ジェネレーション オブ カオス 6 レビュー
発売元 | アイディアファクトリー(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2012/06/28 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:SRPG ■ プレイ人数:1人 ■ 限定版:8,190円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
- « 前へ
- 1
- 次へ »
584人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 3pt |
39pt
GOOD!
[GOCであってGOCに非ず]
このゲームはジェネレーションオブカオスのタイトルを冠しながら、ジェネレーションオブカオスとは言い難い。シリーズをプレイしてきた者にとっては、完全なる別ゲーと捉えるほうが良い。それはいい面でも悪い面でも、である。こちらではいい面を表記していこうと思う。まず今作は製作会社が違う。かのユニオンシリーズを世に送り出したスティングである。毎度毎度システム面での挑戦を続けるこの会社は、今回も[まぁまぁ斬新かも]と言えるシステムをゲームに詰め込んでくれた。
戦闘はRTSで展開される。カオスアタックという味方との連携を駆使して敵を倒していくことに戦闘の根幹があるが、そのためにはまず単体での攻撃を仕掛け、○ボタンをタイミング良く押すことで範囲を広げられるインパクトサークルという赤い輪を展開させなければならない。武器によってもインパクトサークルの範囲は異なり、基本的に攻撃力の高いものほどサークルは狭くなる。インパクトサークルの範囲内に味方がいれば、表示されるボタンを押せばカオスアタックが始まる。
更にRTSらしく、MAP兵器や地形の概念も存在する。味方のカオスアタックの優位性に対して敵は数が多く、又MAP兵器も戦闘開始時は全て敵側、更に移動するMAP兵器(魔法)も使ってくる。そのため難易度は高め、と言えるが、リトライ機能とフリーバトルのおかげで詰まることは無い。このあたりは評価したい。
[グラフィック]
ジェネレーションオブカオスは初代のメインイラストを除き、前作まで同じ人が担当していた。近年アッサリめの絵を描く人であるが、ジェネレーションオブカオスのイラストは重厚で濃いめのものが多く、万人には受け辛いと個人的には感じた。しかしながら今作は担当者が変わり、アッサリめで受けはいいのではと判断出来る。
[スキップ機能]
会話パートやイベントパートは全てスキップ可能。会話だけを早送りするもよし、イベント丸ごとすっ飛ばすもよし、プレイヤーに[二周目をしてもらおう]と思わせるのはいいことである。戦闘時の長ったらしい召喚魔法演出も、オプションでカット可能というのも評価したい。
BAD/REQUEST
[GOCであってGOCに非ず]
こちらは悪い面。このゲームはタイトルを間違っている。[ユニオンオブカオス]か[カオスユニオン]とでもすればよかったのだ。製作会社が違うため仕方が無いとは言え、スティングは安易なキャラ設定を好んでいるとしか思えない。主人公は取り敢えず素朴で特徴の無いイケメンを出す。物語途中で参入する赤髪の女子は、グロリア・ユニオンのエリーシャにそっくりなうえ、更にグロリア・ユニオンのピンガーとキャラクターごと被っている(と個人的に思っている)少女まで登場する。[どっかで見たことあるなぁ?]と思わざるを得ない女性騎士から、ユニオンシリーズでは頻繁に登場した人魚キャラまで、とってつけたようなキャラしか出てこないのである。
またシステムもスティングゆえに安心感はあるが、ジェネレーションオブカオスも、その前提であったスペクトラルフォースも、そもそもは相手の領地を占領して自国を拡大、大人数対大人数のバトルを繰り広げるゲームでは無かったのかと言いたくなってしまう。シリーズのキャラクターを継続して出演させるわけでも、大人数対大人数のバトルをさせてくれるわけでもない、果たしてそんなゲームがジェネレーションオブカオスなのだろうか。
[見辛さ満点]
ステータス画面の防具や武器の数値は非常に見辛い。小さいのだ。文字が小さい。また画面は常にゴチャゴチャしており、戦闘画面に至ってはMAP兵器が2,3個存在して敵味方が犇めき合うと目によろしくない環境が作り出されるほどにせわしなくなる。
COMMENT
ジェネレーションオブカオスは初代からプレイ済み。
ほんのりダークなグロリア・ユニオンというイメージしか持てない残念さが残る。
ポっと出ては即退場する敵キャラたちは、もはやスティングのお家芸なのだろうか・・・。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
33pt
GOOD!
