探偵オペラ ミルキィホームズ
中央値: 64 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 11.65 (難易度) 1.57 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
64pt
GOOD!
・主人公・小林オペラ。PVだとテンションの低い青年に見えましたが、事件が起こるとプレイヤーとミルキィホームズをグイグイ引っ張ってくれます。演技も気合いが入っており非常に熱い好青年でナヨナヨしたタイプではないので、こちらもイライラすることなく好印象を持つことができました。
・このゲームの特徴であるQCA(クイック・コマンド・アニメーション)。アニメーションの途中でコマンド(○×△□と十キー)を入れることにより状況を打破するのですが、時間制限もあるので緊張感とスピード感が良い感じです。特にアルセーヌ戦は連続で入力する機会が多いのでレベル5(入力タイムが最短)でやるとかなり瞬時の判断力が求められます。失敗した場合のムービーもコミカルで笑えます。
・BGMはキャラにあっててよくできています。特に怪盗帝国が登場する場面での「摩天楼の対決」はかなりはまってます。
・ミルキィの面々がアニメとはひと味違ったシリアスな中での可愛さを見せてくれます。ギャラクシーエンジェルもそうでしたが、アニメをギャグ調にすることでのギャップ萌えが良いです。
BAD/REQUEST
・ストーリーが短い。全6話ですが1話1時間弱くらいなので一気にクリアしてしまいます。また、1話→(2話?4話はランダムシャッフル)→5話→デートイベント→最終話なので4人ほぼ同じルートを通り、エンディングのストーリーも同じなので実質デートイベントくらいしか差違がありません。CGも多くが共通イベントで回収できるので、GAのように共通ルートの間にキャラ別ルートを挟んでもっと厚みを持たせて欲しかったです。それと、アニメが先行しているためスリーカードのトイズが分かってしまっているので、どうしても予測できてしまいますがこれはしょうがないか。
・推理パートは画面の中から不審な点を選択して操作していくのですが、それまでの情報からは推理できない後付けのような設定が選択後に語られることがあります。そこまで気にするほどではありませんが。また真相暴露パートではこれまでの「重要なファクター」から小林先生が解明してくれますが、ここをプレイヤーがファクターを組み合わせて推理できるようにできると「探偵」要素をもっと押し出すことができるのになあと感じました。
・悪い点ではありませんが、物語の中心が「ミルキィホームズ」ではなく「かつての名探偵・小林オペラ」に終始しており、怪盗も警察も小林を中心としてミルキィホームズを見ている場面が随所に存在します。探偵パートは小林先生の見せ場が多く、ミルキィ達は助手的な扱いで小林あってのミルキィホームズという感じです。その分、トイズアクションの際は鏡に叩きつけられたり散々ですけど(笑)そのためミルキィの面々が直々に推理を披露する場面はあまり見られません。
・G4は話に絡んできますが攻略対象には入りません。個別CGも少なく、平乃に関しては個別CG無しと可哀想な扱いです。ココロちゃんの頭脳と平乃の格闘術も披露する場面がほぼなかったので設定倒れでもったいない。逆に次子は頼れるお姉さん、咲は情報要員として活躍する場面が多いです。
・アンリエット会長のキャラが大分違います。ネロはアニメのギャグ要素が抜けてクールな感じはあれどもそこまで別人という感じではありませんが、会長はアニメのクールな感じとは違いおっとりしたお姉さんキャラです。何故会長だけこんなに大幅に設定を変えたのだろう。
・立ち絵のキャラの輪郭が表情、キャラによってぼやけてたりくっきりしたりしてます。たまに気になりました。
COMMENT
ボリューム不足は否めませんが、ストーリーは最終話でうまくまとめられており王道的な燃える展開でした。というより、ボリュームあんまり無いのに公式で公開しすぎて終盤でもこれ公式ムービーであったなという場面が多かったです。
小林先生が良い味を出していて、暴露パートの「シャロ!!」「よし!!」などの無駄に熱い演技に笑いを誘われました。ミルキィ達もゲームが先録りなので初めは違和感がありましが、後半になってくるとアニメと似た感じの演技になって来ます。
