PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

【ストーリー】
ストーリーがものすごくいいです。源平の騒乱に巻き込まれていく主人公たちのドラマも見られて、ただの恋愛だけじゃない面白さがあります。
また、歴史上の人物も出てくるんですが、実際にあった歴史の話を思い出させるようなところもあって、歴史好きな人も楽しめるストーリーだと思います。

【キャラクター】
殿方キャラはもちろんのこと、主人公などの女性キャラもすごくいいです。
よくある「女性キャラがむかつく！！萎える！！」な展開はなくて、むしろ応援したくなるようなキャラが多かった、よい意味でクセのあるいいキャラばかりだったと思います。

【音楽】
戦の前の緊迫感を表現した曲もあったら、殿方がささやくときに使う甘い曲や、日常のほのぼのとした曲、神秘的な曲、思わず涙を誘ってしまうような悲壮感あふれた曲と多種多様で、そしてどれもがストーリーにあっていました。
曲数はＲＰＧのようにたくさんは無いけど、１曲１曲のクオリティが高いです。
でも、話を読むのに邪魔しない安定感のあるＢＧＭでした。

【難易度】
移動中などに見れるメモに攻略の仕方が書いてあったり、拠点であるキャラクターが教えてくれたりと、望みのキャラのＥＤに行くまでの攻略法は教えてくれるので、簡単でした。

【追加要素】
ＰＳＰ版で新たにたされた後日談がとてもしっかりしていて、おまけというよりも、長くはないけど重厚で、１つのストーリーと言ってもいいぐらいのレベルでした。
また、新規スチル以外でも後日談のために書き下ろされた曲もあったりと、ＰＳ２版でプレイ済でも楽しめる要素はいっぱいあったと思います。
非攻略対象だけど人気があったキャラにも新規スチルがあったりと、しっかりとサービスしてあったのでうれしかったです。

BAD/REQUEST

【ストーリー】
ストーリーそのものはいいものが多いんですが、十六夜ＥＤに行くための道筋がどのキャラもだいたいは一緒なので、退屈でした。
拠点で話してフラグを立てる以外は、スキップしての連続したの作業が続いてました。

【操作性】
上記以外でも、スキップは結構使うんですが、ずっとＲボタンを押してないといけなくてしんどいです。
勝手に、未読箇所までスキップしてくれたりしたらよかったなぁって思いました。

COMMENT

ＰＳＰ?１０００を使用。
少し、機動音（シャーシャーってディスクからする音）がうるさくて、プレイの邪魔になりましたが、ヘッドホンなどをしてプレイすれば問題ありません。

「遥かなる時空の中で３」「遥かなる時空の中で　十六夜記」はＰＳ２版でお気に入りのキャラのみクリアの状態でのプレイでしたが、それでも楽しめる内容でした。
後日談がしっかりしていたのがよかったです。
また、ＰＳ２版にあったような起動するたびにＭＩＸ　ＪＯＹをする必要もなかったのでＰＳＰ版かＰＳ２版で悩んでいるならＰＳＰ版をオススメしたいです。