TRICK×LOGIC Season1 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/07/22 |
価格 | 2,980円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ヒラメキ発見ミステリ・ノベル ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:2,380円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
478人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
77pt
GOOD!
今までの推理物のゲームは提示された4つ5つの選択肢の中から答えを選び、それを何度か連続で正解すればクリアできるというものでした。そのため、犯人やトリックがはっきり分からなくても選択肢の中からおおよそ判断がついたり、全く分からなければ選択肢から総当たりでもクリアが可能なものでした。
しかし、このゲームについては「ヒラメキ」というものがその選択肢の役割を果たしているのですが、とにかくその数が多く、またそのヒラメキ自身も自分自身で問題の文章を組み合わせて作っていく必要があるので、総当たりという方法ではクリアはできません。問題を解くには犯人とトリックがはっきりとわかっている上で出題文章から答えとなるヒラメキを自ら作り出す必要があります。そのため、今までの推理ゲームとは完全に別物の、やりごたえのあるゲームと感じました。過去にもおそらくこのようなシステムのゲームはないと思いオリジナリティは満点にしました。
また、問題につまづいた時のヒントなどもあり、推理物が好きですが解くのが苦手な私でも無事正解することができました。
BAD/REQUEST
GOODにも書きましたとおりこのゲームは文章からヒラメキを作っていくのですが、そのヒラメキの作成が数多の文章から特定のキーワードをつなぎ合わせて作るものですから、答えや犯人はわかっていてもヒラメキを作るキーワードがうまく見つからずヒラメキをただ探すだけで何時間もかかることもありました。このため、答えが分かっているのにヒラメキだけを延々と探すことになり、これは問題のテキストが増えていく後ろの問題になればなるほど特に目立っていき快適性を大きくマイナスにする理由となりました。(それでも問題を解くのがおもしろくて熱中度は高かったですが・・)
COMMENT
PSP-3000使用
推理ゲームを今までいくつかやってきましたが、このゲームほど続きがもっとやりたくなるゲームは初めてでした。ヒラメキの生み出し方には不満もありますが、全体の面白さに比べれば、ささいなものと感じました。 現在SEASON2をダウンロードで購入してやっていますが、どんどん難しくなっていきますね?。推理物をガッツリやりたい人には強くお勧めできるゲームだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt |
74pt
GOOD!
■オリジナリティ
従来の探偵もののアドベンチャーとは違い、マップを移動して証拠を
集めていくというような要素は全くなく、純粋に文章を読み込むことで
真相を明らかにするという、電子書籍+ゲームという感じの内容。
キレイに解決するためにはふわっとした推理ではなく、ほぼ完璧に
全容を把握しなくてはいけない。なので短編ながら、けっこう難易度
は高めで硬派な内容という点に好感を持った。でもちゃんと救済策も
用意してあって安心設計。
BAD/REQUEST
■爽快感→作業感
これは避けられないことですが、推理アドベンチャーに付き物の
トリックも犯人も検討が付いている状態での証拠集め作業の酷なこと。
今作は文章に散りばめられた言葉を結び付け最終的な結論を導きます。
しかしこの言葉の数がかなり多く、もっともらしいミスリード用の
言葉もあり自分の推理の結論に結び付けるのが大変。
■一部の犯人の動機付け
ド素人が有名作家に文句を言うのもどうかと思いますが、消去法で
容疑者を絞っていった結果、一番意味のわからない動機の人間が
犯人でしかありえなかった時の残念さ。小説としてはアリなのかも
しれないが、解かせる前提でこのスッキリしなさはないだろと。
■キャンペーン
キャンペーンは面白い試みだと思ったけど、気付いた時にはほとんど
終わってたという、発売日に買わないと間に合わない代物だったので
もう少し期間を広く取っても良かったのではと思った。
COMMENT
ゲームというより本です。ので、従来のゲーマー向きのソフトでは
ないと思います。でも内容的にターゲットになりそうな普段文庫や
ハードカバーで読む人たちはわざわざPSP使って読まないですよね。
そういう意味でもったいない素材だと思います。
あと、個人的には音読やキャラのやり取りのボイスはいらなくて
それよりも後にリリースされるSeason2とをまたにかける要素で
引っ張らず、その容量を使って一本にまとめてほしかった。
何か安いと思ったら2本で従来の1本分かよと思った。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
殺人事件で犯人が仕掛けたトリックを論理的に推理していくという、今まであったようでなかったタイプのノベルゲームではないでしょうか。
全10話からなるシナリオは現役最前線で活躍している大御所作家が7人も参加している豪華ぶり、熱くならないわけがありません。
シナリオごとに作家が一人一人担当している物語を読み吟味する「推理編」を経て、実際に自分の手で解き明かしていく「解決編」といシステム。
派手な演出やSEを抑え純粋に文章から推理して謎解きだけに集中できる「文章を読む楽しみ」を感じさせるシンプルな創りにも好感が持てます。
各話は独立しているシナリオですが全体的には大きな流れが存在しているという点もなかなか練られた構成になっています。
一話一話の尺も程よく、回が進むごとに上がる推理レベルも絶妙で憎いです。
また、遊び心溢れるオマケ的な要素も多々あり、本編とは別に色々と楽しませてくれます。
BAD/REQUEST
シーズン1をクリアして特に苦と思った箇所はなかったです。
推理している背景で流れるクラシックも邪魔にならない選曲でした。
しいて挙げるならもう少し個々でレスポンスを快適にしてもらえるとよかったくらい。
推理が失敗した後の硬化時間や、回答に当てはめたヒラメキを消去するのにいちいちアナウンスが表示されるなど負の部分に対する反応をポンポン切り替えてもらえたらもっとストレスがなかったかなと感じました。
文章を楽しむゲームだと思うのでアニメ部分や声優はいらなかったと思いますが、アニメ声優ではなく俳優や女優を起用したのは正解だったと思います。
しかもヤマ役の閣下にはいい意味で驚きました。お茶目な閣下が見れて満足です。
ただ声を当ててない時の方がキャラが弾けてたのでそれを閣下の声で聞いてみたいと少し残念です。
COMMENT
文章の中に散りばめられたヒントや証拠を組み立て犯人の嘘を見破って回答に導いていくといういわゆる本格推理好きにはたまらないゲームだと思います。
逆に言うと、あまりにも論理的な思考を要求され、いわゆる総当りにコマンドを拾えばストーリーが進むシステムではないので、それが苦手な人や物語を楽しみたかったりする人には抵抗があるかもしれません。
このゲームは純粋にトリックを解き明かす事を大前提にシナリオを練られていて、動機だのの人間的感情は一切排除して考えるように推理冒頭でも釘を刺されます。
それを受け入れないと謎を解いても意図とは違う問題が湧き出て釈然とせずに、このゲームの本来の魅力が何割も半減してしまう恐れがあると思いました。
でもそれはこのゲームの欠点ではなくて、それだけ人を選ぶ特徴的なゲームなのかな、とも思います。
それを含めてこのゲームは本当に画期的な試みだと思います。
下手な某脳トレゲームよりよっぽど頭働かせられるしやり応え十分です。
この世にはまだまだ素晴らしい推理作家は沢山います。
次回作があるならもっと色々な作家が出す挑戦に望んでみたいです。
これは小説好きにはゲームの楽しみを、ゲーム好きは小説の楽しみを感じさせる機会になるいい作品なのではないでしょうか。