428 ～封鎖された渋谷で～レビュー(評価)

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428 ～封鎖された渋谷で～レビュー

発売元	スパイク（オフィシャルサイト）
発売日	2009/09/17
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：サウンドノベル ■ プレイ人数：1人

スコアボード

中央値: 82
難易度: 2.13
レビュー数: 32

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

6.3%

30-39

40-49

6.3%

50-59

12.5%

60-69

6.3%

70-79

53.1%

80-89

15.6%

90-100

【60点以上】
87.5%
【標準偏差】
15.19

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　489人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	2pt	2pt	2pt	1pt	2pt	2pt

総合点
36pt

GOOD!

街と比べてそれぞれの人物が深く関わっていくのがよかった。このシリーズのシステムをうまく生かせていたと思う。
街は結局それぞれの人物がすれ違っていただけだったから、それに不満があった人は今作は楽しめると思う。
街はコメディーしすぎていたが、今作はシリアス。

BAD/REQUEST

文章が稚拙。絵があるから余分な文章は省いているのだろうが、ほとんどカギカッコつきの会話で進んでいくのは勘弁して欲しかった。小説を読んでいるという感覚はない。肝心のストーリーもイマイチ。先が容易に読めてしまう。ストーリーの性質上コレはよろしくない。
途中でムービーが入るのもマイナス点。非常に質が低く、5流ドラマを見ているよう。
単語の解説がゲーム中に読めるのだが、その質が街よりはるかに落ちている。読んでて面白くない。辞書を読んでいるようだった。毒がなくなった。
片手プレイができない。設定では片手プレイがあるのだが、実質できない。単語の説明を開くのにどうしても右手を使わなければならない。
文章の表示速度を変えることが出来ない。そして表示速度が超遅い。場面場面に合わせて表示速度を変えているのだが、その速度があわない人には非常に読みづらくなる。諸刃の剣。パラパラとページをめくることができない。一度読んだようなところをスキップするにも不便すぎる。
オートセーブしかない。任意の場所で栞を挟むことができない。オートセーブポイント以外でやめたら、再開するとき一定のポイントからしか読み進めることができない。やめた場所から読み進めることができない。
音楽自体はいいが、音質は良くない。

カナン編。これが最悪。他の人も書いているが完全なる蛇足。本編が好きだった人はプレイしないことを勧める。本編よりも格段に幼稚な文章、ストーリー展開。専門用語バリバリ。ルビ振りまくり。例えば「観光客」を「サーイツ」と呼ばせたりする。中東が舞台なので聞きなれないルビが本当に多く登場する。完全に自分に酔った文章で相手に伝えるという気持ちがまるでない。これまでの人生で読んだ文章の中で、下から数えて5番以内に入るくらいのものだった。何の魅力もないストーリー。このカナン編のせいか、本編もキチンと完結しない。尻切れトンボで終わる。結末がわからない。

COMMENT

普段小説を読まない人にはオススメできる。逆に小説を読む人にとっては稚拙な文章やストーリー展開に嫌気がさすかもしれない。
ゲームで読む「小説」ではないことに注意。予算があまりかけられなかったドラマといった感じ。
そしてくれぐれもカナン編をプレイしないこと。これをプレイすることによって評価はガクンと落ちます。mk2はレビュー投稿者が自ら点数をつけることはできず6項目の評価で勝手に点数がついてしまうが、もし私が428に点数をつけるとしたら5点である。本編だけなら40点。カナン編をプレイしたことの後悔を他の方には味わってほしくない。ライトノベルは読んだことはないが、そういうものなのかもしれない。

プレイ時間：わからない(クリア済)
アルカファナルドンさん [2011/04/11 掲載]

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　421人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	5pt	4pt	5pt	4pt	2pt

総合点
88pt

GOOD!

