PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

基本的な感想はPS3版投稿から、PSP版へ向けた改変です。
評価も両者プラスマイナスな感じなので、タギング以外の変更はありません。
（変更理由は、PS3版ユーザーから見て好きならば…と、ファン向けへ変更）

・アナログパッドとの一体感。
画面の中は、水槽。
本やノートのページのように、ステージが前後へ連なっていると感じるとわかりやすい。
自分は水槽の生き物になり、アナログパッドを指先で泳がせると生き物が動く。
慣れるとそれが気持ちよくなる。
SIXAXISを傾かせるPS3版とは違い、アナログパッドが平面なスライド操作な分、体感操作がわかりやすい。

・綺麗な生物たち
見た目は「何となくあの生き物かな？」と言うデザインではある。
ただ、体が発光している生き物で表現されており、成長するごとに大きくなるため妖艶さを増す。
その美しさはPSPでも損なわれることなく再現されています。
（解像度的なことではなく）

・多人数プレイ
PS3版にもありましたが、PSP版は画面が一人に一つ割り当てられるので、遊びやすいです。
ステージを始める際に、無線通信が自動的に行われて協力プレイができると言う手軽さは便利。
（他のソフトでもこれぐらい簡単であると良いのですが）

BAD/REQUEST

・目的は何かを求めると、何もないところ。
スコアや達成への評価が何もないため、区切りがついた印象はほとんど得られない。
（一応、キャラクターのグラフィックで表現が変わる部分を見つけていくと、成長を表している）
加えて操作説明不足に意見が分かれるところと思います。
（自分で発見していく楽しみもあると思いますので）

・捕食（？）の部分がやや引っかかる。
PS3版では判定が大きかったのか、口にあたる範囲で割とおおざっぱに食べてくれたのですが、
PSP版では、ややシビアに正面から口へ持っていかないと食べてくれない感じ。
急旋回後などになかなか食べてくれないので、大回りなどの対策をしなければならない。

COMMENT

自分で操作する生き物が、餌を食べて成長してゆく過程が主ではある。
そこに奇妙な暖かさが生まれてくる。
一度楽しみ方をわかってくれば、時間を忘れる部類のソフトであることは間違いないです。
ただし、過度の熱い期待は禁物であり、静かな中でゆっくりしたゲームの時間を過ごしたい場合に向いていると思います。

PSP版は手軽な携帯機の特性上、ベッドサイドでちょっとした時間…に向いていると思います。
（電車の中でノイズキャンセリングイヤホンの組み合わせを試しましたが、プライベート空間に感じるものの、あまりおもしろい効果は上がりませんでした）
SIXAXISの操作やハイビジョン＋サラウンド空間に興味がなければ、PSP版の方の体験をおすすめします。

ゲームとは直接関係ないけれど、PSP版もXMBでソフトにカーソルを合わせた際に流れるBGM（PS3版と同じ曲）がやはり心地よいです。