Ys SEVEN(イース7) レビュー
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453人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 5pt | 2pt |
90pt
GOOD!
・オリジナリティー
イース6までは(現在のところ)アドルひとりを操作するだけだったのが、7は3人のパーティになっている。属性(斬、打、射)をつけて、操作キャラをチェンジする必要性をつけたところは良い。
どのゲームでも見たことがないオリジナリティーというのはないが、既存のシステムを良く組み合わせて分かり易くしたシステムなので、普段ゲームをやらない人でもすんなり操作出来るのではないだろうか。
・グラフィックス
普通に綺麗。イラストも世界観に合っていて良い。やや荒い感もあるが、ロード時間が長くなったりするくらいなら、これくらいの方が良い。
・サウンド
もともと定評あるファルコムのサウンドだが、7も例外なく良い。
町中は普通だが、戦闘曲と哀しげな曲が秀逸。その場その場に合った音で且つ、戦闘に熱中し出すと気にならなく(音楽が耳に入らなく)なるところが、BGMとして優れているところだと思う。*良い曲でも、主張しすぎるものは、BGMとしてマイナス要素だと思っているためです。
・熱中度
シナリオとしてはさほどひねりはないが、ロード時間が短く快適であること、戦闘が面白いことにより、非常に熱中させられる。ダンジョンも単調ではなく、それぞれの場所に合った仕掛けがあるので、マンネリ感は少ない。
・満足感
全てに置いて及第点以上のため、非常に満足である。
・快適さ
セーブ、ロード等、非常に短い。マップの移り変わりも殆ど気にならない。戦闘を妨げるようなローディング時間はほぼ皆無。
分かり易く簡単なシステムなので、序盤は直感で進められる。メニューにヘルプがあり、いつでも見ることが出来るので操作に困ることはないだろう。
移動速度も、後半は殆どダッシュで進むだろうが、もたつきは殆ど感じない。
・難易度
簡単から超難しい(ナイトメア)まで、自分に合ったものを選べる。
BAD/REQUEST
・シナリオ
とりあえず、シナリオは良くも悪くも普通。
顔グラ有りの登場人物で、最後まで小悪人な感じのはひとりだけ。仲間にならない出来過ぎ人物は大概(自制)であるというお約束まで踏んでいる。
ラストにむけて、もう少し、異変や人間の悪いところを出して欲しかったところ。
・オリジナリティー
合成材料を集めるのが結構面倒。序盤は気にしなくてもよいが、終盤の最強武器の材料を集めるのが非常に大変だった。(楽にするアイテムはあることにはあるが・・・)
クエストもこなす価値はある(よいアイテムがもらえる)が、作業感がある。
・熱中度
霊場巡りのところは多少ダレる。(マップは違うものが用意されているが、街>ダンジョン攻略>竜に会う>ボス戦、という流れが二回目になるからだと思う。
やり込み要素に乏しい。(ミニイベントはあるが、会話だけで、基本は一本道)
・満足感
戦闘は面白いが、アクションが苦手な者としては、ノーマルで燃え尽きた感じがあった。周回要素(特典)もないため、難易度を上げてもう一回、という気にはあまりなれない。
・快適さ
時々、3.4匹の雑魚と戦闘中、技を出すとラグが起きる。
COMMENT
PSP3000使用。
もともとイースはシリーズでやっているので、アドル(主人公)が喋らないことや、今回に至る経過(一部の登場人物)は判っている。が、7からイース初プレイという人も、前作やっていないと「???」というほどの事はないと思う。
シナリオ、というよりも、終盤の、とある人物の言葉に矛盾がある他は、さほど気になる問題点はない。
万人にお勧めできる良作だと思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
オリジナリティ
戦闘システムが素晴らしい。数少ないボタンを組み合わせて押すだけなのだがスキルの数が多いのと相まってすごく楽しい。さらに回避アクションによって戦闘に爽快感が生まれておりそこもいい。
グラフィック
特別いいわけではないが処理落ちしないぎりぎりの所まで頑張ってると思う。
