ヒーローズファンタジア レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/01/19 |
価格 | 6,280円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:クロスオーバーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ リミテッドエディション:9,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
469人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
73pt
GOOD!
■グラフィック
ADVパートでの立ち絵が、正面顔で喜怒哀楽とよくあるものではなく、横顔やアップやバストアップ、引き絵やギャグ顔等色々なカットが用意されていてパターンが豊富なので見ていて飽きない。また、キャラクターは元の制作会社が描いているものなので、当時のキャラ絵そのままなのもグッド。
なのだが2点なのは悪い点も目立つからなのでそれは後述。
■ストーリー・イベント
ストーリーの進行は基本的にオリジナル、スクライド、舞Himeの3本が主軸だろうか。
原作の展開が多くあったりと物語を引っ張っていく形式になっている。
話の構成自体に文句はなくよく纏まっていて最後まで安定して楽しめた。
原作をなぞった話でも他のキャラがいるため展開が大きく変わったりして面白い。やはりこういう部分がクロスオーバーの醍醐味だなと思った。原作をただなぞるだけなら原作を見ればいいだけの話である。
またイベントでのキャラの掛け合いも、一人でも多くイベントに絡ませ空気キャラを作らないようにと気を使っているように感じられて好感が持てる。別作品同士の絡みも上手く、原作を知っていればクスリとできるような会話もあって良かった。性格が破綻しているようなキャラも見受けられず、原作のキャラ設定をよく理解して会話を作っていると感じた。
■戦闘関連
最大16人でパーティを組むことが出来る。
スパロボなどのシミュレーションと違ってRPG形式である以上、キャラクターの出撃数は如何ともし難い問題だと思っていたが、少しでも多く使えるようにしようという戦闘システムは評価出来る。
また後衛キャラが攻撃すればカメラが背面に回りこんだり、キャラによっては集中線を使ったりと戦闘を派手に見せようという熱意は伝わってくる。
必殺技アニメーションも凝っている、ケロロ…というかモアは確率で黙示録撃の倍率が変わったり、カズマのシェルブリットも1発目、2発目、3発目、バーストと演出が変わったり。
■システム関連
ロードもなく快適。
またエンカウント率の調整やルートコンダクターによるエリア出入りの管理等がワイルドアームズを彷彿とさせ、ストレスなく遊べるようになっている。
■熱中度・満足感
色々ごちゃまぜ作品群でありながら王道と感じられるほどに話が纏まっていたし、主人公が出しゃばり過ぎることもなかったし最後まで楽しんでやることが出来た。
BAD/REQUEST
■オープニング・グラフィック
良い点でも書いたが元の制作会社が担当しているだけあって、本当に当時のままの絵なのだが、せっかくのクロスオーバーなのだしオープニングで複数作品のキャラクターが同じカットに映っていたりすると熱かった。
ゲーム中、移動時は見下ろし視点の3DなのだがPS時代のグラフィック、ダンジョン構成も単調で同じような景色が多い。
戦闘中のキャラクター表示がぼやけているのもマイナス、ぼやけていないのはケロロ組ぐらいだろうか。また雑魚キャラの種類も驚くほど少ない。
必殺技アニメーションも画質が悪くぼやけている。また枚数が少ないためかキャラによってはカクカク感がある。
■イベント・ボイス
これまた良い点でも書いたことだが一人でも多くのキャラをイベントに絡ませようとしている、しかしそのおかげで会話がとにかく長い。人によっては冗長と感じダレてしまうかもしれない。
会話自体はよく練られていて面白いのだが、ここまでのものならフルボイスで堪能したかった。
基本的に会話はパートボイス、何やらよく分からないタイミングでオリキャラの台詞が唐突にボイス付きになったりする程度。
オリキャラしか喋らない中途半端なパートボイスにするくらいなら、いっそボイスなしでも良かったのでは。
■戦闘関連
パッと見ではヴァルキリープロファイルを連想するかもしれないが、ゲーム性は全くの別物。敵を打ち上げてコンボを繋げて?とかそういった動きが大きく見栄えが良い爽快感のある戦闘にはならない。
多人数でPTを組むシステム構築だけで力尽きたのか、肝心の戦闘バランスはおざなりで戦闘の面白さにも繋がっていない。
フィールド効果やクロスオーバーボーナス等のタクティカルな要素もあるのだが、それらをうまく使うよりも、こまけぇこたぁいいんだよ!!なゴリ押し戦法でどうにでもなってしまうのが残念。
■システム関連
昨今のゲームには珍しくボス戦の前にセーブポイントがなかったりする、戦闘システムに慣れていない序盤などはボスに殺されてまた前のセーブポイントから探索のやり直しが地味にきつかった。
戦闘システムにしてもそうだが直感で理解できるものが少なく、またインターフェース的な問題点として、どこで何を設定するのかがとても分かりづらいものになっていて序盤は戸惑いっぱなしだった。もう少しメニューの簡略化は出来なかったのだろうか。
またやり込み要素がほとんどない為、ストーリーを追うだけという感じになってしまっているのもどうかなと思う。
COMMENT
25時間弱でクリア。
個人的には好きな作品ばかりでこれ以上ない最高のラインナップだった。
スレイヤーズを始めとしたゲーム化に恵まれていた作品はともかく、リウイやRODやスクライドがゲームで遊べるなんて。
ただ年齢層が高い人は喜べる反面、最近の作品がないので若年層へのアピールに欠けているのではないかなと思う。もし次作があるのなら最近の人気作を入れられれば更に幅広い世代に遊んでもらえそう。
また今作の戦闘システムを土台にどうパワーアップさせてくれるのかも期待したい。
余談ではあるが、敵キャラが負けると捨て台詞的に「さすがに分が悪かったか?」だの「多勢に無勢だったか?」等の台詞を残して去っていくのだが、これは正論で主人公PTは戦闘要員だけでも30人の大所帯で行動している為、余りにも酷い構図だなと笑ってしまった。
こういった部分もどうにかしたほうがいいのかもしれないw
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・戦闘
最大16人のメンバーを組み込むことができる。
キャラごとに得意なステータスがあるがポイントを割り振ることである程度の補正をすることができる。
アシストやクロスオーバーなどの要素をうまく使うことで戦闘が楽になるため、最初はよくわからないだろうが
理解しだすと戦い方にも幅がでてくる。
・システム
快適性は高く、エンカウントを調節できたりマップが見やすかったりなど配慮されている。
辞書機能もあり。
・ストーリー
何の変哲もないヒーローVS侵略者という王道
キャラの個性は死んでおらず原作通りの雰囲気をしっかりだしているため良い。
BAD/REQUEST
・グラフィック
戦闘中のキャラがかなりぼやけていて、残念。
重くなりすぎないように画質を落としたのだろうか?
アップになると顕著。
・戦闘
いろんな要素が組み込まれているのはいいのだが生かしきれていない
というのも英雄モードが強すぎて、それになれれば大体勝てる。
一部の戦闘の難易度が厳しく運ゲーあり。
・ボリューム
RPGにしては短く、またより道要素もあまり無いため淡白に感じる
・ボイスが少ない
キャラものとしてこれはアリなのだろうか?
というかオリキャラ勢しか喋ってない
限定版にはフルボイスイベントがいくつかあるらしいが・・・
COMMENT
サクサク進むため熱中度は少し高めに評価した。
ファンなら楽しめるかもしれないが
ただRPGとしてなら、やめたほうがいいと感じる。
また内容に対して値段もちょっと高め
安くなってから買うことをお勧めしたい。
ちなみにイベントCGなどは存在しない。
(VITAでプレイ)