スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 レビュー
発売元 | スパイク・チュンソフト(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/07/26 |
価格 | 6,279円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ 限定版:9,429円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
424人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
91pt
GOOD!
個人的に前作で既に完成していたものが多く、評価しづらい部分もありますが
前作と比較しながら評価したいと思います
・ゲームシステム
パワーアップしていると思います
批判は多いですが、自分は反論システムがかなり好きでした
・ストーリー
特に落ち度は感じられず、満足できます
今作も二週目からの伏線の発見は楽しいと思います
・おしおき
このシリーズを際立たせる、ある意味こねゲームの象徴的な映像です
個人的には前作ほど驚きを覚えるものは少なかったですが、キャラクタを引き立てるものがあったのでかなり良かったです
・難易度
事件の質が上がっていたり、言霊の装填数が増えてたりと
明らかに前作よりも事件の上がっていて満足です
・ボリューム
前作ではボリュームの少なさが目立っていましたが、今作ではそうは感じられませんでした
各章の話も長くなったと思いますし、オマケモードもかなり追加さてていて満足です
特に「だんがんアイランド」はファンに嬉しいモードだと思います
・パロディなどのネタ
今作にも多くありました
こういうものは人を選ぶとは思いますが、おもしろかったと思います
・熱中度
予想通り寝る間も惜しむ程に熱中しました
やり込み要素が少ないゲームであることはわかっているのですが、やめられなくなります
BAD/REQUEST
これといって批判する要素はなかったのですが、
強いて言うならクライマックスですかね
ストーリー自体には満足だったのでしたが、黒幕の正体のガッカリ感はありました
展開も前作の方が盛り上がったと思いますし
あとはとある生徒の突然変異が少し寒かったかな…?
COMMENT
前作の虜となった自分からすると最高の作品でした
総合的にみるとかなりオススメできます
致命的な悪い要素もなく、前作よりも全体的に良くなったと言っていいでしょう
ストーリー的に難しいとは思いますが、続編に期待をしたい作品の一つです
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
85pt
GOOD!
学級裁判は前作からの正統進化と言って何ら問題ないと思う。
事件?捜査段階で犯人バレバレですよみたいな事件はなくなり、
新要素やミニゲームの追加・改良もナイスアイデアなものが多かった。
特に「同意」と「反論」は学級裁判らしいシンプルでよくできた追加要素。
ミニゲームも単体では微妙だけど、前作よりはよくなったしアクセントとしては十分機能してる。
細々した演出もカッコよくなるよう改良を重ねてるのが見えて好感が持てる。
音楽も良くて、前作で個人的に微妙だった議論中の曲も今作ではお気に入り。
新曲は減ったものの、捜査パートの曲や明るい曲などハズレのない布陣だった。
今作では自由行動時間に行われる日常会話(いわゆる通信簿会話)も良く、
短い会話でそのキャラの行動理念に納得がいくよう説明できているものが多め。
おまけモードでの交流も含め、初期に死ぬキャラにもより愛着が湧くようになったと感じる。
まとめると、前作で感じられた既存の短所はどこも改善の努力が見られ、
「マシにはなったがもう少しかな」という点はあっても、「なんだ全然直ってないな」と思う点はごく僅か。
シナリオも衰えを感じることのない出来であり、
全体を通して見れば多くのサプライズを仕込んだ魅力の詰まった作品であったと思う。
BAD/REQUEST
シナリオ以外の部分では悪い意味で気になる点は少なかった。
調べられる場所が少なくて少々マップ探索が退屈なのと、
学級裁判のミニゲームはまだ見直しが必要だなというくらい。
あと、電子ペットとかクリア後の別モードとか、
ないよりは良いんだけどちょっと突貫工事めいた粗さがあるよねっていうシステムがままある。
シナリオについて書くと、
最後まで生き残るキャラは全体的にもうちょい掘り下げをやって欲しかったと思う。
いわゆる「決意のセリフ」は部分的には前作より感動できるところもあったんだけど、
最終局面を迎えた際の「成長」の説得力は前作のほうが強く感じたと言える。
あと、第2章の出来も個人的にかなりいまいち。
このゲームのテンションの高さは好きなんだけど、いまいちあの展開は乗れなかったなあ。
「トワイライトシンドローム」ネタも有効に機能していたとは思えなかった。
COMMENT
前作は大いに楽しんだのだけど、正直なところ今作にそこまで期待していたわけではなかった。
