サガフロンティアレビュー(評価)

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サガフロンティアレビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/11/26
価格	600円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ロールプレイング ■ 必要容量：180MB

スコアボード

中央値: 65
難易度: 2.25
レビュー数: 12

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

16.7%

30-39

8.3%

40-49

8.3%

50-59

33.3%

60-69

25%

70-79

8.3%

80-89

90-100

【60点以上】
66.7%
【標準偏差】
16.59

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

　388人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	4pt	3pt	3pt	3pt

総合点
71pt

GOOD!

■オリジナリティ
サガシリーズの中でも連携という素晴らしいシステムを作り上げた本作。
連携の有無で戦闘のプレイヤースキル差が出るので非常に面白い。
かなり無理をしても、強い敵を倒せるのが醍醐味になっている。
ロボ、妖魔、半妖魔、モンスター、人間と種族が別れているのも、
育成を多様化していて、面白さを増している。

■グラフィック
現在の視点から見ると、
2D絵がPS3でのTV出力やPSP出力に非常に向いており、
かなり綺麗に見える。

■熱中度
何より戦闘の面白さです。
プレイヤーのスキル次第で、
不相応な低レベルでも、強敵を倒せてしまうこの仕様は素晴らしいと思います。
普通のRPGなら、敗因はレベルが足りなかった・・となる訳ですが、
このシリーズは、あそこでの判断が間違っていたのでは？と、
全滅した時に、それが自分のミスである事を何度も感じます。
安易にレベル上げに走るのではなく、
失敗を考察・分析し、次はこうすればと考えてプレーし、
乗り越えたときの喜びは何とも言い難いものがあります。
1コマンド入力毎に非常に重みと意味のあるRPGだと思います。

BAD/REQUEST

何よりシナリオ面の中身の薄さでしょう。
各キャラクター毎にメインシナリオがあります。
が、そのメインシナリオは、育成の時間を考慮しないと、
10分?2時間程度のボリュームしかありません（サガ的には長いが）

致命的なのが、サブシナリオ（どの主人公でもできるもの）の少なさで、
全部で20個程しかありません。
その内の大半は術取得のシナリオであって、
システム上、反属性のイベントはできないために、
一人の主人公で出来るサブイベントが10個ちょっとしかないのです。

メインシナリオが長めのキャラクターでも、
せいぜい3?4時間で育成以外のやる事が無くなります。

COMMENT

戦闘と育成が非常に面白いRPGです。
やる事の少なささえなければ、
ロマサガ2のように絶賛され続けるゲームになっていたと思います。
他のサガシリーズと比較すると、主人公毎のシナリオは充実していますが、
それが仇となって？、サブシナリオが激減し、
シリーズ特有の自由に遊べる部分が少なくなってしまっています。
非常に残念なゲームでもあります。

主人公一人くらいをプレーするのであれば、
中身の薄さも気にならないと思うので、落としてみると良いかと思います。

戦闘の出来はミンサガと並んでコマンドRPG最高峰だと思います。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
ウォーレンさん [2009/04/08 掲載]

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[問題報告]

　391人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	2pt	3pt	1pt	3pt

総合点
48pt

GOOD!

サガのプレイ遍歴はＧＢサガ１?３、ロマサガ１?３です。
サガ３以外どれも大変面白かったので、発売当時やれなかったサガフロがＰＳＰで出来ると最近知ったので購入してみました。「往年の名作を久々にプレイ」と言う訳でなく、サガフロ未経験者の感想、と前置きします。

☆ドット絵☆
緻密に描かれたキャラ・敵は味が有って凄く良い。アップになると荒くなるのもゲームしてるカンジがしてスキです。

☆戦闘☆
楽しい「閃き」。技をレベルによって覚える／スキル貯めて習得する、等とは違った楽しみ・ワクワク感があります。技・術が繋がる連携も爽快感タップリ。

☆音楽☆
世界観にマッチした良い音楽揃いだと思います。戦闘曲カッコいい。調べてみたら、サガ２やロマサガ等の音楽を手掛けた有名な作曲家さんなのですね（無知ですいません）でもおっさんになったからか分かりませんが、多感な時期？にプレイしたサガ２やクロノ・トリガーほどは心に残る曲はありませんでした。サガ２は当時カセットレコーダーに自分で曲録音して聴いてた位なんですが。

BAD/REQUEST

ロマサガのイメージが頭にあり、あんなカンジなんだろうなーと軽い気持ちでやってみたらまぁ何と言うか、難というか。

★自由度★
最大のウリではあるものの、やるべき事行くべき所が明白になっていないとどうしていいか分からない事が多々あります。一旦突入するとクリアするまで抜け出せない強制イベントが多く、こまめにセーブ、且つデータを幾つか用意しておかないと簡単に詰む。会話もえぇ？と思う程に淡白なものが多いので、脳内補完が必要。

