TRICK×LOGIC Season1 レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/07/22 |
価格 | 2,980円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ヒラメキ発見ミステリ・ノベル ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:2,380円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
486人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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5pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt |
77pt
GOOD!
今までの推理物のゲームは提示された4つ5つの選択肢の中から答えを選び、それを何度か連続で正解すればクリアできるというものでした。そのため、犯人やトリックがはっきり分からなくても選択肢の中からおおよそ判断がついたり、全く分からなければ選択肢から総当たりでもクリアが可能なものでした。
しかし、このゲームについては「ヒラメキ」というものがその選択肢の役割を果たしているのですが、とにかくその数が多く、またそのヒラメキ自身も自分自身で問題の文章を組み合わせて作っていく必要があるので、総当たりという方法ではクリアはできません。問題を解くには犯人とトリックがはっきりとわかっている上で出題文章から答えとなるヒラメキを自ら作り出す必要があります。そのため、今までの推理ゲームとは完全に別物の、やりごたえのあるゲームと感じました。過去にもおそらくこのようなシステムのゲームはないと思いオリジナリティは満点にしました。
また、問題につまづいた時のヒントなどもあり、推理物が好きですが解くのが苦手な私でも無事正解することができました。
BAD/REQUEST
GOODにも書きましたとおりこのゲームは文章からヒラメキを作っていくのですが、そのヒラメキの作成が数多の文章から特定のキーワードをつなぎ合わせて作るものですから、答えや犯人はわかっていてもヒラメキを作るキーワードがうまく見つからずヒラメキをただ探すだけで何時間もかかることもありました。このため、答えが分かっているのにヒラメキだけを延々と探すことになり、これは問題のテキストが増えていく後ろの問題になればなるほど特に目立っていき快適性を大きくマイナスにする理由となりました。(それでも問題を解くのがおもしろくて熱中度は高かったですが・・)
COMMENT
PSP-3000使用
推理ゲームを今までいくつかやってきましたが、このゲームほど続きがもっとやりたくなるゲームは初めてでした。ヒラメキの生み出し方には不満もありますが、全体の面白さに比べれば、ささいなものと感じました。 現在SEASON2をダウンロードで購入してやっていますが、どんどん難しくなっていきますね?。推理物をガッツリやりたい人には強くお勧めできるゲームだと思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
79pt
GOOD!
オリジナリティ:
推理小説を段階的に読み解くシステムが面白い。
ありそうでなかった、斬新なシステム。
普通の推理小説だと、頭で整理しながらの犯人捜しは困難だが、
ナゾやキーワードを散りばめて、考えやすいようにうまくゲームに取り込めている。
熱中度、満足度:
文中のキーワードがナゾを呼び、ナゾとキーワードでひらめきを呼ぶ。
多くひらめけば正解に近づくが、全部ひらめいてもすぐに正解を出せるとは限らない。
このような総当りではなかなか正解に結び付けないバランスはいいと思う。
推理小説を読まない人にも楽しめるのでは。
BAD/REQUEST
小説によってはナゾやキーワードが多すぎて、総当りが大変なこと。
収録シナリオ数は多くないですが、思ったよりもクリアに時間がかかると思います。
まともにやったら20時間は軽く突破すると思う・・。
最初の小手調べ小説を終えると、複数の中から自由に小説が選択できるようになります。
ところが、主人公やヤマたちのサイドストーリーが全小説に含まれていて、
右から左に順に進行する形になっているため、この順にプレイして行かないと話が繋がらない。
これだと、実質、自由に選べないと思う。何とかして欲しかった。
とある小説の犯人が無理やりすぎる気がした。動機の理由付けがひどい。
声優が棒読み。音声収録量が少ない。
