PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

オリジナリティー・・・５

推理モノなのにリズムアクションがあったり、
選択肢を選ぶだけでは発言として認められなかったり、
私が今までプレイした推理モノのどれとも違うゲームでした。
これら新たな試みが、
”じっくり考える”のでは追いつかない
”議論で相手を論破する”
と言うスピーディーな展開を演出していたと思います。

サウンド・・・４

シリアスであったりコミカルであったり、
演出としてのサウンドとしてはとてもすばらしいものだったと思います。
学級裁判（ゲーム内で推理の段階）中の疾走感のあるメロディが、
次々と飛び交うキャラクタのメッセージに更なる躍動感を与えていたと思います。

熱中度・・・４

犯罪自体の推理はさほど難しくありませ。
しかし、主人公が置かれた不可解な状況と、
犯罪が起こりそれが解決されるごとに現れる謎。
それらに立ち向かう主人公達。
これらの要素が次の展開を早く見たいと言う気持ちいさせてくれます。

快適さ・・・４

ロード等は特に気になりません。
マップは広いですが、瞬間移動がつかえるため問題なし。
セーブもほぼ好きなところでできる。
不快感を覚えた部分はありませんでした。

BAD/REQUEST

グラフィクス・・・３

個人的には好きな絵柄ですが、
人によっては癖を感じるかもしれません。
そのため一応バッド表記しました。

難易度・・・２

簡単です。
と言うのは、犯人当て事態はさほど難しくないという意味です。
やはり、
「求められていることは分かるが、どの選択肢がそれに当たるのか？」
と言うのが分からない箇所が若干あるため、
ちょっと難しく感じるかもしれません。

COMMENT

満足感・・・５

とても満足です。
推理モノは、逆転シリーズ、名探偵コナンシリーズ、
パズルを多分に含みますが、レイトン教授シリーズ、
スローンとマクヘール１・２など色々やっています。

はっきりいって、起こる犯罪の謎解きはさほど難しくありません。
ある意味王道のポイントを見逃さなければクリアできます。

しかし、推理を「議論」と置き換え推理時間に制限を持たせたり、
追い詰められて話を聞かなくなった容疑者に止めを刺すため、
リズムアクションの要素を取り込んだりするなど、
単調な文章の解読にならないような工夫がなされています。

さらに、登場人物が結構ぶっ飛んでいる設定の上、
世界観にもかなりの謎があるため、
後の展開がどうなるのかがとても気になるようにできています。

グラフィックもBAD欄に書きましたが、
個人的には好印象です。
癖のある絵が、主人公たちが遭遇する\"死\"と言うものを、
マイルドに仕立て上げていると言えると思います。

逆転シリーズが好きなら、
やってみて損はないかと思います。
レイトンシリーズ好きだと、
少し残酷な描写も有るので、ちょっと向かないかも。