PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

・全体的に比較的軽くなったこと
・課金要素がないこと。故に純粋にゲームとして楽しい
・必要最低限のもの(過去作品で良いとされた機能など)を充分盛り込んでいること
・価格が安く、費用と価値が見合っている

BAD/REQUEST

・グラフィックの表示に関しての若干のバグ
・VitaやPS3と比較して不完全版である
・サクセスのシナリオが一つしかない(と思われる)ので、飽き易い可能性を否定できない
・フォーム選択時の読み込みが重く、操作性が若干悪いこと
・プレイ中の動作が現実的になった代わりにパワプロらしさがより減った可能性
・一部チームの強烈な弱体化(但し査定時が前半のため)

など

COMMENT

・オリジナリティ
ほぼ無い。過去作品のいい要素を取っ替えひっかえしただけ。更に連作である。
シナリオのシステムは必要性が見えてこない。攻略本の内容では評価が大きく変わる可能性もある
・グラフィック
若干のバグらしきものが見られるが、以前のものと変わらない。
但しパワプロの宿命なのかオープニングムービーと主題歌は素晴らしい。
・サウンド
特に言うべきことがない。応援曲の作成は目玉ではなく、ただの復活。改悪という事案はない。
・熱中度
野球ゲームとしてはそれなりに秀逸。ただし、前半がボロボロのチームは査定が酷いので、そういったチームのファンの皆様は怒りを覚えてしまうかもしれない。
・満足感
この値段でこれは、やっとまともなゲームにしてくれたと。そういった満足感は、ある、はず。
いつものように7000円でこれだったならば、いつものように某匿名掲示板でお葬式が行われる事だろう。
久しぶりに楽しい！と言えるものが戻ってきた。
・快適さ
手放しで褒めることはできないちょっとした部分でも悪化はあるものの、全体的には爽快になっていると思われる。
・総評
ハロウィンも近いこの時期、いつものあいつがやってきた。矢部である。過去作品のいい部分を取っ替え引っ変え改悪し完全版商法や見えている地雷と名高いパワプロ2013である。
多くの勇者がこの作品を愛し延々と買い続けてきたが、その度に俺のパワプロはこんなものじゃねえ！との悲哀の叫びを起こさせたあのパワプロである。
さて、今回の特色はやはり過去作品のコピペと低価格である。初版廉価版は地雷が多いという風評や、課金システムによるタレントのパワプロ卒業宣言など、大波乱が予想された本作、開けてみると近年では最も完成度が(値段の割に)高いというものだった。サクセスシナリオなどの減少や新システムを嘆く人も確かにいるだろう。だがあえてこの言葉を言っておこうと思う。

俺達のパワプロが帰ってきた！