PSP mk2 :: テイルズオブファンタジアなりきりダンジョンＸレビュー

テイルズオブファンタジアなりきりダンジョンＸレビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/08/05
価格	5,480（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：真実と向き合うRPG ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
82pt

GOOD!

■グラフィック
リメイク版デスティニーを彷彿とさせるドット絵とキャラの頭身が
非常にキレイで好感を持てる。キャラ2D、背景3Dがテイルズらしさが
一番出るとつくづく感じた。このレベルを出されると、なおのことDS
シリーズとは何だったのかと言いたくなる。ダンジョンとかほとんど
オリジナルのファンタジアとかぶってるから、どうせならファンタジア
もフルリメイクしたら良かったのにと思う。

■バトル
ほぼ残りゲージを気にすることなくバンバン技が出せるバトルは爽快。
なりきり士2人の構成にファンタジアメンバーをどう絡めるかが楽しい。

BAD/REQUEST

■シナリオとサブキャラ
単純にファンタジアの後日談的なものかと思ってたら、オリジナルを
ひっくり返しかねない設定に驚いた。と、それはいいとして、そんな
重い内容を語るのにあまりに薄いサブキャラの存在が気になった。
エトスは主人公2人を育てたという位置だけど、ストーリー上ほぼ何の
役にも立ってない。アルベルトは主人公達の服をしまうだけのタンス。
何故に人格が付いちゃったのか。しかもやたら性格悪い田舎っぺ口調。
ロディはオリジナルにいなかったタイプのキャラを無理矢理ぶっこんだ
感のあるキャラ。戦闘要員としてはそれなりに使えるが・・・
ストーリーは最終的に伏線の多くが中途半端に回収された感じで残念。

■エンカウントと長いダンジョン
最初は程よい長さ。でもある地点からダンジョンはやたら広大になり
エンカウントも激しくなる。しかもダンジョン突入の理由付けが
中盤辺りからおつかいを通り越してやっつけレベルになってくるので
よけいに探索意欲を削がれる。

■敵が弱い
自分は特にアクションが得意なわけではないが、それでも今作は敵が
弱く感じた。よって序盤からHARDでプレイしていたけど、それでも
従来のシリーズのEasy以上Normal未満程度。

COMMENT

PSP-3000使用、クロスエディションは未プレイです。
GOODでも書いてますが、グラフィックに関してはほぼ完璧と言って
良いと思います。シナリオとしては完全にファン向きですがクロス
エディションも含めてプレイすれば補完可能。ただバトルシステム
の融通が旧作から通してプレイするとかなりのカルチャーショック
を受けると思います。