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GOOD!

前作の２との比較（良くなった点、悪くなった点）を中心にレビューを書きたいと思います。

●キャラが多い
キャラが80人近くもいて、様々なバリエーションのパーティを組むのが楽しかった。
しかもそれらのキャラを演じるのは豪華な声優陣ばかり。
キャラ同士のクロスオーバーも面白かったし、
おまけにヴァン等本編で操作できないキャラを操作できるのは楽しかった。

●鍛冶
前作では自分で鍛冶をするのだが、今作では鍛冶屋に頼むことができて失敗がない。そして効果を同じ種類の武器・防具なら引き継ぐことができる。

●採取
鎌や鎚、特殊な鍵がいらないのは嬉しい。

BAD/REQUEST

●敵がウザい
前作と比べ敵の種類やエフェクト・モーションは殆ど変わってないのに、とにかくウザい、というか理不尽な仕様になっている。
小さい敵は素早くこちらの攻撃も当たり難く攻撃の当たり判定がアホみたいに早い。
大型の敵は堅い敵が多く、広範囲のダウンやふっ飛ばし攻撃で鋼体をはがす前にコンボが途切れる。
そして一番厄介なのが小型の敵と大型の敵の両方の長所を併せ持つ一部の中型の敵。
それに加え、今作では総じて敵の攻撃力が高く、状態異常発生率が異様に高い。○○チェック等の装備を付けないとまともな戦闘にならない。

因みにボス戦は････OVRゲージ溜めて秘奥義やRDドライブのごり押し（自分の場合は、味方がアホなので状況に応じて操作キャラを切り替えながら戦いました）で勝てることが多い。戦術とか戦略性は前作より薄い。

●味方が無能
皆さんも既に書かれてるが、とにかく味方が無能。というか前作より酷くなった。
前衛は考えなしに突っ込んでTPが切れるまで技使うか、敵にボコられ状態異常になって死亡。
後衛は前衛に釣られて前線に突っ込みに行く。ライフボトルで復活したのにレイズデット掛ける。
中衛は割とバランスよく戦ってくれるが、キャラによっては立ち往生する。
物語が進むにつれ、いろいろな作戦を立てられるようになるのだが80人近くのキャラに一つ一つ作戦を細かに設定するのはあまりにも面倒くさい。

そして私の気のせいかもしれないが、今回は何故かアイテム使用時にアイテムの効果が出るまでワンテンポかツーテンポ位遅くなってる。
キャラが「これか？」「はい！」「ほらよ」等と手を翳し、その後にキャラ手が光が光ってアイテムの効果が出るのだが、
それらの行動一つ一つが遅くて敵に頻繁に妨害を食らう。

●ダンジョンが広すぎる
討伐クエストならまだしも、○○を探せ！やお迎えクエスト、一騎討ちクエストは目標が漠然としすぎててリアルラックがかかってくる。とにかく面倒。
そして敵がこれでもかという位に執拗にプレイヤーを追い回してくる。
ソーサラーリングで退けても、何もないところから敵が湧いてくる。
一寸先は闇、ってか？
パッと戻ることができるのもクエスト達成後のみ、敵が前作より理不尽な仕様になり只でさえ戦闘が苦痛なのに、人数制限がつくとウザいことこの上ない。

●その割には････
ホーリィボトルがない。ふざけるな。理不尽にも程があるだろ。

●新職業はガンマンのみ
ほぼ全部の職業のモーション等・仕様が前作と変わってないから主人公を操作するに気にはなれない。
なりダンXみたいに槍戦士や騎士、魔剣士、蹴り技中心の格闘家等もあっていいと思うし、ボーガンやトンファーを武器とする職業があってもいいと思う。

●秘奥義のカットイン
一瞬しか表示されない上にぼやけてて汚い。
そして何故この瞬間を選んだと言いたくなるようなカットインばかりでダサい。
前作やバーサスのカットインの方が遥かにカッコよかった。

前作と比べあまりにも理不尽な仕様が多くなり、代り映えしない要素が多かったのでオリジナリティー、満足感、快適感を0点としました。

COMMENT

お祭りゲーと割り切っていたのでストーリーは殆ど気にしませんでした。
最後に一点や二点をつけた項目について説明します。

●グラフィックス
秘奥義のカットインが汚く、敵・味方のグラフィックも前作と殆ど変わり映えしなかったが、一部のダンジョンのグラフィックが綺麗だったので。

●サウンド
戦闘曲を自由に変えれるのはいいが、ショップBGMがキュッキュうるさい。

●熱中度
BADの項目で散々悪く言ったが、何だかんだ言って好きなキャラ同士でパーティ組んで戦闘するのにはそれなりに楽しかったし熱中したので。

前作の２は時間を忘れてのめり込めたのですが･･･ちょっと、というかかなり残念な出来です。
自分はシリーズのファンなのでそこそこ楽しめましたがとても人にお勧めできるゲームではないです。