ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
中央値: 76 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.78 (難易度) 1.51 mk2レビュー数 74ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 1pt |
83pt
GOOD!
人に薦められてプレイしてみたらハマってしまいました。殺人事件が起こって推理して犯人を当てるだけのゲームかと思ってたら、そんなマジメなだけのゲームではなかったところが気に入りました
・斬新なストーリー
閉鎖された学校内で生徒同士によって引き起こされる殺人事件を解決していくゲームですが、そのため大好きなキャラが死んでしまったり、裏切られたり助けられたりして、他の推理ゲームにないおもしろさがあります。また作品全体を覆う世界観もはちゃめちゃですが、伏線回収がきっちりされているため、非現実的であっても違和感の少ないものになっています
・キャラが個性的でおもしろい
どのキャラクターも外見・性格ともに個性的でしかも嫌味がなくみんなスキになれました
・ポップな絵柄がかわいい
シリアスなはずの殺害事件や処刑シーンも目を背けず見ることができ事件モノが苦手な人でも安心してプレイできます。むしろ動画場面での演出は癖になりそうな中毒性があるほどです
・苦手な人でもクリアできる工夫
最初から犯人や手口がわかった人はもちろん、まったく謎が解けなかった人でも、学級裁判と呼ばれる事件解明のステージで、ヒントを見たりあれこれ試すことで、解決できるようになってます
・シューティング要素やパズルの要素など飽きさせない工夫
学級裁判での謎解き場面では、相手の発言の矛盾を指摘したり、キーワードをつくったり、事件の流れを描いたマンガを完成させたりと、たくさんのミニゲームで事件の真相に迫ります
・声優やBGMにこだわっている
多くの人が知っている声優を起用してますが、このゲームのキャラは個性的なので、声優の演技の別の一面が見れたようで、得した気分になります。BGMも場面に合ったもので、音を消してプレイしてると、逆にすごく物足りなさを感じてしまいます
BAD/REQUEST
私は推理ものもシューティングもその他のゲームも大好きなので、このゲームのバランスは気になりませんでしたが、ストーリーもキャラ付けも、ミニゲームもと多くのことをやりすぎているので、それぞれのジャンルがとくに好きな人には不満も多くあるゲームだと思います。
・謎解きが簡単すぎ
推理小説などが大好きだったからか、このゲームでは犯人も手口も、解決前から多くわかってしまいました。ただし、学級裁判まで待たないとそれを裏付ける新たな証言や証拠が提示されない場面も多く、だからこそ、予想を抱えたまま解決の行方を見守るといった楽しみ方もできました
・ミニゲームも簡単すぎなうえ、得点基準が甘い
かなりじっくり考え、間違いを犯しても満点近くもらえるので、たいていの人は事件を解決しても9割以上得点できてるものと思われます。また難易度高の「イジワル」設定にしてもそれはあまりかわりません
・パロディネタや下ネタなどが多い
それがわかる人や好きな人には楽しめる場合もあるかもしれませんが、多少コアなネタも多く、多くの人は引いてしまうような場面が多かったように思います
・長く楽しめない
1回プレイしたら2週目もやりたくなるようなゲームではありません。アイテムのコンプはさほど難しくないし、新たなシナリオが追加されるわけでもありません。各キャラと親交を深めて獲得できるスキルは1回のみではすべて獲得できませんが、コンティニューをつかって数回チャレンジすれば獲得できてしまいます
COMMENT
PSP-3000使用
謎解き・シューティング・パズル・コメディ・シリアスな人間ドラマ・キャラ萌え・前代未聞のストーリーとたくさんの楽しい要素のつまった欲張りなゲームです。そのくせ何をさせたかったのかどういう世界観なのか混乱することはまったくなく、調和の取れた世界を生み出していて、その点が多くのプレイヤーを惹きつけた魅力だと思います。ゲームをデザインすることで大切なのは、斬新なシステムやストーリー・キャラクターそれぞれが単体なのではなく、そうした要素をまとめあげる力なのだと感動した作品でした
それだけに本格的ゲームとはいえませんが、初心者はもちろん、ゲーム好きな人にとっても、多くのおいしさを気軽に楽しめる新しいタイプのゲームです。買って損はないどころか、こういうゲームがたくさん出たら全部買ってしまいそうです
Amazonレビュー
レビュー者: FGM レビュー日: 2010-11-30逆転裁判の矛盾を指摘するシステムを、ペルソナっぽいライトでクールなデザインのデコレーションで飾ったゲームだと・・・。
しかし、本編をプレイすると一目で分かります。
このゲームが持つ、世界観とシステムは上の二つとはまったく違うことが・・・。
まず、世界観。
これが、良い意味でぶっ飛んでるw。
超高校生級の才能を持つ、見た目的にも言動的にもインパクト大の15人。
キャラ付けが素晴らしく、個性的なキャラクター達に感情移入もし易く、すぐに物語に没頭できます。
そして、このゲームの魅力の一つ。
マスコットキャラとしては申し分ない、裏の主役 モノクマである。
ドラえもんの声といったら、やっぱりこの人!と言われる大山のぶ代さんが声優を務め、
愛くるしい外見からは想像つかないドSな言動とおっさんくさい下ネタの連発は、記憶に強烈に刻まれること間違いなし!
