PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

○グラフィックス
前作2nd同様、グラフィックスは非常に綺麗で、
新フィールドの樹海も雰囲気がよく出ています。

○「ハンター生活」における快適性
アイテムボックスが1マス99個かつ10ページにまで増え、
ボックス内でアイテムの調合が出来るようになり、、
連打せず○ボタンを押し続けるだけで連続調合が可能になり・・・
などなど村におけるハンター生活は非常に快適になりました。

また新機能のメディアインストールは
1G以上のメモリースティックが必要な上かなり容量を使いますが
ロード時間は劇的に短くなります。開発側の努力が感じられますね・・・

○やりこみ要素
2ndの時点ですでに恐ろしいほどのやり込み要素がありましたが、
そこに更に新武器防具、新スキル、新モンスター、オトモアイルー...
・・・などの新要素が追加され、そのやり込み要素に磨きがかかりました。
（新スキル追加＆オトモアイルーのおかげで戦略の幅も広がりました。）

熱中し始めると一度に数時間プレイしてしまうのは普通、
合計プレイ時間はいつの間にか軽く100時間突破、
他のゲームにない熱中度を喚起させるゲームだと思います。
故に熱中度に関しては5点満点をつけました。

○旧フィールド復活
過去の作品をプレイしてきた人にとっては素直に喜ばしいところですね。

BAD/REQUEST

○「ハンティング」における快適性
ボス敵と雑魚敵が生態系を無視してハンターを総攻撃するのは前作からですが、
今作は雑魚敵(特にランゴスタ)の執拗さ、麻痺のしやすさが
目に見えて強化されています。そして最悪なことに大抵無限湧きです。

2（ドス）からP2ndが発売される際、
「ポータブル用に快適性を重視し、雑魚の強さを調整した。」らしいですが
なぜそのポータブル最新作で雑魚をまた強化するのでしょうか？

巨大モンスターをエサで釣り上げるのも狩りらしくてよかったのに
今回はランゴスタが大人しく釣りをするのも許してくれません。

モンスターハンターのコンセプトは「狩り」じゃなかったのかと
少々開発者に訊いてみたくなるところですね。

○高台などの廃止
相手の攻撃の届かない安全な場所から攻撃・・・
これって十分「狩り」だと思うんですが何故廃止していくのでしょうか。

確かにハメなんかするより普通に戦うべきなのには賛成ですが
最初に自分たちがハメを提供しておいてそれをすぐ撤去するというのは
いささか疑問に感じますね・・・。

○モンスターの新モーション
確かに・・・新感覚で楽しめるモンスターもいますが
一部のモンスター（特にリオレイア）においては
既存のモーションを組み合わせて単に隙を減らしただけのようで、
非常にがっかりしました。やはりかつてない新技を見せてほしかったですね。

○大量のG武器
条件を満たすとGの名のつく強力な武器が割と楽に生産できるようになります。
武器を作る選択の幅は広がったといえば広がりましたが、
苦労して強化してきた武器たちの肩身が狭くなったとも言えます。
・・・というよりGと付けて性能をG級にしただけの大量の武器を含めて
「武器の量は前作の約2倍！」と言われても素直に喜べませんね・・・

○切れ味「紫」
あの切れ味白の更に上が追加され、本当になんでも切れるかと思いきや、
G級では敵の肉質が更に固くなっており、白ではじかれることも多々、
緑に至ってはよほど柔らなくないと使えないレベルに落ちぶれました。
強化強化のイタチごっこをしているだけのような気がしますね・・・。

COMMENT

「作った武器や防具をどんどん揃えると自然と笑みが浮かんでしまう。」
・・・そんなやり込み万歳な人には最適なゲームですね。
ハマれば不満こそあれどものすごく熱中してしまうのに変わりありません。

しかし逆に言うと同じ作業を繰り返す作業ゲームでもあり、
他の方のおっしゃる通り非常に人を選ぶところです。

ただ、周りに一緒にプレイ出来る人がいれば
非常に熱く盛り上がれる魅力を秘めたゲームです。