従来のサウンドノベルのように順にテキスト表示されるわけではないので、
音楽変更できない、エフェクト等の盛り上がりに欠ける。
COMMENT
これは新しい形のサウンドノベルです。チュンソフトファンなら買いましょう。
普段、推理小説を読まない人でも楽しめると思います。
値段分の価値は十分あるでしょう。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
犯人当て推理小説を上手くゲームとして組み込んでいる
出題されるストーリーそのものは、「アカシャ」と呼ばれる
ゲーム部分とは独立した完全な推理小説となっています。
これまでの推理ゲームといえば、ゲームありきの設計のため
推理小説などの本格推理と比べると、トリックがかなり制限されたものになっていましたが
このゲームでは出題部分がプレイヤーの介入できない完全な推理小説になっているため
これまでのゲームでは出来なかった難解なトリックや文章構成を可能としています。
推理部分がシビア
プレイヤーが得られる情報は出題部分で描写された文章が全てであり
証拠物品を調査したり、事件関係者に質問するといった事後行動は存在しません。
キーワードを組み合わせれば、トリックを解く上での鍵となる「ナゾ」や
答えである「ヒラメキ」を入手できるが、これらにはミスリードを招く膨大な数の
不必要なナゾやヒラメキが存在するため、すべてを鵜呑みに信じることも出来ません。
プレイヤーは己の推理力のみで筋道を建ててトリックを解明する必要があります。
それゆえに、自力で真相に辿りつけた時の達成感は非常に大きいです。
(どうしてもわからない人のためにギブアップとなるヒント機能も用意されています)
サポートキャラによる珍回答・迷推理
ある程度答えが出ずに詰まっているとサポートキャラたちが繰り広げる推理劇を
ミニゲームとして楽しむことが出来ます。
それらは突拍子も無い物が多く、突っ込みどころ満載であるのですが
トリックを解く上での足がかりとして何に注目するべきか、
現場の状況の整理、別角度から攻めこむためのきっかけとなったりと、
一人では視野狭窄になりがちな思考を程良く溶かしてくれます。
出題担当が第一線で活躍する推理小説作家陣
やはりプロだけあって短編の中で推理に必要な情報をさりげなくかつ過不足なく仕込んでいます。
トリックも一筋縄ではいかず、特にギブアップしてしまったとある話の真相は
それまで組み立てた推理とはまったく異なるものであり衝撃を受けました。
一話完結でストーリーごとに担当者が変わるので、文体や人物描写が一話ごとに異なり、
トリックだけでなく作家ごとの文章の違いを楽しむことも出来ます。
一週ごとに出題編と前週出題された話の解答編をDLCとして配信
新しく面白い試みだと思います。
解答編まで一週間じっくりと考え込んだり、ディベート出来たりするのが面白いですね。
全て購入してもシーズン1と合計して通常のPSPソフトの値段程度なのも○
BAD/REQUEST
プレイヤーが正解を閃くタイミングと正解となるヒラメキを探し出すまでのラグ
他の推理系ゲームとは違い、プレイヤー側が推理に必要な材料は出題部分で全て示され
推理部分となるキーワードの組み合わせは、あくまで答えとなる「ヒラメキ」を作るための作業に過ぎません。
トリックの解明そのものはゲームの主人公ではなく、プレイヤーが全て行う必要があるのですが
解明できても答えとなる「ヒラメキ」が用意できてなければクリアすることは出来ません。
もちろん、答えが分かればそこから逆算もできるのだが、キーワードの組み合わせは膨大であり
上手く組み合わせられないと「答えが分かっているにもかかわらず総当り」状態になってしまいます。
演出の地味さ
事件の起こる出題部分ではBGMは変化せず、SEもページをめくる音だけです。
また、解明編もトリックを解き明かすだけで犯人と対峙して
犯人の言い逃れを論破していくといった展開もありません(驚き役は存在します)
これは、あくまで犯人当てがゲームのキモであるという制作側のスタンスだと思いますが
普段小説を読み慣れていない層には物足りなさを感じるかもしれません。
声優となる俳優陣たちの演技力不足
かなり棒読みです。ただし、デーモン閣下だけはプロ顔負けのいい演技をしています。
大部分がノーボイスなのが不幸中の幸いでしょうか。
COMMENT
PSP-3000使用 DL版
既存の推理ADVとは異なる構成と本格推理小説そのものの
トリックに挑戦できて非常に満足しています。
まだまだ改良の余地は見られますが推理系ADVの
まったく新しい形を示すことができた作品だと思います。
是非これからもこの路線を継承した「犯人当てゲーム」を制作して欲しいです。
これから5週間は毎週おおいに頭を使うことになりそうで楽しみです。