PSP mk2 :: 絶体絶命都市３ ─壊れゆく街と彼女の歌─ レビュー

絶体絶命都市３ ─壊れゆく街と彼女の歌─ レビュー

発売元	アイレムソフトウェアエンジニアリング（オフィシャルサイト）
発売日	2009/04/23
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：サバイバル・アクションアドベンチャー ■ プレイ人数：1人（アドホックモード2?4人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	2pt	1pt	1pt	2pt

総合点
33pt

GOOD!

☆コスチューム。
１，２に比べてコスチュームの数が大幅に増えた。
私服的なものから場違いなものまで種類は豊富。
色違いのスーツ等似たものも多いが、頭部・上下・手袋・靴の４か所を自由に着替えれるので楽しめると思います。

☆主人公。
今作から主人公を男と女から選べるようになった。
序盤の選択肢の内容で、主人公のタイプが変わるのは面白い試みかも。

これくらいかなぁ・・・ｗ

BAD/REQUEST

★ボリューム。
とにかく、１と２から比べるとボリューム不足。
前作まではあった分岐的なものが一切ない。
主人公もどっちを選ぼうがルートは全く同じなので、コスチュームと選択肢以外に楽しみが見出せなかった。
コスチュームを全て撮り終えた後は、１周のプレイ時間がかなり短くなりましたね。
ディスクの容量が少ないので贅沢なのかもしれないが・・・(^_^;)

★快適さ。
１，２以上に視点の悪さを感じた。
アクション性は下がってる筈なのに、PSPのアナログスティックの使いにくさも相俟って、ゲーム自体の難しさより操作ミスで死ぬことのほうが多かったです。
アイテム画面にしても、上下のコスチューム以外は全て道具スペースに集約するので探すのが面倒。(２周目以降は、取ったアイテムが一番下にいくので更に面倒)
せめてコスチューム関係は４か所ごとにわけてほしかったなぁ。
リトライする際に戻る場面も、何箇所か納得いかないところがあった。
後、消火器を使う場所に炎をバンバン降らすのもどうかと思いましたね。

★ヒロインの感情の変化。
今回も選択肢はノーマルなものからカオスなものまで豊富なのだが、どれを選んでもその後のセリフが一言二言変わるだけで、すぐ平常な会話に戻ってしまう。
せっかく主人公にタイプを設けたのだから、ヒロインも気持ちの傾き方でセリフ回しを変えてほしかった。
気持ちの変化は、ベンチの座り方で多少わかる程度でしょうか・・・。

COMMENT

うーん、「３」をPSPで出した意義が全然感じられなかった。
ボリューム不足、分岐がない、目新しい災害も無し。
今まで通りPS2で出した方が良かったと思う。
１や２で既に処理落ちが頻繁にあったので、個人的には次世代機で出してほしかったですけどね。

「３」をやりたくてPSPを買ったぐらいなので本当にガッカリした(^_^;)
４は是非とも次世代機でお願いします！
グラフィックは抑えめで、ギミックに力を注げば面白い内容になると思うので！！