PSP mk2 :: DISSIDIA FINAL FANTASY UNIVERSAL TUNING(ディシディアファイナルファンタジーユニバーサルチューニング) レビュー

DISSIDIA FINAL FANTASY UNIVERSAL TUNING(ディシディアファイナルファンタジーユニバーサルチューニング) レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/11/01
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：ドラマチックプログレッシブアクション ■ ダウンロード版：4,000円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	4pt	2pt	1pt	4pt	2pt

総合点
52pt

GOOD!

グラフィックスやサウンドは無印と同じなのでPSPではトップクラスです。
ＦＣ世代のキャラも違和感なく３Ｄ化され、サウンドは過去の名曲をアレンジしたものが使われていますので古参のＦＦファンもグッとくるのではないでしょうか。

以下、無印からの変更点を主に評価したレビューとなります。

・バトル中のみですが、英語ボイスと日本語ボイスの切り替えができる

・装備をセットとしてコピー＆ペーストができる

・一部突き抜けたキャラもいますが、弱かったキャラがそれなりに強化された傾向にある

・ＣＰＵの超反応が若干緩和された感じがする

こんなくらいでしょうか

BAD/REQUEST

相変わらずレベルに応じて攻撃力、防御力の差が激しく、プレイヤー側の最高レベル100に対してＣＰＵ側の最高レベルは130という仕様もあり高レベルＣＰＵ戦では１ミスで勝負をひっくり返されます。
これに対しての救済のような装備もあるのですが、それを対人戦で使うとゲーム性が崩壊してしまうという、なんともお粗末な仕様…。
まぁ対人戦では事前にルールを相手と話あえばいいのですが…

以下、無印からの変更点を主に評価したレビューとなります。

・キャラを前面に押し出した対戦アクションなのに、新キャラの追加がない

・装備・アビリティ固定のアーケード(タイムアタック)モードでキー配置の変更ができない

・無印をやり込んでいた人は対人戦ができないと、ほとんどやることがない。

COMMENT

UMD版購入、PSP-1000使用

ゲームの基礎部分は無印と変わらず、オンリーワンの面白さがあります。
対人戦をメインで楽しんでいる方は多少新鮮な気持ちでプレイできるでしょう。
キャラ性能やユーザビリティの『調整』部分も思ったより頑張っていると思います。
しかし『追加』されている要素が少なく、これがフルプライスで売られるものなのかと思うと甚だ疑問です。据え置き機ならパッチを当てて済む程度なのですから。

正直、対人戦メインで楽しんでいる人にしかオススメできません。
ディシディアをまだ触れていない方はイベントも日本語ボイスの無印版を、オススメしますし無印経験者で１人で遊ぶのがメインの方は2000円程度に値下がりしてからの購入をオススメします。