The 3rd Birthday

発売元: スクウェア・エニックスオフィシャルサイト 発売日: 2010-12-22 価格: 6090(税込) レーティング: 【D】17才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 66 Amazon点数: 3.3

スコアーボード

The 3rd Birthdayレビューチャート 標準偏差 17.42 (難易度) 3.26 mk2レビュー数 27
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90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
399人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 5pt 3pt 4pt 3pt 3pt 3pt
総合点
70pt

GOOD!

スクウェア・エニックスだけあってグラフィックは本当に素晴らしいです。
スクエニはクライシスコアFF7、ディシディアと携帯機では驚異的なグラフィックを表現して来ましたが、更に綺麗になっていると思います。
髪の毛や服のしわ等、細かい部分でもグラフィック面では一切妥協しておらず、完璧です。

兵士や一般人にオーバーダイブ(乗り移る)するというシステムは新鮮です。
兵士にオーバーダイブし、カバーポイントに移動してクロスファイア(一斉射撃)を狙ったり、HPが残りわずかになり、敵の攻撃が来て「死ぬ!!」という時に他の兵士にオーバーダイブして紙一重で攻撃をかわしたりなど、戦略性があって楽しいです。

最近のスクウェア・エニックスの作品の中では難易度はかなり高い部類に入り、ゴリ押しでは絶対進めません。味方の場所や数、敵の攻撃・体力、銃器類の弾薬や有効な攻撃手段など戦況を把握しなければ敵に勝てないようになっています。攻略しがいがあって楽しいです。
初回プレイで1回も死なずにクリアするのはかなり難しいので、死んで覚えるゲームが苦手な人には辛い・・・かも。

武器のカスタマイズは面白いです。段々と強くなっていく感覚がいいですね。まだクリアしてませんが、周回プレイしてやり込むのが基本らしいのでこれからもっと強くなるのが楽しみです。

アヤの遺伝子を操作して強化するオーバーエナジーは最初は分かりにくかったものの、新たなOEチップを入手して合成し、レベルを上げる作業は慣れれば楽しくなってきます。
ペル○ナシリーズのペル○ナ合体と、クライシスコアFF7のマテリア合成を足して2で割ったようなシステムです。

アヤの防具を変更(コスチュームチェンジ)出来ます。FF13のライトニングの衣装もあるらしいですね。また、攻撃を受けるたびにアヤの服がボロボロになっていくのもリアルでいいな?と思いました。

苦手な方もいるかもしれませんが、敵の造形やムービーがグロテスクでいい味を出してます。
特にエピソード1のライヴハウスでのムービーはパラサイト・イヴ1でイヴがオペラ会場で観客たちを次々と発火させ殺していくムービーのオマージュみたいで「おお!」ってなりました。

所々でパラサイト・イヴの曲がリメイクされてます。パラサイト・イヴのBGMは大好きなのでシリーズファンには嬉しいです。

難しいのでよくゲームオーバーになってしまいますが、その場で何回でも即座にリトライできるのでやる気が削がれることがないです。

どうでもいいことかもしれませんが、アヤ・ブレアを過去作のパラサイト・イヴ1,2のムービーよりも綺麗な画質で操作できる!!

BAD/REQUEST

ストーリーが分かりにくいです。クライシスコアFF7もちょっと分かりにくかったですが、更に分かりにくい。ツイステッドが出現して世界が荒廃し、登場キャラ全員が「ツイステッドの生態や、どのような経緯で出現したか知ってるのは当たり前」という状態でストーリーが開始するので序盤から置いてけぼりです。
しかもアヤの記憶が失われてるせいで話のややこしさに拍車をかけています。

また、イヴやカイルも突然現れて「俺たちはストーリーにおいて重要な鍵を握るキャラクターだぜ」オーラをプンプン放ち、細かい説明もないまま物語が進んで住まいます。
サイレ○トヒルのようにあえてストーリーを曖昧にしているのならいいですが、本作はそういうわけでもなくただただ「分かりにくい」だけです。

また、散々ゲーム雑誌でアヤが血まみれのウエディングドレスを来てる画像が使われていたのに、その時どういう状況だったのかは序盤はゲーム中に読める資料でしか確認できない。
ストーリーの間にフラッシュバックや回想シーンのようなものが挿入されて一応補足説明的なものもされますが、上記で書いたようにこのゲームは物語が分かりにくいのでやはり完璧に理解することは出来ないです。

せめて聖堂でウエディングドレスで倒れているアヤをハイドが発見するまでの流れはゲームの合間につぎはぎの映像で説明するのではなく、ゲーム開始直後にきちんとしたムービーで見せるべきだったのでは?倒れている前は何をしていたかは見せなくてもいいので・・・。
そのムービー中でアヤの記憶喪失に細かく触れておけば少しは話に入りやすかったかも・・・。

また、自分は声優に関しては全くの無知なので声の合う人ならだれでもいいと思っていますが、アヤの声は少し幼くて可愛すぎかな?と思いました。パラサイト・イヴでは強気で凛々しい口調だったので。

記憶喪失のせいなので仕方ないかもしれませんが、アヤの性格が過去作と比べ弱気になっています。これは徐々に直っていくようなので許容範囲内です。

COMMENT

PSP-1000使用。
パラサイト・イヴ1はクリア済み。2は未プレイ。

10年ぶりのパラサイト・イヴの新作と言うことで、期待していましたが、十分に面白いゲームだと思いました。今日のスクエニはあまり評判がよくなく不安だったので、少し安心です。

どうせヌルゲーだと思ってなめてかかってたら大間違いでした。現在ノーマルで1週目ですが難易度の高い硬派なゲームです。ジャンルはRPGですが、かなりアクション要素が強いのでTPSが苦手な人は素直にイージーにした方がいいと思います。

同じTPSで難易度が高いと言われるギアーズオ○ウォーやバレッ○ウィッチがありますが、同等、もしくはそれ以上に難しいです。

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(未)
Dr.さん[2010-12-27 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

386人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 3pt 4pt 2pt 5pt 4pt
総合点
70pt

GOOD!

