ときめきメモリアル4 レビュー
発売元 | コナミデジタルエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/12/03 |
価格 | 5,250円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シミュレーション ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
439人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 1pt |
59pt
GOOD!
1の頃を思い出す内容でそこから機能を色々追加しているのは良かったですし、隠しキャラの条件も比較的分かりやすい出現方法なのは良かったです。
メディアインストールで比較的快適にプレイ可能。
隠しキャラの1人が歴代のときメモシリーズとは違い超初心者仕様な点。シナリオ自体は初心者向けではないのとこれを最初にやった後違うヒロイン狙いでいくと痛い目見る可能性ありますが。
BAD/REQUEST
特技システムは幅を広げたって意味では良かったけど2週目以降でポイントさえあれば前回までのを引き継いで即使用可能なのは世界観崩れすぎな気が?と思いました。
手つなぎイベントが●●に用意されていなかったのは残念でした。
EVSシステムがあるのはいいのだけど再生される前に1?2秒とまってから再生されるのでもう少し考えてほしかったです。
色々機能追加するのはいいのですが、そのせいかイベントやCGが減ったように感じ、一部のキャラは1年目で好感度最大にしてしまったのもありますが同じイベント(台詞)の繰り返しで途中でだれちゃった部分もあるだけに、容量の点があるのは仕方ないけどもう少しイベントがほしかったです。
COMMENT
PSP-3000使用
過去作は1&ドラマシリーズコンプ、2は1キャラだけクリアした程度。
久々のときメモで楽しめたことは楽しめたけど、慣れているせいでキャラ数を最低限に減らしてプレイ出来ちゃうので難易度が低く感じちゃいますし、イベント数少なくて途中でだれることが多かっただけに次のナンバリングタイトルは据え置きでイベントかなり多くしてほしいなって思います。
あとEVSシステムですが、このデータがメモステに存在すると「DJ Max Portable Emotional Sense - Clazziquai Edition」が100%起動しないバグが発生する(EVSデータを削除したら起動可能)ので、日本のPSPで海外ゲームプレイはサポート対象外だけど、今後他のゲームでも起きる可能性があるかもしれないので何かしらの対策があるといいなと願っています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
58pt
GOOD!
携帯機で手軽に遊べるという点。
ゲーム進行もスピーディーで、早送りを駆使すればクリアまで2時間程度といったところでしょうか。
セーブも頻繁に可能なので、ちょっとした合間に進めるといった事も可能。
メディアインストールを行なえば殆どロードも体感せず快適です。
賛否両論の分かれるキャラデザインですが、無難に仕上げたまず「可愛い」と言える出来。
一見は微妙に思えても、やり込むうちに魅力を感じてくる不思議さがあります。
各キャラの性格もそれぞれにポイントを押さえていますので、全員が全員地雷と言う人は少ないのではないでしょうか。
耳に残ると言えるほどではないが、プレイを阻害しないという意味で心地よい音楽。
BAD/REQUEST
良くも悪くも続編。
技術的な進歩はあれど、システム面はまったく進化していません。
登場するキャラを変えたのみの1作目、2作目の焼き直しと言ってもいいでしょう。
難易度が非常に低いです。
旧作をやり込んだ、または今作が初めてでも少しのコツさえ掴めばやる事は同じ。
狙った攻略キャラ以外の登場を抑え、自己のパラメータを上げてデートを繰り返すだけ。
特に今作では新たに「特技」という要素が加わり、これが難易度の低下に拍車を掛けています。
まぁ、楽に攻略できるという意味では良いのかもしれませんが……。
痒いところに手の届かない操作系。
他のレビュアーの方々も仰っていますが、コマンド選択が面倒です。
頻繁に選択するコマンドはワンタッチで選べるようなショートカット機能などが欲しかった。
また、運動部に参加していると特定日の活動が必須になるのですが、気付かずにやり過ごしてしまい強制退部になるということが何度かありました。
一応注意のマークは出るのですが、これが簡単に見落としてしまうくらい小さい。
それ以外の警告も一切ないので、上記のような羽目に陥ります。
イベントの物足りなさ。
高校生活の3年間をプレイするには、キャラごとのイベントがあまりにも少なく感じます。
通常のデートは結局のところ短い会話のやり取りと選択肢を選ぶのみの作業となるので、楽しみは一枚絵のあるイベントを探すことになるのですが、これが非常に少ない。