(よもや、大山のぶ代さんの声で、○○○や○○○なんて言葉聞けるとは思いませんでしたww)
それとグラフィックには特に力が入っています。
3Dの空間に2Dのキャラという2.5Dグラフィックは、全編あらゆるシーンインパクトを与え、
シュールとグロが入り混じる”おしおき”シーンは、強烈な見た目に圧巻されます。
あと、部屋に入った時に飛び出す絵本のように出てくる背景や、キャラを調べると飛び跳ねたりするなど、
所々の演出に、製作者の光るセンスを感じました。
そして、このゲームのタイトルにもなっている”ダンガンロンパ”。
学級裁判という舞台で巻き起こる、殺人を犯した犯人「クロ」と残りのメンバー達との息詰まる心理戦。
矛盾を突いて犯人を指摘するというのは逆転裁判ですが、このゲームはそれに時間制限とシューティング要素をプラスしています。
簡単に言えば、限られた時間の中で矛盾したセリフに証拠という弾丸を標準を合わせて撃ち抜くという感じです。
セリフには様々なパターンがあり、それに合わせて対処を変えなくてはならないので、終始緊張感が途切れません。
また、重要なキーワードを浮遊する文字の中から撃ち抜いて完成させる閃きアナグラムや、
話を聞かない相手に数多くの弾丸をリズム感覚で撃ちまくって屈服させるマシンガントークバトル、
事件の全容を分かりやすく解説し、尚且つ漫画の穴を埋める過程でプレイヤーも事件の整理が出来るクライマックス推理。
どのシステムも物語にピッタリマッチして、ミニゲーム感覚でも遊べるので、マンネリはほぼ感じませんでした。
ひさしぶりに、夢中になりすぎてあっという間にクリアしてしまったゲームでした。
逆転裁判ファンやペルソナ3・4の尖ったセンスが好きな人には、是非おすすめしたい一本です。
BGMも非常に出来が良く、物語をうまく盛り上げてくれます。
おしおきシーンのちょっとしたグロやネット用語などが所々あるので、苦手の人は要注意!
製作者のセンスが、最高の形で発揮された素晴らしい完成度の作品なので、
すこしでも興味を持ったらプレイしてみて下さい!
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GOOD!
■オリジナリティ
既存のものを上手く融合させ、新たな形を生み出したという意味では独創的。
■グラフィックス
ビルボードを活かした、3次元空間に2次元を埋め込む演出技法はツボだった。
制作のやる気が伺える。
間違いなく既出の感想だと思うが、おしおきムービーは特に凄い。
■サウンド
VANQUISHなどを手掛けたコンポーザーが担当しているらしく、緊迫感のあるハイ
センスなBGMが揃っていたと思う。
裁判中はフルボイスなのも良い。
■熱中度
事件が始まってから裁判までが早いので、テンポを削がれることなく集中できた。
裁判の後の慣れ合いも、息抜きとして機能していた。
■満足感
演出が派手で、そういうところを細かく気にしてしまう身としては楽しめた部分
の1つ。
■快適さ
移動にショートカットを使えるので、不自由なく楽しめた。
BAD/REQUEST
■オリジナリティ
良く言えばオマージュ、悪く言えばパクり。
散々言われていることだろうが、まずウリの1つであるシナリオは、設定・展開
共にほとんど某小説と酷似している。
正直ここまで似せていいのかと思うレベルだが、自分は後から小説を知ったので
問題なく楽しめた。
もし先に小説の方に出会っていたら、そのあまりの酷さに嫌気がさしていたかも
しれない。
こちらはもっと言われていると思うが、ノンストップ議論は突き詰めてしまえば
某法廷ゲームの尋問と同じ。
良いとこどりの寄せ集めをどう見るかは人それぞれだが、少なくとも自分は「独
創的だ」と評価することはできない。
それでも2点にとどめたのは、先述したグラフィックの演出や、ただのパクリに
とどまらないシステムなど、少なからずオリジナリティを感じたか ら。
もしそれすら無かったら、「ただ人気声優とキャラのインパクトだけを武器に、
一部の層に媚びた安っぽい作品」として、忌み嫌っていただろう。
■グラフィックス
クライマックス推理のコマが小さく見づらい。
というか、拡大しても何を表しているのか分かりにくい。
ドアへ近付く絵が2枚あって、片方が入室で片方が退室といった、単なるフェイ
クで謎解きの水増しをするのはいかがなものかと思った。
■サウンド
特に不満点は無い。
■熱中度
終盤の裁判が面倒臭かった。
黒幕が暴かれてから延々と冗長的な会話を展開されるので、主人公とプレイヤー
のテンションが著しく反比例していたように思う。
■満足感
シナリオが投げやり・思わせぶりな終わり方をしなければ、まだ点数は変わって
いたかもしれない。
■快適さ
特に不満点はない。
■難易度
謎解きとしては酷く簡単なのに「え、そんな論破でいいの?」みたいな指摘を繰
り返す野暮な展開が目立った。
自分の中ではとっくに正解が分かっているのに、登場人物達の会話が鈍臭すぎた
り、序盤で犯人が分かるようなヒントを残したり、謎解きとしては三 流の臭い
がした。
むしろプレイヤーは置いていかれ気味で、種明かしの時に衝撃を受けるのが一般
的な流れだと思うのだが、このゲームの場合、衝撃を受けているキャ ラクター
を「何を今更」と冷めた目で見ている展開が多い。
COMMENT
設定・展開として万人向けとは言い難いし、かといってコアな層にヒットするほ
ど作り込まれている話でもない。
結局、シナリオ上の謎や伏線は放置したまま、犯人像もラストも安っぽい描き方
で投げ出すように終わってしまったのが腹立たしい。
と、色々書いてしまったが、深く考えず「所詮はゲーム」と割り切ってプレイす
れば楽しめると思う。
深く突き詰めると、数え切れないほどの矛盾や不都合が湯水のように溢れてくる
ので、息抜きで楽しむのがベターかな……と。
何周もやる気になるのは少数だと思われるので、買うならなるべく安価な状態が
好ましい。