん」って馬鹿にしますが、確かに素材を集めて武器や防具作ってミッションをクリアしてと一連の流れはモンハンと変わりませんが、モンハンとは世界観も違うし、アクション自体も全然違う。
モンハンみたいにダラダラとモンスターと戦って時間切れなんて無駄な時間を使う事も少なく、スピード感、楽しさや達成感は、モンハン以上だと思います。
自分みたいに、モンハンで寂しい思いをしてるかたは、一度やってみる価値はありますよ。
あっ!モンハンが面白いと感じている人も是非どうぞ。
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GOOD!
既に10件レビューがあるので重複する内容を省略、簡素化してます。
<前作からの反省>
>アラガミの調整
相当に弱体化されました。「やばい」と思っても即死する事が先ず無いです。
光の放射のようなアバウトな攻撃判定が視覚化されたのも大きい。
特にハガンコンゴウは雷が予備動作で識別可能になったので顕著ではないだろうか。
>NPCの差別化
専用グラフィックが用意され、キャラ付けもより明確に。
ミッション開始時、終了時、リンクバースト時等、逐一喋る様になった。
これによって愛着が湧いたキャラがちらほら。
>デメリットスキルの削除
前作では「何でこんなに付けるの?」と言いたくなるほどマイナスに働くスキルが付いて回り、正味な話、死に武器が大半だった。
今作では殆どのデメリットスキルが無くなり、アラガミが弱体化した事で性能面でも縛られる事無く、自分の好みで武器を選ぶ事が出来るようになった。
>その他
・捕食で発動するスキルを付ける事で一作目で形骸化していた「捕食」に存在感
・強力過ぎるバレットの調整(消費OPを上げる事でバランスを取る形)
・ダウンをステップでキャンセル可能
一撃食らうとその攻撃の判定が消滅するので直ぐに立て直して斬り掛れる
・アイテム変換で素材収集が楽、無駄に下位で乱獲しなくて済む
・リタイアの追加
・バレットエディット時に一括で属性変更が追加
・倉庫容量が増えて(恐らく)装備所持数に限りが無くなった
・最終的に全キャラ使えるようになる
<追加要素>
>アバターカード
討伐数やミッション履歴が形に残る。
他プレイヤーのカードを取得すればシングルプレイ時も連れて歩けるし、装備バレットの複製も出来る。
他のプレイヤーが自分のアバターを連れていってくれた場合、次のマルチプレイ時に素材を入手出来るのも嬉しい。
>武器数の増加
デザインの違う武器が増えただけで嬉しい。正直前作が少な過ぎた。
服も大分増えて、着せ替え好きの自分には大きいプラス要素。
>回復弾の追加
NPCも撃ってくれるので事故死が減る。
マルチでも益々共闘感が出て、アバターとしても重宝する。
消費OPが高いのでバランスブレイカーとまでは言えない程度。
>その他
・自室でムービー鑑賞が可能
・ストーリーに良い意味で意外性があった
・派生先で装備の色が変わっても最終的に自分で選べるようになる
BAD/REQUEST
>新型と旧型の差
バースト状態が重要になっただけにリンクバースト(敵を食べて入手した弾の受け渡し)が出来る新型と出来ない旧型では、どうしても差を感じてしまう。
体感的なデメリットを感じる訳ではないけど勿体無い。
>盾
銃や剣と違って差別化が難しいのは解るが、相変らず三種に分ける意味が無い。
前作より圧倒的に被ダメージが減ったとはいえ、タワー以外はダメージを通してしまう為、個人的には他の盾に魅力を感じない。
これなら「タイミング良くガードすると攻撃を受け流して斬撃に繋げる篭手」とか「ダメージは受け切れないが飛び装具を跳ね返す鏡」とか、抜本的な見直しが欲しい。
>武器エフェクト
剣が全て一律で同じエフェクトなのは流石に気になる。
「騒音」の付いたチェーンソーや破砕特化の棍棒すら同一の斬撃音。
属性別のエフェクトも欲しかった。
>その他
・一部アイテムが変換不可
レアドロップは解るがアルターノヴァ堕天種が丸々無いのはミス?
・相変らずアラガミ専用の獣道がある
呼び寄せる為のバレットもあるし構わないんだが、こちらにも専用の通路が欲しい。
例えば廃寺の上段から下段まで飛び降りるとか。
・ホールドが強過ぎる節がある
・やはり追加アラガミがハンニバル種のみなのは寂しい
・色違いの服が違う装備扱い
前作時も書いたが一種買ったら色弄れるようにして欲しい
その分、種類を増やしていただけると…
・細かい事だがエンディングが飛ばせない、マルチで三回も見た
COMMENT
PSP-1000使用。前作体験版、製品版、今作体験版プレイ済み。
オリジナリティーの5点はGOOD/BADで代えさせていただきます。
根本的なところは変えられないが凡その不満点を払拭した印象。
完全版商法と取るか、有料βテストの完成品と取るかは人次第ですが、私は購入を後悔してません。アペンド版だから低価格でしたしね。
門戸を開く意味も込めてか難易度が相当下がってます。
前作引継ぎ組なので代替武器を渡されましたが、それで難易度10まで苦労しませんでした。
リンクエイド回数も大幅に減り、リスポーンはソロで一回したくらいです。
これで掴みとしての「ゴッドイーター」は完成したと言っても過言ではないと思うので、次回作の方向性が気になりますね。
個人的には前作をやり込んだ方だと、楽しめはしますが飽きが早いと思います。
更に極個人的な要望としては性別を自由に変えたかったです。
悩んだ末に前作からの名残で男キャラを選んだ事を後悔してはいないのですが、着せ替えが好きなので両性共に弄りたかったなぁ、というのが一番の本音。
一応もう一度引き継げばカスタマイ
ズ出来ますが、また装備制限掛けられるのは癪なので…