このゲームは前日譚を小説化したりと他にいろいろ平行作業してることも知ってたので、
制作スパンを考えても+α程度の追加要素があればいいや、という軽い期待だったのだが、
1年8ヶ月でここまで多方面に改良・追加を行った作品ができるとは思っていなかった。
「マリオブラザーズ」と「スーパーマリオブラザーズ」ぐらい違うかと言われると流石にNOだが、
「スーパー」をつけて名前負けしない意欲的な続編であると思う。
前作からの続きモノとしての要素が非常に強く、前作同様にパロディや下ネタなどで人を選ぶ部分もある。
もっとも、それは「欠点」ではないし、必ずしも「直して欲しい点」でもないというのが個人的な意見。
このシリーズはそういう点で制約を課せられないある程度尖ったところが売りだと思うので。
…ただまあ、事実として人によっては巨大な「悪印象」になりうるそういう点があるのは否定できないので、
新規プレイを考えている方についてはご注意いただければと。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
◆キャラクター
デザイン、個々のキャラ設定等、キャラクターを構築する部分に関してはとても良くできているし、感情移入がしやすいと思います。
嫌味がなく、かつ個性的で非常に良いです。
◆大山のぶ代
このゲーム最大の売りはなんといっても悪役の大山のぶ代さんです。
前作同様、反則といってもいいほどの「はまり役」といえるでしょう。
この配役は神をも恐れぬ所業であり、
声優陣はこのゲーム最大の売りだと言っても過言ではありません。
◆サウンド
音楽はいかにもゲーム音楽の王道というイメージです。各曲のクオリティも高いです。後半に使われている3和音アレンジもファミコン時代のサウンドを知っている方なら活目する部分でしょうね。
◆テキスト
10代の人たちには絶対にわからないようなネタが散りばめられています。
製作者の年齢層が見えてくるでしょう。
難解な内容でも、軽妙でよく考えられたテキストは、嫌味なく受け入れられるとおもいます。
BAD/REQUEST
◆殺人のトリックと動機と、裁判のルール
ネタバレできないので詳しくは書かないのですが、殺人の動機は事件が解決しても疑問が残るものばかり。。。。あまりにもうそ臭すぎて「その動機自体がミスリードなのでは?」と逆に疑ってしまいます。キャラクター設定がよくできているのに、殺害動機とのリンクはほとんどなし。「急に性格が変わった」としか思えないような動機ばかりです。
トリックは稚拙。ミステリ小説が好きな人なら、すぐに解けてしまうものが多かったので残念です。プレイヤーとしてはほとんどわかっているような真相を、「どうすればいいんだ・・・」と悩む主人公。うーん、萎えます。
話によって裁判のルールというか、「クロ」の決め方が微妙に変化します。
なにをもって「クロ」とするかという定義に一貫性がなくなるチャプターがあるので、
そこでゲームをやめる人もいるような気がします。矛盾がひどいので。
◆ストーリー
ストーリーは一言で言うと中二病。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
結末に至っては意味不明です。
もう少し辻褄を合わせて欲しいです。
◆システム
ダンガンロンパシリーズには根本的に2つおかしいところがあります。
1)このゲームは「超高校級」の才能を持った若者たちを幽閉しコロシアイをさせ、自ら裁判をさせ、犯人をあぶり出し、主催者が「お仕置き」と称してその犯人を殺害するという....とても趣味の悪い内容がメインシステムです。
なのですが、主人公は自由時間に幽閉先から積極的に脱出を試みることもなく、次の殺人事件が起こるまで友達づくりをして過ごします。なぜなのでしょう。クリア後もまだ理解できません。
2)かなり非道な悪役なのにキャラクター達は悪役の申告や言動をなぜか100%鵜呑みにします。
なので、プレイヤーはゲームが終わった後も「本当にそうだったのか?」という疑問を持ち続けることになるのです。
COMMENT
前作クリア後、ゲーム内で明かされた「真相」の内容が疑問と矛盾だらけだったので、
「そんなわけねーだろ」と突っ込んでしまいました。
第2作で謎が解消されると人づてに聞いたのでプレイしましたが。。。。
前作ほどひどくはないにしろ、
やはり納得度の低い「真相」に苦笑するのが精一杯でした。
風呂敷を広げすぎて回収できなくなった伏線を「◯◯◯だから」と身も蓋もなく片付けるスタッフの乱暴さには正直、疲れました。
テキスト、サウンド、キャラクター、声優など個々のパーツは素晴らしいのに、
全体を包むシステムがおかしいので、
そのいびつさを気にする人はプレイできないような気がします。
なので、このゲームをオススメできるのは以下の条件を1つ以上満たす方だと考えます。
1)西尾維新の小説が好き
2)残酷なものを見るのが好き
3)中二病なものが好き
4)ゲームに矛盾回避を求めない人
5)声優チェンジ前のドラえもんが好き
以上になります。
自分が 5)に該当するので、プレイを全うできました。