PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

【オリジナリティー】
・歴代主人公+ラスボス格が勢揃い。ヘルプにも仲間が勢揃い。ファンにとって非常に嬉しい。
・ブレイブ攻撃とHP攻撃に分けることで戦略に幅が広がる。
・20人以上キャラがいて大体バランスがとれている。
・同じ名前の魔法でもキャラによって大きく効果が変わる。

【グラフィックス】
・OPとEDはPSP最高峰。OPでの別作品の主人公とラスボスが戦うシーンは見ごたえ十分。
・攻撃によって建物が破壊されたりと芸が細かい。
・一度見たイベントシーンはミュージアムでいつでも見れる。
・個人的にケフカの演出がツボを突かれる。
・アナザー衣装がドット絵を基準にしたものだったりと単なる2Pカラーで終わらせない。

【サウンド】
・懐かしい曲、有名な曲、原曲そのままのものが揃っていて満足。
・メニュー画面の曲が勇ましいので自然とやる気が出た。
・各キャラのボイスがいつでも聴ける。各キャラに対する専用の台詞は聴き応え有り。

【熱中度】
・レベルをあげやすいシステムなので慣れればすぐにレベル100になる。
・デュエルコロシアムは一度やりだすと時間があっという間に過ぎる。
・スペシャルデーのときは延々とプレイしていた。

【満足感】
・PSPソフトに大量の育成要素が詰まっているので非常に満足。
・欲を言えば各作品からもう一人ぐらい欲しかったが、育成要素を考えるとこの人数でいいのかもしれない。

【快適さ】
・データインストールでロードは快適。
・メニューやモグネットなど戦闘以外のところにも手が込んでいるので好印象。
・なにより装備、アクセサリが共用できるのが素晴らしい。

【難易度】
・ストーリーモードを全員レベル1からやりだすと苦行。一人を集中的に育てて装備やアクセサリをある程度そろえれば全員クリアがだいぶ楽になる。
・召喚獣を使えばレベル1でもレベル100の相手を一撃で倒すことも可能。
・ラスボスの滅茶苦茶な攻撃範囲はラスボスらしさがでてて理不尽と思いながらも納得してしまった。

BAD/REQUEST

【オリジナリティー】
・これだけ大量にキャラがいるとどうしてもストーリーは小さくまとまりがち。ある程度は仕方ないが思い入れのあるキャラによっては「こんなのだっけ？」と思うこともしばしば。
・例としてティナ。コスモス側唯一の女性ということでヒロイン要素で過分に詰め込まれている。OPでも一切攻撃していない。
・キャラが当たり前のように自由自在に滑空しているのは違和感がある。

【グラフィックス】
・ストーリーモードでカオス側の会話はテキストのみの場合が多く、ミュージアムで見れない。
・真ステージは効果が発動するとステージ全体がぼやけることが多く、派手なエフェクトの攻撃と合わさって見づらいことも。
・ミュージアムのボイスは各キャラごとにL、Rで切り替えられるのに対し、イベントシーンは番号が振ってあるだけでかなり不親切。キャラの名前ぐらい入れてほしい。

【サウンド】
・今作オリジナルの曲はどうしても歴代の名曲に押されがち。

【熱中度】
・FFをほとんどやっていない、対戦相手がいないの両方を満たしている人はのめりこめないか飽きが早いかもしれない。
・難易度によっては投げ出したくなることもしばしば

【満足感】
・隠しキャラが少なく「あのキャラがいればな」とどうしても思ってしまう。
・カオス側のキャラは対応したストーリーモードをクリアすればPPショップに出現、というようにしておけば隠しキャラの少なさも紛れたかもしれない。

【快適さ】
・キャラ紹介をしているパンネロのコメントが今までやったどのゲームより不快。12は未プレイだがやらなくてよかったと思うほど。
・装備は素材を集めてショップで買うより敵から奪った方が早いことが多い。各キャラ専用装備も奪えるのでデュエルコロシアムの意味が半分ぐらい無くなっている。

【難易度】
・レベルが上がるほど装備を整えないと勝てない。レベル100で同キャラ、同じ攻撃をしてもあほらしくなるようなダメージ差が出ることも。
・最高難易度CPUの理不尽さ。まともに戦うと終わらない。相手の攻撃待ちか判定の強いHP攻撃のごり押しが主体になってしまう。
・上でだいたいバランスはとれていると書いたがラスボスだけは別。キャラによって難易度がまるで違う。
・CPUの理不尽さが快適性を大きく下げている。アクションが苦手な人ほどその比率が大きい。

COMMENT

・内容自体は非常に満足のいく出来。ただアクションではなく格闘ゲーム。
・最高難度の理不尽ささえ無ければさらに評価が上がったと思う。キャラごとのバランスがわりととれているだけに残念。
・長文、乱文失礼