ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
中央値: 76 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.78 (難易度) 1.51 mk2レビュー数 74ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt |
42pt
GOOD!
・音楽
ゲームを盛り上げる良いBGM。
古くさくなく、センスが良い。
・グラフィック
今時の色彩感覚で、3Dと2Dが織り交ぜられており新感覚。
あえてポップに表現しているところに好感が持てる。
・声優
ある意味ちょっと理解しがたいこのシナリオに、ここまで息吹を吹き込まれた声優陣の方々に拍手。
沢城みゆきさんの怪演が光っていた。
・スキップ機能
場所をいちいち移動する手間や、発言を全部聞く手間が省ける機能がついていたのは良い。
BAD/REQUEST
・シナリオ
設定が突飛で、あまりにもリアリティが無さ過ぎ。
なぜ、このような状況になってしまったのかという部分がぼんやりとしており、結局よくわからなかったので、クリア後の達成感は非常に低い。
黒幕がなぜここまでの狂気でもって殺人ゲームを作り上げたのか謎。
……(ネタバレにより削除しました)……、ハチャメチャすぎて伝わってこない。
シナリオの作り込みが雑な気がする。
……(ネタバレにより削除しました)……。
・音ゲー・シューティングゲー要素
わざわざ入れる必要があるのか疑問。
照準に当てることばかりが気になって、純粋にキャラクターの発言を楽しめない。
はっきり言って蛇足。
・おしおき
かなり気分が悪くなった。
単なる「希望」で片付けられない悪趣味さ。
・キャラクター
「超高校級の」というフレーズは面白くて良いが、結局どういう人間性なのかがもう少し掘り下げて描かれていたら良かった。
COMMENT
一長一短あるが、やはり時間をかけてプレイする身としては、シナリオはもっと作り込んでほしかった。
あまりにもほいほい殺人が行われるので、感情移入できなかった。
シナリオにあまり乗れなかったので、捜査も苦痛だった。
かろうじてクリアしたが、なんだかよくわからないエンディングだった。
死んでしまった人間のことはどうでもよいのだろうか?
後、死亡時刻を欺いたり、……(ネタバレにより削除しました)……と結構同じようなトリックが多かったように感じたのは気のせいか。
あまり難しく考えず、ただ単純に雰囲気を楽しむゲームなのかもしれない。
Amazonレビュー
レビュー者: FGM レビュー日: 2010-11-30逆転裁判の矛盾を指摘するシステムを、ペルソナっぽいライトでクールなデザインのデコレーションで飾ったゲームだと・・・。
しかし、本編をプレイすると一目で分かります。
このゲームが持つ、世界観とシステムは上の二つとはまったく違うことが・・・。
まず、世界観。
これが、良い意味でぶっ飛んでるw。
超高校生級の才能を持つ、見た目的にも言動的にもインパクト大の15人。
キャラ付けが素晴らしく、個性的なキャラクター達に感情移入もし易く、すぐに物語に没頭できます。
そして、このゲームの魅力の一つ。
マスコットキャラとしては申し分ない、裏の主役 モノクマである。
ドラえもんの声といったら、やっぱりこの人!と言われる大山のぶ代さんが声優を務め、
愛くるしい外見からは想像つかないドSな言動とおっさんくさい下ネタの連発は、記憶に強烈に刻まれること間違いなし!
