PSP mk2 :: アサシンクリードブラッドラインレビュー

アサシンクリードブラッドラインレビュー

発売元	ユービーアイソフト（オフィシャルサイト）
発売日	2009/12/23
価格	5,229（税込）
レーティング	【Ｚ】18才以上のみ対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：アクション ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	4pt	2pt	2pt	1pt

総合点
59pt

GOOD!

○オリジナリティー
前作未プレイなのですが、この手のゲームにしては新鮮な印象を受けました。
ごくごく普通の街の中でのミッションなので、また一味違った緊張感が楽しめます。

○グラフィック
さすがに家庭用ゲーム機とまではいけませんが、気になりません。
シンクロ時の高度からの視点からも綺麗でした。

○爽快感
ボタン押しっぱなしで走ることであらゆる障害物や壁を乗り越えたり、よじ登ったりするのが
パルクールっぽくて爽快でした。
ある程度コツが掴めてくると、「これぐらいなら届くんじゃないか?」と思い切って移動することもできます。
この爽快感は一品です。

また、暗殺するとき、視点が変わってかっこよく映るのも良かったです。
様々なバリエーションがあってかっこいいです。

BAD/REQUEST

○快適さ
前述した移動についてですが、
ダッシュしながら曲がるときに柱や木箱にひっかかり、動けなくなったり、勝手によじ登って敵に隙を与えたりして不便なときもあります。
また、ただ段差から降りたいだけなのに、別の足掛かりに飛び移ってしまうことも多々あります。

敵を暗殺するときも目の前で殺しても気づかないことがあり拍子抜けしました。
周りの修道者に溶け込む「まぎれる」という行動があるのですが、
別にそれを使わなくてもさっさと近づいて暗殺してしまえば先に進めるのが気になりました。
ある程度近づくと気づかれる程度で良かったと思います。
また、アサシンのくせに普通の戦闘でも十分強いです。
暗殺に頼らなくてもそのまま戦えばいいじゃない・・・。
いざバレたところでドキドキとはしません。
ただ殺すだけでステータスが元に戻りますので。

○満足感
ストーリーが短い!
「えっ?」と思ったところで終わりました。
ストーリーは取ってつけたような感じがします。
あまり期待しない方がいいかもしれません。
ボリュームも圧倒的に少ないです。

また主人公がゲームシステムを覆すアイテムを持っていることに違和感を感じました。

COMMENT

PSP-1000使用。

XBOX版での存在は知っていたので、興味津々で購入。
思っていたより楽しめました。

ただ、移動のときの快適さとボリューム不足がやはり目につきます。
前作未プレイでもストーリーにたいして影響はないと思います。
というより、なまじ前作のクオリティを経験していると、がっかりするじゃないかなぁ・・と思います。

単作として見るなら、面白い部類に入ると思います。