The 3rd Birthday レビュー(評価)

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The 3rd Birthday レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/12/22
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：シネマティック・アクションロールプレイングゲーム ■ プレイ人数：1人 ■ ダウンロード版：4,980円

スコアボード

中央値: 66
難易度: 3.26
レビュー数: 27

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

3.7%

30-39

18.5%

40-49

22.2%

50-59

7.4%

60-69

25.9%

70-79

7.4%

80-89

14.8%

90-100

【60点以上】
55.6%
【標準偏差】
17.42

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　384人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	4pt	3pt	4pt	3pt

総合点
70pt

GOOD!

『オリジナリティー』
よくある爽快なガンアクションが主体です。
このゲーム独特のODというものがあり、これで人から人へと制限なしにどんどん乗り換えていけます。
それこそ遠い位置にいる人間にも乗り移れて、敵から逃げたり遠くにいるスナイパーに乗り移り狙撃する等も可能、、、というか重要です。
また、その乗り移った人間のHPが主人公のHPになるので、そのキャラが死んでしまった時にすぐ他のキャラに乗り移ればゲームオーバーを回避出来たりとオリジナル部分も十分強い作品です。

『グラフィック』
さすがスクエニといったところだと思います。
PSPとしては文句なし。

『サウンド』
私は音楽の専門家でも、ゲームの音楽を凄い気にするタイプでもありませんが、特に違和感なくプレーできます。
むしろ合っているとさえ感じるので、私のようなタイプの人であればほぼ問題なくサウンド面を低評価する事はないかと思われます。

『熱中度』
かなり高いです。
どう考えても、やり込みを主体として作られた作品です。
やり込む事により武器の強化や主人公の能力を上げていきます。
また、ある一定の条件をクリアすると主人公のコスチュームを獲得出来るなど、男性にとっては少し嬉しい仕様付き。

『満足感』
面白いのですが、ストーリーの短さがマイナスです。
先にやり込み主体と書きましたが、シネマティックと銘打ってるのでもう少し長くしてくれても良かったんじゃないかと個人的には思います。（クリア目安時間に関してはBADの項目に書きますので見たい方は下で）

『快適さ』
特に文句なし。
ロード時間は皆無と言って良いかなと。
UMD版です。

BAD/REQUEST

ストーリーが短い。
これに尽きるかなと。

私は9時間でクリアしました。
ただ、アクションが主体のゲームなのでストーリーに関しては時間以上に短く感じます。
もちろんやり込みが強いので今もやり続けています。

パラサイトイブをやってきている人だとまた違うマイナス面もあるかもしれません。
私自身もPE、PE2とやっていますが、頭を切り替えて違うゲームと考えればそこまで悪いゲームとは思わないかなと。
だからタイトルをPE3にしなかったんでしょうしね。

この辺が評価が一番分かれるのかなと思います。
その辺を切り替えられる人、元々PEやってない人であれば楽しめると思いますよ。

COMMENT

絶対に洋ゲーじゃないと嫌っていうようなヘビーな人でなければ、携帯ゲームという事も含めて十分楽しめるゲームだと思います。
個人的には人にもオススメ出来るゲームです。
2時間の映画に2000円払うなら、このゲームに5000円払った方が良いかな。

ホラー関係を気にしてる方もいるかもしれないので少しだけ。
PSのPEに比べてホラー要素は一切なしです。
グロイ表現も人間から血がブシュっと出る程度でグロくないと言っていい。（PS時代のねずみ変形とかの方が圧倒的にグロイ）
夜中に真っ暗な部屋でやっても怖いと思う人は本当に極々一部じゃないかなって程度です。
というか、怖くないです。
怖いのを期待してる人は期待しない方が良いですし、怖いのが苦手な人は安心して大丈夫です。

難易度に関しては少し難しい方だと思います。
難易度はそこまで気にしなくても良い仕様（後で好き勝手出来る）なので、ゲームに慣れてる慣れてない関係なしに、このゲームを初めてやる人はeasyから始めた方が何かと都合が良いです。

初めてやる場合、ノーマルは他のゲームで言うところのハードだと思った方が良いですね。
もちろんノーマル、ハードから始めるのも良いのですが、最初っから上の難易度でやる場合はゲームの慣れ不慣れではなく、この手のゲームに結構慣れている人じゃないと難しいと感じると思います。

総合的に言えば、そこまで低評価がつくゲームでもないと思います。
低評価がつく理由は、それこそPEへの思い入れがずば抜けて強い人、ストーリークリアしちゃうとすぐ飽きちゃうって人。
この辺の人じゃないかなと思います。
そうじゃない人、アクションが好きな人は良くも悪くも無難に楽しめますよ。

年末年始で暇な時間がとれやすい、かと言って特に欲しいゲームない、更に携帯機で手軽にやれるゲームが1本欲しいなと考えているのであれば買って損はないと思います。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
エリキチさん [2010/12/27 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　393人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	4pt	3pt	3pt	3pt

総合点
71pt

GOOD!

