PSP mk2 :: テイルズオブバーサスレビュー

テイルズオブバーサスレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/08/06
価格	5,200（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクション ■ プレイ人数：1?4人(アドホックモード対応時)

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	2pt	3pt	2pt	1pt	1pt	2pt

総合点
30pt

GOOD!

ボイスが新録のものである。好きな声優さんがいるならうれしいかと。

対人戦はそれなりに盛り上がれる。ルールをいじって戦うのも楽しい。

見慣れたものかもだが、テイルズオールスター勢ぞろい。

ダオスやバルバトスが使用出来る。

BAD/REQUEST

バトル面

吹き飛ばされた時のモーションが酷い。（仰向けになって、それ以上動かない。壁に叩きつけても方向転換するだけ、空中で攻撃を食らわせてもその態勢のままピクピクと動く。ギャグにしか見えず、失笑モノ）

CPUの思考ルーチンがアイテム至上主義。（乱戦中にアイテムが出現したら、とたんにアイテムに向かいまっしぐら。これにより追いかけっこのような戦闘になりやすい）

ジャンプがしづらい。（原作再現と言ってしまえばそれまでだが）

全体的なエフェクトが酷い。（特にアイテムの使用時のエフェクトの酷さは失笑モノ）

秘奥義という技があまりに強すぎる（逃げ回って秘奥義を使うためのゲージを溜めて放つ・・・の繰り返しで大抵は勝てる。駆け引きもクソもない）

他の面

キャラのファンをバカにしているかのようなストーリー展開（ユー○ーンが某ひいきキャラのお涙頂戴エピソードの為に踏み台にされている、原作とはかけ離れた、ギャグ要員のような扱いを受けるバル○トス・・・など。まあ、対戦ゲームだから仕方ないのだが、キャラが全体的に好戦的な性格になっており、違和感を感じる）

意味不明なキャラ選（主人公が全員揃って無いのになぜか存在するコンパチキャラ。全体的にRM2とキャラが変わっておらず、新鮮味が全く感じられない）

COMMENT

一言で言うと酷い。手抜きがここまでわかるゲームを見たのは初めてかもしれない、と思うほど。

一度触ってみれば分かるのだが戦闘がとにかく酷すぎる出来。モーションから何から、突っ込む所が多すぎて意味不明。

テイルズシリーズの対戦ゲームを待ってた身としては、これほどがっかりするものはなかった。

今後このような手抜きゲーを乱発するようならば、テイルズが落ちぶれるのも時間の問題と言える。一切妥協しない姿勢で素晴らしいゲームを量産してほしいと願うばかりだ。