★キャラ★
主人公は７人から選べてそれぞれ個別のストーリーですが、やたら濃いキャラ・ウスゥ?イキャラがハッキリしてます。エンディング含め、作り手側の力の入れ具合の差を感じる。

★武器／技の種類★
術はかなり種類があると思う反面、武器が少ない。槍・斧・弓・杖はどこに？？楽しい閃きがあるのは主に剣と体術だけだし。連携は凄く充実してて良いんですが。

★判り難すぎるマップ★
「最終的に育てるキャラを決め、その仲間が集まるまでは最小限の戦闘で進めるのが最善」と言うのは攻略法のひとつらしいんですが、敵シンボルを華麗に避けるのなんて無理！マップは動ける通路等の範囲が狭いし、画は綺麗な反面ゴチャゴチャしててどこに動けるか分からない＆戦闘からは逃げられない。慣れれば違うんでしょうが…。仲間もどこでパーティに入れられるのか知識無では難しい。

★回復アイテム★
体力回復アイテム・術の回復アイテムは有るのに技の回復アイテムが無い。全員が休める結界石も売ってなくて希少。

COMMENT

正直、初めは酷評しようかと思ってました。
マップは意味の無い場所が数多くあり、どこに入れるのかも良く分からない、ストーリーは圧倒的に説明不足のまま進んでいく。周りの評価が高いのは以前にやった思い入れ等があるからだ、と。

悪くないな…と３人目位から、楽しいかも…と感じ始めたのは５人目のキャラで始めた位からです（遅っ！）

回れるメイン世界はどのキャラでもほぼ同じですが、段々と進め方・強化の仕方が分かって来て楽しくなる感じです。欲を言えば、全員でクリアしたら主人公全員＋αで真・ラスボスを倒す完結編とか…欲しかったなぁ…。折角同じ時間軸・場所での７人のストーリーなんだし。
因みに章のカットに入る原画は凄くカッコ良いのに、デフォルメ的ＣＧは世界観ぶち壊しな気がしてならない。初めて見た時はマジに吹きました（笑）

結果的に自分はそれなりに楽しめましたが、万人には安易に勧められないところも含めてちゃんと「サガ」だったなと。長文・駄文失礼しました。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
おれんぢさん(レビュアー情報) [2010/08/14 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　366人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	5pt	3pt	2pt	1pt	2pt

総合点
51pt

GOOD!

サウンド･･･特に幹部級のボス曲において右に出る者のいない伊藤賢治の全盛期を体現しており、ノリノリ全開のバトル曲の種類だけでもシリーズ随一
お薦めは特定のボスバトル「Battle#3」、時の君戦等「Battle#4」、メタルアルカイザー戦「Battle#5」を筆頭にバトル曲殆ど
当時何度も音楽ファイルを落として聞いたりしたもんだ。

オリジナリティー･･･個性あふれるリージョンの集合体というロマサガ時代とは違った世界観を醸し出せていることを評価

バトル･･･大味ながらもきっちり大連携が決まって大ダメージを叩きだせた時の総快感

BAD/REQUEST

難易度･･･ロマサガ時代はプレイヤー泣かせのマニア向けRPGで、特に語るに欠かせないのがロマサガ3部作通して鬼神の如き強さで立ちはだかったラスボスであろう。
ロマサガ時代、エンディングを見ることが出来なかったプレイヤーは数多い
それが、、、レベルの上がりも強さのインフレも非常に早く、メインシナリオが殆ど無いリュート編以外は寄り道も稼ぎもほぼ不要
ラスボスもブルー編、T260G編、リュート編辺りはなかなかであるものの、全般的に平凡?弱め程度になってしまった。
それでも、強制イベントの関係上下手に進めるとハマる箇所が見られることもあり、全般的に中程度の難易度はあるが

グラフィック･･･小林智美女史のイラストの雰囲気がうまく再現できてたSFC時代に比べて、いとも無機質に見え、感情移入もしずらい
次作のサガフロ2で大きな変貌を遂げるが

快適性･･･ロマサガ時代の代名詞であるフリーシナリオの存在により、ストーリーに沿う一本道FFと対極たらしめんとしていたがこれも随分失われてしまった。
強制イベントも多数、うっかりセーブにはご用心を
ちなみに、次作のサガフロ2ではフリーシナリオ自体捨て去られる

COMMENT

SFCのロマサガ時代に比べれば随分と薄味、物足りないものとなった。
主人公一人に付き10時間前後で終わってしまうボリュームの薄さもアッサリ感を助長する。
選んだ主人公と他主人公の絡みも殆ど無く、選んだ主人公のひたすら目的追求のみになってしまっている。
これでは人間関係の広がりも世界の広がりも感じられず、主人公の違う小粒なゲームが7本セットであるのと変わらない。
なお、プレイ時間は7人分クリアの合計で示している