多くは服装を変えたバリエーションでしかなく、完全に独立したイベントシーンは数える程度しかありません。
音声合成システムの不便さ。
無線LAN環境にしか対応していません。せめてPSStoreのようにパソコンにダウンロードしてUSB経由で……というような手段が欲しかった。
COMMENT
PSP-2000使用。メディアインストール済。
旧作をやり込んだ懐かしさから手を出してみましたが、良い意味でも悪い意味でも「ときメモ」でした。
シリーズの伝統を守り、けれどもそのせいで進歩がなかった……という感じです。
新機軸に掲げていたモーションポートレートや音声合成システムも評価されるところではありますが、それは技術的な部分の評価であってゲームとしての面白さとは関係ないものです。
恋愛SLGの最大の問題点である「繰り返しの作業感」を払拭するためにも、もっと大量のイベントを詰め込んで密度の高いプレイがしたかった、というのが感想です。
旧作を楽しみ「ときメモ」というシリーズ自体に魅力を感じられる人ならばお薦め出来ますが、一見で「面白いギャルゲーを」と言われると非常に微妙です。
PSアーカイブで旧作が廉価で入手できるようになりましたので、まずはお試しでそちらをプレイし、このシリーズの世界観を気に入ったならば購入を検討しても良いかと思います。
最後に。
音声合成システムの注意書きに「個人情報保護のため本名の使用はお控えください」とあるのですが……。
言わんとするところは分かるのですが、この手のものは本名を呼んでもらいたいがために利用するものだと思うのですが、コナミさん(笑)
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
<キャラクター>
これは好みも入ってくるから賛否両論はあるのだろうが、異常にアクの強かった前作までのヒロイン陣に比べて比較的マイルドな仕上がりになっている(ごく一部を除き)。
<グラフィック>
前作の3からは格段に進歩している――というか3があまりに冒険的過ぎた。下手ウマと言われた伝統的な趣きをギリギリで残しつつ、近代的なグラフィックに持ってきたのは素晴らしい(それでも古臭さは否めないがコレは味だろう)。
<各種アニメーション>
無理矢理なポリゴンから原点回帰した素直なアニメーションは見ていて安心すら感じる。
<サウンド>
どれも耳に残る。相変わらずの高品質。
<スキップ>
とても早いです。素晴らしい。
<特技システム>
ある種今作のキモ。定番の特技に偏りがちになるが、ステルスやエスケープといった一見使い道のなさそうな特技でも「主人公の味付け」と思えばなかなかに存在感が出てくる。各種縛りプレイにはもってこいだろう(一度色々貼り付けてやってみたが見事別ゲーに成り果てた)。
<伝統>
これは一朝一夕で出来上がる物ではない。今後も守り続けて欲しい。
BAD/REQUEST
<イベント>
それぞれの内容はそんなに悪くないのだが、今日日のこの手のゲームにしてはイベントの絶対数が少なすぎる。容量の兼ね合いと言ってしまえばそれまでなのだろうが、攻略対象以外のヒロイン出現を絞ったチキンプレイ時にその物足りなさは顕著になる。
<読み込みの多さ>
致命的というわけではないが、少し目に付いた。
<バックログ>
シーンが変わると消えています。もう少し何とかならなかったのか。
<戦闘>
こんな薄っぺらい取って付けたような戦闘は私の知ってるときメモじゃない。何が大切な人を守る為の力だ。あんな代物の為に三年間部活してきたんじゃないんだぞ畜生め。
<これも時代か>
仕方がないと思いつつも諦めずにいれば一度くらいは楽園への扉が開かれると信じてプレイし続けていた私は多分馬鹿なのだろうけど、自分でも思っていた以上に落ち込んだ。
<クリア特典・引き継ぎ>
特技の解放は有り難いのだが、肝心の経験値が再びゼロスタートなので折角の解放が生かし切れていない。クリア時の実践特技をそのまま引き継げれば趨勢の決まった三年三学期の特技付け替えの重要さも増したし、もっと色々と楽しめたと思う。
COMMENT
今作ときめきメモリアル4を総評するならば良くも悪くも「小さく纏まったな」であろうと思う。別に駄ゲーというわけではなくキチンと遊べるように作られてはいるし、色々と新しい試みも成されていてそれらも概ね成功していると言える。実にそつなく仕上がった伝統の看板に違わぬ優等生的作品――なのだが、何かが欠けている。どこか物足りない。1でいきなり既存の天井を突き破り、2で果てない大宇宙に飛び立ち、3で本当にどこにいったものか分からなくなってしまった――というような、作り手の底無しの情熱や魂といったものがほとんど感じられないのだ。これはシリーズを通してきた古参のファンほど強く感じた渇きではないだろうか。ポータブルなのだから仕方ない(容量的に)。時代なのだから仕方ない(ラブプラス的に)。色々な意見はあるだろう。本当に仕方のない事であったのだろう。それは今作を通して痛いほどに分かる。しかしそれでも今シリーズを愛し続けてきた一人のファンとして、そして次回作への期待を籠めて敢えて言いたい。
ときめきメモリアルというゲームはこの程度の作品ではなかったはずだ。