PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

■音楽
今作ではベースが10周年記念のポップン16になっているのでビートマニアのVやギタドラのたまゆら、DDRの華爛漫などの人気曲が移植され良曲ぞろい。
新曲のニューレイヴポップやコスモロジカルなど印象的なものが多い。
またポップン17，18，19から１つずつ曲が収録されている点も素晴らしかった。
過去曲もナイトアウトやヒップロックなど名曲がたくさん入っているので文句なし。

■キャラクター
他のBEMANIシリーズとは一線を画しているのがキャラクターの豊富さ。
モーションも多彩でキャラの見た目や雰囲気も曲に合っている。ワールドツアー等一部の曲では動きが特殊なモーションやムービーになるのも面白い。

■メディアインストール
前作ではかなり長かったロードがメディアインストールである程度軽減されている。
非常に快適と言うほどではないが、幾分かはマシになった。

■初心者への配慮
チュートリアルが丁寧でハイスピードなどのオプションやオジャマの説明も分かりやすく丁寧にしてくれるうえ、5ボタン、7ボタン、9ボタンと3つの中から選んでプレイできるので初プレイの人も敷居が低く入りやすい。
だが極めようとすれば途方もない時間がかかると言う初心者でも上級者でも楽しめるバランスがいい。

■パーティモードの最後の演出
シリーズを振り返る演出はかなり良かったと思う。
1?19まで（15は家庭用の新曲）の楽曲が1つずつ用意されているので過去作にどんな曲が入ってるのか知ることができ、興味が持てる。

BAD/REQUEST

■パーティモードの退屈さ
隠し曲を解禁するためにパーティモードをプレイする必要があるが、作業的になりがちで面白くない。マップが無駄に広く、邪魔なだけの仕掛けもあったりするうえクリアするのに10時間以上はかかるのでダレる。
そもそもポップン16自体稼働していたのが3年前なのでどんな隠し曲があるのか分かってしまい、新鮮味がない。過去曲の隠し曲も登場するキャラクターでどの曲か予測出来てしまう。
ビートマニアの家庭用は最初から隠し曲が全てオープンになっているのに何故他のBEMANIシリーズの家庭用は隠し曲の解禁作業をさせるのだろうか。

■DL曲およびDLキャラのロードの長さ
初回特典のプロダクトコードを使って曲をDLできるが、曲選択の時にDL曲にカーソルを合わせた際にロードが入り、すぐにプレイできない。
DLキャラ選択時のロードの長さは尋常ではなく、かなり待たされることになる。

■カテゴリの減少
今まではAC、CS、新曲、過去曲、マイベストと細かく曲を並び替え出来たのに今作はレベル、名前、隠し曲のみ。何故このようにしたのか謎。

■オプションでランダムやミラーを選択した際にボタンの配置上押すことのできない譜面が降ってくる。調節できたはず。

COMMENT

PS2以降の家庭用シリーズは全てプレイ済み。
Lv43を数曲クリアできる腕前。

全体的に安定したつくりになっている。
他の音ゲーと違い、ほのぼのした雰囲気や可愛らしいキャラクターのおかげでプレイしやすいが、それでいて簡単過ぎないのがポップンの魅力。
もちろん今作もその魅力は十分に詰まっているので初プレイの人やシリーズ経験者も問題なく楽しめる。

新曲・過去曲共に満足のいくものとなっているのでサウンド面での不満はまずない。
携帯機と音ゲーの相性は大変良く、時間が空いたときに数曲プレイといった感じで気軽に遊べる。

PSPのゲームの中でもオススメの1本と言える。