(よもや、大山のぶ代さんの声で、○○○や○○○なんて言葉聞けるとは思いませんでしたww)
それとグラフィックには特に力が入っています。
3Dの空間に2Dのキャラという2.5Dグラフィックは、全編あらゆるシーンインパクトを与え、
シュールとグロが入り混じる”おしおき”シーンは、強烈な見た目に圧巻されます。
あと、部屋に入った時に飛び出す絵本のように出てくる背景や、キャラを調べると飛び跳ねたりするなど、
所々の演出に、製作者の光るセンスを感じました。
そして、このゲームのタイトルにもなっている”ダンガンロンパ”。
学級裁判という舞台で巻き起こる、殺人を犯した犯人「クロ」と残りのメンバー達との息詰まる心理戦。
矛盾を突いて犯人を指摘するというのは逆転裁判ですが、このゲームはそれに時間制限とシューティング要素をプラスしています。
簡単に言えば、限られた時間の中で矛盾したセリフに証拠という弾丸を標準を合わせて撃ち抜くという感じです。
セリフには様々なパターンがあり、それに合わせて対処を変えなくてはならないので、終始緊張感が途切れません。
また、重要なキーワードを浮遊する文字の中から撃ち抜いて完成させる閃きアナグラムや、
話を聞かない相手に数多くの弾丸をリズム感覚で撃ちまくって屈服させるマシンガントークバトル、
事件の全容を分かりやすく解説し、尚且つ漫画の穴を埋める過程でプレイヤーも事件の整理が出来るクライマックス推理。
どのシステムも物語にピッタリマッチして、ミニゲーム感覚でも遊べるので、マンネリはほぼ感じませんでした。
ひさしぶりに、夢中になりすぎてあっという間にクリアしてしまったゲームでした。
逆転裁判ファンやペルソナ3・4の尖ったセンスが好きな人には、是非おすすめしたい一本です。
BGMも非常に出来が良く、物語をうまく盛り上げてくれます。
おしおきシーンのちょっとしたグロやネット用語などが所々あるので、苦手の人は要注意!
製作者のセンスが、最高の形で発揮された素晴らしい完成度の作品なので、
すこしでも興味を持ったらプレイしてみて下さい!
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GOOD!
○オリジナリティ
討論の駆け引きとなると、やはり逆転裁判が引き合いに出されますが、若干のアクション性と制限時間などが設けてあり、差別化を図ろうとしている部分もあります。
何より、モノクマを始めとした個性豊かなキャラクター陣は評価されるべきポイントだと思います。
始めは「人数多くて覚えられるかな」と不安にもなりましたが、杞憂に終わりました。
○サウンド
ghm等のゲームサウンドを手がける高田雅史さん。
個人的に大好きなので本当に嬉しかった。
個人的感情抜きにしても、BGMとして高いクウォリティで聴かせてくれます。
○熱中度
続きが気になり、止め時を見失うほど熱中できました。
中だるみする部分もほとんどなく、程よいスピード感で進んでいきます。
○満足度
上記の通り、一気にやってしまった部分もありますが、ボリュームも多すぎず少なすぎずで丁度良かったと思います。コレと言った不満はありません。
○快適さ
メディアインストールをすれば、ストレスなくプレイできます。
○声優陣
全体的に豪華な起用だと思いますが、やはり大山のぶ代さん起用の効果は絶大です。
個人的には腐川冬子役の沢城みゆきさんがツボでした。
BAD/REQUEST
●グラフィックス
他の方も仰ってますが、血の表現がペンキ。
まあリアルにすると発売に影響が出てしまう危険もあったから仕方ないとは思います。
デザイン的にはオシャレですし、古臭さもなく、ドット絵なども使って遊び心のある部分もあります。2.5次元という表現の仕方も味があって良かったと思います。
・・・が、めちゃくちゃキレイと言う訳でもなく、総合して平均かと思われます。
●快適さ
コマンド等が、やや面倒な所がある。
ショートカット移動も場所が限られていたり、結局地図便りに移動した方が分かり易いので、3Dで表現された画面を見る機会がほとんど無かった。
●システム
散々言われてますが、討論バトルでの無駄なアクション。
テンポに合わせてボタン押したり、簡単なワードのアナグラムなど。
もっとシェイプアップできる部分はあると思いますが、ここは次回作への期待も含みます。
COMMENT
オチは途中から想像ついていたので「は!?」とはなりませんでした。
・・・と言うか、オチだけ切り取って寸評してしまうのはナンセンスだと思います。
難易度的には、トリックも簡単だし、犯人もすぐに分かる。
分からないまま進めたとしても、討論中にボロを出してくるので、全く分からない事はないと思います。難易度設定で難しくしても、討論バトルのアクション部分で難易度が上がるだけなので、変に構える心配はありません。
製作側の「面白い物を作るぞ!」という気概が伝わってくる、良い作品だと思います。
この作品を楽しめないと言う人には「あなたはゲームを楽しむセンスに欠けているんだ」と言いたい。
次回作も期待しています。