・オリジナリティー
兵士にオーバードライブすることで戦闘を有利に展開していくシステムがとてもいい。
結局は使い捨てにしてしまうのだがそれでも名もなき兵士達に愛着が沸いてしまう。

・グラフィック
PSPにしては綺麗な方かと。

・熱中度
なかなか難度が高めで周回プレイでもやりごたえがあった。
簡易悪魔合体的なスキル成長方法は人によっては熱中要素にもなり、
人によっては面倒くさいだけの要素にもなると思う。

BAD/REQUEST

・ストーリー
いまいちわかり辛いシナリオに仕上がっている。
個人的にはこういった考察必須のシナリオは嫌いではないが納得できない部分が多い。
前作との関連性も低いので話題作り以外でわざわざキャラを流用した理由がない。

・操作性
やはりアクション要素の高いゲームは携帯ゲーム機には向かない。
右スティックがないためカメラ操作の方法がMH同様に十字キーで行わなければならないため左手が疲れやすい。
また高難易度ではハンドガンを連打しまくるプレイスタイルになる可能性が高く、
そうなると右手もまた疲労しやすく、ボタンも消耗することになる。

キャラ移動によるカメラの自動補正が十字キーによる任意操作よりも優先度が高いせいで望むようにカメラが動かしづらい。
またカメラ移動速度自体も遅く感じる。

PSPのアナログパッドの性質上仕方ないことだが細かいaimが難しい。
スナイパーライフルなどは十字キーで精密制御、アナログパッドで大まかな制御とする程度の工夫はされてるが、
十字キーでの精密制御ができない武器では細かい制御が非常に難しい。

COMMENT

アクションゲームとしては純粋に楽しいゲームだと思います。
難易度が高めで歯ごたえのあるゲームを好む人にはオススメできます。

しかしストーリーに関しては御世辞にも褒められる内容ではないと思います。
特にシリーズへの思い入れが強ければ強いほど気に食わないと思うのではないでしょうか。
ちなみに事前に前作をやっておく必要は全くないシナリオになってます。
ストーリーの短さは周回前提のアクションゲームならこんなものかなという気もします。

PSPで出されたことが残念でたまりません。
携帯ゲーム機という操作性に難のあるハードではなく、
コントローラでプレイできる据え置き機でプレイしたかったです。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
suzさん [2011/01/05 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　459人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	4pt	3pt	2pt	1pt	3pt	3pt

総合点
45pt

GOOD!

スクウェアのアクションゲームとしては久々の面白い作品でした。

オーバーダイブという次々と対象を乗り移りながら戦うというシステムは、戦略的な戦いが出来るようになっていて良かったです。
ボス戦なども、敵が自分を狙うのを利用して逃げながら戦うという事もできたりして、戦い方に幅があるように感じました。

また、6種類ほどの武器それぞれに特徴があり、それを使い分けて戦っていくのも最初は面白かったです。

グラフィックに関しては、かなり高いレベルです。
さすがスクウェアといった感じです。

BAD/REQUEST

真っ先に駄目だと言い切れるのはシナリオです。
前作をプレイした事のある人ならはっきりと駄目だと言うでしょう。
それほど、前作の設定が活かされていません。むしろ殺されていると言ってもいいほどです。
何故コレを「パラサイト・イヴ」の続編として出したのか理解できません。
コレなら完全新作として出したほうが良かったです。

また、全体的に作りが様な気がしました。

武器の数が相当有りますが、こんなに数があっても仕方ないと感じました。
武器の数が多い分にはいいのですが、攻撃力などが微妙に違うだけの武器が多すぎます。
一種類の武器ひとつに対し、4,5個まで落としこむべきです。
カスタマイズも、もっとコレを付けるとコレが付けられないという取捨選択をさせるべきだと思います。とある弾丸がバグを疑うほどの調整不足だったり、惜しい点が目立ちます。

また、武器の装備枠で強制装備のハンドガンがあるので、2枠にしか装備ができません。
他のハンドガンを使いたい場合、ハンドガンを2つ持つことになるので、せめてハンドガンの種類を変えられる様にして欲しかったです。

また、弾丸補充が補充のアイテムをとると全てMAXになるだけなので、弾の少ない武器を選ぶと弾丸不足になる場合もあるのが調整不足であると感じます。
そのせいで絶対に弾丸の多い武器を装備することになるので、使いづらい武器も有ったりします。

オーバーエナジーも、乱数絡みで結果が変わるせいで取っ付きにくいと感じました。イマイチ強化されているのかわかりづらいのも原因の一つかと思います。

COMMENT

最初は期待していなかったこともあり、中々面白いゲームだと思ったのですが、長時間プレイするにつれ、徐々にアラがみえてきてしまいました。
1周する分には、シナリオが酷いとしか思いませんでした。

周回プレイを推奨しているようですが、何十周とプレイするには少し要素が足りないような気がします。
周回するに連れ新しい武器が開放されるとか、特定条件で新モードがでるとかして欲しいです。

公式のチートモードで無限弾にすることは出来るのですが、それの開放条件が10周……
それまでに飽きます。
2周,3周していくと徐々に敵の動きが単調なのも分かってしまい、周回するのが辛いです。

ゲーム自体が敵が出る→倒す→先に進むを繰り返す単調さというのもあいまり、あまり何十周もできない様な気がします。移動できるルートが分岐したりして入れば、それだけでモチベーションを保てた様な気がします。

唯一感動したのは、公式弱体化チートモードという発想です。
ゲームの楽しみを無くす事の多いチートで、逆に新しい遊びを作れる事を証明した訳ですから。
チートツールを使用しているユーザも、何かしらの新しい発想に役立っているということでしょうか。