第二作がすでに決定しているので、次作ではG4も攻略対象に含めてボリュームも今の3倍くらいは欲しいです。その際にはクイックセーブと既読スキップも実装してくれるとプレイし易いです。GAの様に息の長いシリーズになるよう期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: 蒙面超人667 レビュー日: 2010-12-17CMの「アニメーションで追いつめます」のキャッチフレーズ通り、犯人を追いかけるときはアニメーションになるのですが、ここのアニメが美麗で驚きます。ムービーシーンでトイズを使う人を正しく選択すると、ミルキィホームズがトイズを使うシーンが見られるのですが、ここの彼女達がまじ可愛いです。犯人を追いかける際に、逃げる方向に間違った方向キーをあわせたり、間違った人のトイズを使うと、犯人を捕まえられなかったり、ミルキィホームズがやられたりするのですが、ここのムービーが笑えます。
登場人物の性格に関しては、アニメの方とさほど大きな違いはないのですが、ネロとアンリエットが結構違います。
ネロはアニメでは自己中心的で酷薄なイメージが強く、ファンの間からも「クズ」と呼ばれていますが、ゲームではクールではあるけれど、友達思い、洞察力が高く、ある意味物語の進行役ともいえるカッコイイ役になっています。
アンリエットはアニメのクールな性格ではなくて、ゲームでは、おっとりお姉さん的な役になっています。
このゲームは、アニメからミルキィホームズを好きになった人なら充分楽しめますが、推理物が好きな人で萌え絵に抵抗がない人にもオススメできます。
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GOOD!
・キャラクター
ミルキィホームズはもちろんG4も怪盗帝国も個性的なキャラが豊富
・グラフィック
立ち絵も問題ないですしアニメーションムービーも申し分ないです。
・ストーリー
みなさんも言っておられるように確かに短いですが1話1話の内容が濃いので楽しめる。
・音楽
OPの「雨上がりのミライ」も「聞こえなくてもありがとう」もいい曲です。
あとBGMもそのシーンにあってるのが多い
・疑問点
疑問点は会話中に出てきた小林が「ん?」と気になったことを覚えるか覚えないかを選んで正解の疑問を見つけます。
あとあと重要になります。
・QCA(クイック・コマンド・アニメーション)
これは小林&ミルキィホームズが怪盗を追いかけてるとき(このときはアニメーションムービー)、曲がる方向や罠を正解のトイズを使うキャラを選んでかわし、怪盗を追い詰めるというシステム。これがめちゃくちゃ楽しいしノンストップなのでドキドキ感がある。
・捜査パート
捜査パートはその名のとおり、現場を調べるパート。
怪しいところは虫眼鏡が黄色く光るのですが2つ以上のときもあるので考えないといけない。
探偵になった気がして楽しい。
・ボイスのオンオフ
主人公、小林オペラのみですがボイスのオン・オフができます。
なのでオフにすれば自分が探偵になれた気がする。
・難易度
難易度はそんなに高くないです。
QCAのときはノンストップなので考えてる暇ないですが誰のトイズを使えばこの罠を切り抜けられるかは各キャラのトイズを覚えればすぐわかります。(怪盗が重りを落としてきたからここはエルキュールの怪力かな など)
・疑問点開示
疑問点開示パートでは各キャラが見つけた疑問点を順に言うのですがそのとき小林がみんなの名前を言うのがかっこいい。(「シャロ!」「はい、あのときの??は」「ネロ!」「うん、???」 と言う風に)
BAD/REQUEST
・小林が熱すぎる
叫ぶように言うのでめちゃくちゃ熱いキャラになっている。
そんな熱いキャラだったっけ・・・?
・性格が違う
自分はアニメからはまってゲームをプレイしたんですがやはり性格が違う点は気になります。
ただ時間軸はゲーム→アニメなので昔はこういうキャラだったのかな と思うようにしてます。
・小林オペラ
事件の真相を言うのはほとんど小林なのでちょい残念。
ミルキィホームズたちにもこういうシーンを出してほしかった。
COMMENT
めちゃくちゃ面白いです。
捜査パートはもちろん、やっぱりオススメしたいのはQCA。
ボタンを選択するとムービーが再開されるのですが非常にテンポがいい。
アニメ「探偵オペラミルキィホームズ」ファンは買ったほうがいいですよ。