PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

まず、操作はページめくりだけなので、誰もが手軽に怪談を体験できる!　これは、いくら一世代前の据え置きの10倍以上の性能を誇るPSPといっても、携帯ゲームには重要な要素です。サウンドは、何の文句も含みもなく、素直にそのまま5点満点。サラウンドと聞いて、普通に音が色々な方向から聞こえる程度と思ってはいけません。遠近感までが表現されているんです。いきなり耳元で声がしたり、本気でびびりました。ある意味、体感ホラーアトラクションの領域です。このサウンドがPSPの標準になるなら、とんでもない事です。PSPは、サウンドを別CPUで処理できるので、ソフトハウスのやる気と技術いかんによっては、さまざまなゲームに応用できるでしょうね。むしろ、ソニー主導で最初から売り物にすれば良かったのに。

怪談そのものも、極めて短いです。50話をローテーションして何回も「体験」してます。

また、メニュー画面などでランダムに・・・これ以上はネタバレなので書けません。

BAD/REQUEST

いかんせん一話、一話が短い上に読むだけなので、自分の気に入らない話の比率が多くなると大変な事になってしまいます。
50話全部が気に入らないとなると、ゲーム本編より恐ろしいですよね!?

COMMENT

これは、気軽に怪談を楽しみたい人には、オンリーワンのゲーム。選択肢間違えて、何回も同じエンディングをループするなんて事もなく、50話全部、きっちり読めます。ニノ章が出たら、予約してまで買いますよ。
サウンドは、伝説的な作品になるはずです。距離感までも再現した、本当の3Dサウンド。DVDの5.1chは、ただ音が5つのスピーカーに分割されているだけですが、これは近い、遠いまでも耳に響いてきます。

逆に、読むだけのゲームだということを承知しないで買うと、大変な事になります。