テキストが読みやすい。サウンドノベルのテキスト追ってると字の形によっては目が疲れたり読みにくかったりするけど、これはすごく読みやすかった。

音楽。緊張感を醸し出す音楽を上手く表現できていると思う。予告編で流れる音楽がかっこいい。
ともすれば手を抜きがちな効果音や人物選択時の音楽に至っても、ちゃんと耳に残るようになっていた。
あと、個人的に好きなのがタマ編のふにゃふにゃした音楽とボーナスシナリオ１の音楽。

続きが気になるストーリー。盛りあがったところでちょいちょい区切りが入るので、「今日はここまで」と空いた時間で楽しめるし、明日の楽しみにできる（PSPだから通勤電車での暇つぶしにもってこいだった）。

キャラクターが脇役の設定まで非常に凝っていて、個人的に特に嫌いなキャラクターがいなかったので、それも満足できたひとつの理由。

ティギー・ウィリアムスの演技力（表情）。他の役者さんも上手いけど、あの難しい表情をちゃんとこなしているところが凄い。

「街」をプレイした人ならわかるネタが散りばめられている所。

オートセーブのON・OFFが選択可能なので、オートセーブ嫌いな自分にとっては助かった。

BAD/REQUEST

あんまり不満な点がないんですが…

バッドエンドリストが見づらい。あと、どうせなら既に見たバッドエンドをいつでも見られるようにしてくれたら、と思った。
内容自体も結構深刻なものも多くて、もう少し笑えるようなのがあれば。。。

ボーナスシナリオ2。内容は置いといて、長い。やたら長くて疲れた。
肝心な部分だけで良かったと思う。文章も「これはいらんやろ」ってのが多いし。中東の情勢は別に無くても良かったんじゃ…

ED曲。曲自体は嫌いではない。が、しかし、ED曲をED以外で聞いているとEDで聞いた時にホッとするというか「終わった?」という感じや感動が薄れてしまった（少なくとも自分は）。「あーまたこれか」って感じで冷めたというか、ガッカリしたというか。
上木彩矢の宣伝は良いけど、もう少し控えた方が良かったかも。

あとはPSPで唯一、困ったのが某EDで流れている画像。小さすぎでPSPでは本当にわかりづらい（泣）。これは改善した方が良かったかと。

COMMENT

（本作は虹の栞までだして、街プレイ済み。）

Wiiで出ていた時から気になっていて「PSPで出ないかな」と思っていたら、PSPで出てくれたので迷わず購入し、電車の中でプレイしてました。
暇つぶしにしては楽しませてもらったし、大満足です。

クリアするだけなら簡単で、時間もかかりません。が、クリアしてから本当にやり込んでいく感じです。
スペシャルエピソードは19が好きです。大門さん頑張れ。

＊アニメの声は右で消えました（←気になる方は、参考に…）。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
おねぃさんさん [2010/03/11 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	5pt	5pt	3pt	3pt

総合点
86pt

GOOD!

「街」はプレイしましたが、何しろ１０年前なのでストーリーはほとんど覚えてません･･･

・シナリオが秀逸！
上にも書きましたが、「街」はプレイ済ですがシナリオはほとんど覚えてません。
けれどまったく独立した別の話になってますので未プレイでも何の問題はありません。
それに、ほとんど覚えていない私でも「おっ！」と思える「街」の単語とかが出てくると思わずニヤリとしてしまいますね。花ちゃんの名前の由来が一番興奮しました。

また、「街」は主人公が８人いてボリュームも凄かったのを覚えてますが、その８人の物語は全く別のものとなっていますが（舞台と時系列が同じ８冊の小説を読んでるような感じ）、「428」は最初はバラバラに行動していますが、最後は主人公全員が１つの目的に向かって集まってゆきます。
確かに「街」と比べてボリュームが少ないとは思いますが、クリアした時の爽快感は「街」より上だと思います。

・キャラクター
「街」ではちょっと受け付けないキャラがいたりしましたが、「428」は全員すんなりと受け入れることができました。
また、主人公選択画面で細かなグラフィック変化があるのが嬉しかったです。（作中で服を変えたら選択画面でも変わっていたり、破れてドロドロになっても同じように変わっていたのがよかった）

・KeepOut、ToBeContinuedの入れ方
物語を強制で途中中断させる「KeepOut」、１時間の終わりを告げる「ToBeContinued」の入れ方が秀逸すぎる！！
「その先！その先を早く読みたいのに！」というところで入れてるので他の主人公の話も一気に読み進めてしまいます。
1時間進めるごとに予告編が投入されますが、これもとてもよかったです。予告編の音楽が今でも耳に焼き付いてます。

BAD/REQUEST

・ボーナスシナリオ
カナン編に少々不満が。
普通に読み物としてはとても面白いです。
ただ「428」の今までの世界観とは明らかにかけ離れすぎているのでついていけませんでした。
ライトノベルが苦手な人には余計に無理だと思います。私はライトノベルは好きですが、「428」と世界観があまりにも違いすぎるので途中で投げてしまいました。