PSP mk2 :: 機動戦士ガンダムギレンの野望アクシズの脅威レビュー

機動戦士ガンダムギレンの野望アクシズの脅威レビュー

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/02/07
価格	6,090（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：戦略級シミュレーション『ギレンの野望』シリーズの中で，最も人気があった”ジオンの系譜”をベースにした戦略級シミュレーションが新たなる脅威を打ち砕くためにやってきた！機動戦士ガンダム・Z・ZZ・逆襲のシャアまでの時代を収録し，「IF」ストーリーの検証が可能だ。登場キャラは200名以上，ユニット総数400種以上，新システムの『アライメントシステム』，『ユニット単位の委任』の活用など，携帯性を考慮しつつ，迫力とやり込み要素に新要素が大きく加わり，最高のボリューム感で満足できる内容になっている。(転用元:GDEXより)

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	1pt	1pt	5pt	3pt	3pt	3pt

総合点
58pt

GOOD!

まず５点をつけさせていただいた「熱中度」
これはもうガンダムファンにたまらないです、文句なし。しかもPSPなので電車の中などちょっとした時間でも進めたくなるゲームです。
シリーズ全てを経験した私ですが今作も発売日に買ってからの１週間は毎日徹夜続きでした。
その理由ですが、なんとも説明し辛いですが、とにかく宇宙世紀のガンダムが好きな人なら絶対はまるとしかいいようがないです
逆にこれでガンダムを知ってみようとか最近のガンダムにはまった人はやめておきましょう。
ただこのシリーズをはじめてやるという方でも宇宙世紀好きな方なら楽しめると思います。

ティターンズ、エゥーゴ、アクシズにもイベントがつき、逆襲のシャアまで収録してあること

CPUの思考が積極的になり、攻めてくるようになったこと

シャアの率いるネオジオンの本拠地がグラナドからサイド１になったこと

ボリュームは確かに底上げされている

侵入を廃止、大将がやられてもゲームオーバーにならない

高速戦闘やセーブ、ロードは快適。ですがこの作品上仕方ないのですが、やはり快適と感じるゲームではないでしょうね。戦闘フェイズとかもダルくなってきます。２点にしたいところですがまあ改善はされているので３点

BAD/REQUEST

まず外交をなくしたこと、これによりどこの勢力でも普通にプレイする場合は必ず資源がたまりにたまり、資金は足りなくなる状態になる

ifを謳っておきながら対してオリジナルと感じるイベントはない。まだ攻略も完全に出回ったわけではないですが正直もの足りませんでした。よって１点
そろそろ新生ジオンや正統ジオンにもイベントを追加してみてはどうでしょうか

キャラの塗りなどが酷過ぎる、正直同人か何かのほうがまだ出来がいいくらいです。戦闘シーンも系譜とまったく変わってません。０点でもいいぐらいです

音楽、正直心に残るものはほとんどない、そして音質もたいしたことなく、系譜や独戦からの使い回しもけっこうある。基本的に同じ音楽を聴き続ける作品なので途中から音量０にして自分の好きな歌や曲を聴きながらプレイしてました

裏連邦、裏ジオンといったおまけ的な勢力がなくなったこと

他にも細かいところが多々ありますがそれはまあファンだからですし、アラをあげていけばこの手のゲームはきりがないので項目のところだけで・・・

COMMENT

正直なんとも微妙ですね。発売前?発売して１週間の間は非常に楽しめました
ですがフタを開けてみれば確かにボリュームは底上げされてますがイベントも結局使い回しというかifと感じるものは皆無だったのが寂しい
基本的には原作通りと考えてよいです。
ほんと細かいところですがアッシマーはまだともかくハンブラビやギャプランが３機編成なのがどうも違和感が・・・まあゲームバランス調整なのかもしれませんので難しいところですね

系譜をやったことある人なら連邦とジオンはとくにやらなくてもいい程度だったのが残念でした
やはりこの手のゲームは愛があればいくらでもボリュームやイベントは追加できる作品なので正直、利益しか考えないプロというかバンダイの社員さんが作るよりも、ユーザーが集まって作りあげた方が面白い作品にはなるでしょう
もちろん次回作にも期待しますが、同人的なゲームができたら相当面白いだろうなあ・・・と妄想するこのごろです

なんとも点数的にすると厳しい作品になってしまい文章にするのも難しいですが、面白いことは面白いです。ぜひファンの方はやってみてください