☆システム
OD(オーバーダイブ)という兵士の体に乗っ取り操作するシステムがあり
たとえライフが0でも兵士がいればそちらにODすることでゲームオーバーから回避できます

☆グラフィック
PSPとしては綺麗でした、ムービーシーンで髪の毛の微妙な動きがあるあたりに
スクエニだなと感じました(笑)

☆やりこみ
難易度ごとにコスチュームがクリア特典にあり
イージーから一つずつランク上げてやるところにやりこみを感じます
武器も割りと種類があり集めるのも楽しいです

☆戦闘
銃で攻撃しますが照準は自動ロックオンされます(一部武器除く)
バイオハザードやメタルギア等で狙いがつけれずこの手のゲームに心配を感じる人は
大丈夫です、自動ロックオンですので

あと、敵に連続攻撃をしてひるんでいる隙に敵の中にODして大ダメージを狙えます

ダメージを受けて倒れると服が破けます
そうすると肌が露な分ダメージも増えます

BAD/REQUEST

初見殺しが多いです
序盤から勝ち目のない敵が出たりなどします
私も何度かやられ、心が折れました(笑)

ストーリーが良く分かりませんでした
専門用語が多く、理解に苦労しました

ストーリーがちょっと短く感じます
イージーで早くて7時間?8時間くらいでクリアできます

COMMENT

暇つぶしで買ってみました
糞だったら売るつもりでしたが
このゲームは売れませんね(笑)

前作をやったほうがいいですかという質問もよく見ますが
前作とあまり関連性がないので大丈夫です
むしろ前作と比較しないために前作未プレイの方がいいかもです

FF14で失敗したスクエニにしては良い出来でした(笑)

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
神風さん[2010-12-27 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: カシス紅茶 レビュー日: 2011-08-23
アクション要素が大幅に高まり、RPG要素は少なくなった今作。
各場面での敵を殲滅しながら進むタイプのTPSで、PSPとは思えないグラフィック、シリーズの良さを踏襲した音楽と、アクションゲームとしては値段以上の面白さです。

世界観についてですが、過去作の設定はほぼ無視してるので知らない人にも問題ありません。
登場人物に関しては名前が同じでも完全に別人です。性格が違いすぎます。
話の流れ的に再登場しそうなキャラも出てきませんし、言及もされません。
過去作をやった人には違和感しか無いと思われます。

良い所が多いゲームですが残念な所も多く、購入には注意が必要です。
まずシナリオは難解というより意味不明。直感的ではない造語が濫発され、ゲーム内で複数の時系列が並行する為解釈が混乱しやすい状況、説明不足をライブラリで補おうとしていますが、それすらも不親切で混乱を巻き起こす原因になっています。
一周のプレイ時間が短い為、短時間で詰め込まれる事になり理解にかける時間もありません。
登場人物もインパクトはあるものの理解し難い台詞を言うだけで魅力が無く、シナリオそのものに惹きつけられる魅力も無い為、理解する気もおきません。
それを乗り越えて理解を深めたとして、簡単に矛盾が見つかるので考察の意欲も削がれます。
自分の場合はその酷さに不快さすら感じたので、シナリオ重視の方にはお勧めできません。

アクションに関しては難易度が高いこと。(これは良い点でもあります)
難易度が上がると敵の体力に対して火力不足が顕著になり、ゲームのバランスが崩れてしまいます。
それがプレイの幅を削っている為、やり込み要素に多様性を求める人にはお勧めできません。
但し、高いハードルを越えていく事に喜びを感じる人にはお勧めです。

過去作との繋がりについて。シナリオ全般がそうですが、ファンに喧嘩を売っています。
世界観を無視し、キャラの性格を変更し、シリーズの魅力をも殺しています。
代わりとなるものに新たな魅力を見せる事なく、ただ殺しているだけです。
過去作の世界観やキャラクターに魅力を感じていた人には、強くお勧めしません。回避推奨です。

----

最近のスクエニを象徴するようなゲームでした。
グラフィック、音楽、ムービーは最高レベル。ゲームとしてはそこそこ遊べる。(満足できないが)
世界観は複雑でシナリオは意味不明かつ説明不足、キャラクターは電波で魅力無し。
過去作の世界観を踏襲、つまりプレイヤーと知識を共有してるからこそ許される説明不足や物語の広がりを全くの新作で行ってる。
実績を残した過去の作品への敬意も感じられませんし、むしろそれを否定する様なシナリオばかり。
代わりとなる新しい魅力を構築できるのなら「アリ」だと思うのですが、それには失敗しているというのが、自分の評価です。
ニーアは面白かったのに・・と思ったら開発は別会社でした。スクエニ、大丈夫なんでしょうか。
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