・ある程度万人受けする癖の少ないグラフィック
・いわゆる厨二臭さ。
・後半ステージの難易度は高め(主に敵の強さと数において)。
シミュレーションRPGとして緊張感が楽しめる。
・味方の攻撃後、攻撃時の武器によって決まる敵を中心とした半径内に
近くの仲間がいた場合追撃できるのだが、攻撃後のノックバックを含め微調整が辛うじて戦略と
いえる。
BAD/REQUEST
・戦闘に変化が少ない。
敵と敵の砦が大量に出てきて、目的はMAPボスを潰す。それだけなので飽きる。
もう少し達成目標が変化に富んでいてもいいのではないか。
・ボスの特徴が少ない。使う武器も味方と同じ。
・カーソル移動が面倒。リアルタイムに進行するゲームなのにあちらこちらへ指示を飛ばすのに
わざわざそこまでカーソル移動させるのが、最後のほうは苦痛になる。
・敵グラフィック少なすぎ。数種類に、色違いだけ。
・セリフのボイスが素人臭い。というか戦闘時でも棒読みが多い。
・シナリオが超展開すぎて付いていけない。いや、逆に読めてしまう。要約すると
「出会う人で会う人が必ず裏を持っていて、味方のふりをしているが高確率で敵」
このパターンしかない。
・公式サイトの声優のコメントに「選択肢によってストーリーが変わっていくので何度もプレイ
して頂きたい」「壮大な物語」などとあったが、嘘八百もいいところ。
選択肢など2か所程度しかない。自分が知らないルートに選択肢が山のように出ていたら申し訳
ないが、ストーリーの変化なんて微々たるものだった。
COMMENT
地雷。
ストーリーの破綻ぶり、戦闘の単調さ、キャラの空気の薄さ、とんでもない地雷。
雰囲気ゲーだと思って割り切ればいいけれど値段分の価値はない。
まぁこのゲームの臭さを表すストーリーの一端を例として載せておきます
自分たちの世界が崩壊する→パラレルワールドの管理人に会い、自分たちの世界が崩壊する前まで戻そうとする→それをするとほかの世界を巻き込んで壊れる可能性があるからと止められる、つまり良識ある神様からの警告→自分たちの世界が大切だから他の世界が崩壊する可能性なんか知らないよ!と言って武力で強行突破する。
これを如何にも友情、家族愛、感動にまみれたストーリーみたいに書かれたゲーム、やりたいですか?
- « 前へ
- 1
- 次へ »
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
前置きとして、ジェネレーションカオスシリーズと先入観なくプレイしたレビューと理解してください。
まずGoodと評価できる部分として戦闘パートのシミュレーションが挙げられる。
戦闘がリアルタイムに進み、操作が忙しく熱中できる。また連携前提のボスが多数いるため、味方ユニットの配置考えながらの戦闘になる。思考型シミュレーションを好むプレイヤーには向いているだろう。
次にBGMも相まって雰囲気は基本的にダークな感じに仕上がっている。
多少シリアスな場面も多く、これもプレイヤーの好みによっては合ってるかもしれない。
(後にお笑いに変わるが)
最後に操作性がわかりやすく、スキップ機能も多いので、プレイそのものにストレスを感じないのも評価できる。
BAD/REQUEST
こちらはジェネレーションカオスの過去作をプレイしたことがある前提でレビューさせていただきたい。
・キャラデザ、戦闘、システムがほぼスティング。まぁ開発がスティングだから当然かもしれないが、ジェレネーションカオスとしての側面も残して欲しかった。
・キャラクターが破綻している。中心キャラもつっこみどころ満載だが、わけがわからない理由で寝返る仲間達にはイラっとする。一つ例を挙げると、中心キャラだと思ってた味方がいきなり寝返る→倒したら改心して復帰→と油断したらまた寝返る。これではどのキャラを育てたらいいのかわからなくなる。
・ストーリーがひどい。キャラクターが破綻している以上しょうがないかもしれないが、終盤の超展開には苦笑い。
・戦闘グラ、セリフが単調である。戦闘ではボイスがあるわけだが、主要キャラに関係する相手との戦闘でもほとんどが凡ボイス。また、敵はグラの使い回しボイスの使い回しが目立ち、後半になるに連れてダレる。
他にもいろいろあるが、レビューにするまでもないので割愛。
COMMENT
ジェネレーションカオスのナンバリングにしてほしくなかった。外伝とかにすれば多少救いがあったかもしれない。
キャラクターをもっと深く掘って、専用イベントや恋愛、友情的な要素を詰め込めていけば良ゲーランクまで持って行けただろうが、それでもスティングゲーとしての話。
ただ、リアルタイムバトルシミュレーションゲームとしては、熱中できる部分もあるので、そこはオススメしておきたい。