サウンド
さすがファルコムといった感じ。捨て曲が一つも無い。特に戦闘曲とフィールド曲はすごくいい。サントラを買いたくなるくらい。
熱中度
さっきも書いたように戦闘システムがよく、すごく楽しく、キャラが結構いる分飽きも来ないので、気が付くと深夜だったなんてことも普通にある。
満足感
値段以上の価値はあると思う。良い部分が多く特に悪い部分も無かったので。
快適さ
ロード時間が短い。回避アクションのおかげで移動も速い。それに途中からは瞬間移動も使えるので。処理落ちもない。
難易度
easyからnightmareまでの四段階あり初心者でもクリアできるようになっている。
BAD/REQUEST
特に悪い部分はないと思うが強いて言うならばクリア後の楽しみが無いこと。できれば隠しダンジョンや裏ボスといったものが欲しかった。それと最初の頃ストーリーがありきたり過ぎること。あとはクエストがただのおつかいになっていること。
でもこれらはそこまで問題になるようなことではないので別にそこまで気にしてはいない。
COMMENT
PSP-3000使用
傑作だと思います。
イースは1と2しかやっていませんでしたが全く問題ありませんでした。
アクションが好きな人は是非やってみるべきだと思います。アクションが苦手だという人も難易度が選択できるので心配ないと思います。心配するところは腱鞘炎になるかならないかというところだけだと思いますww
とにかくやってよかったと思えるゲームでした。
ファルコムさん、英伝7も期待してますよ。
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・音楽
たぶん自分がプレーしたゲームの中でも3本の指に入るほど音楽がよいです。ありとあらゆる場面でこれでもかってくらいかっこいい音楽をもってくるので、ただフィールドに出ただけでテンションが上がりまくりです。またバリエーションも豊富で、一曲のループも長く、空きが来ません。通常のゲームではダンジョンに長時間こもっていると、単調な音楽のせいで憂鬱な気分になってしまうのですが、このゲームではそのようなことがありませんでした。
・オリジナリティー
最近のゲームは奇抜なシステムを採用したはいいものの、そのシステムの基礎がしっかりできていないため、発展性がなく、初めは楽しいけどすぐに作業感が湧いてくるゲームが多いです。
しかし、このイース7は逆で、システムは王道ですが基礎がしっかり作られています。そして、そのしっかりとした土台の上に、オリジナリティーあふれる展開を盛り込んだといった印象です。そのため、ゲームが進むと新しい展開の連続で、むしろ、進めれば進めるほどハマってしまいます。
具体的にいえば、特殊能力の追加や、スキル(必殺技)の追加はもちろん、新しいダンジョンに行くたびにBGMが新たに用意され、マップのグラフィックも一新されます。そして何よりびっくりなのがボス戦です。こればっかりはプレーしないとわからないかもしれませんが、様々な展開の繰り広げられるボス戦が多く用意され、驚きの連続です。
・グラフィック
背景に関しては非常にきれいですが、キャラグラフィックに関しては若干荒く感じるかもしれません。ただ敵キャラやマップのグラフィックがバリエーションに富んでいる点は評価できます。また、モーションはかなりサクサク動くので処理落ちは気にしなくてもよいです。処理落ちはたまにあるにはありますが、ほとんどは、超ど派手なスキルを味方3人が同時に使ったときのみですので基本的には何の問題もないです。
・快適さ
システムの連携が非常にうまくできています。具体的に記述すると、まず戦闘システム。
攻撃ボタンを長押しすると、ため攻撃ができます(ロックマンみたいに)。ため攻撃をあてるとスキルゲージが大きくたまります(当ててからゲージがたまるまで若干の間があります)。通常攻撃は連打できますがスキルゲージが少ししかたまりません。スキルゲージを消費してスキルを使って攻撃すると敵に大ダメージを与えるとともに、超必殺のゲージがたまります。スキルゲージを大きく消費するスキルであればあるほど、超必殺のゲージは大きくたまります。超必殺のゲージが満タンになると超必殺が使えます。
つまり、場合によってはこうゆうことが可能です。ため攻撃→ゲージがたまるまでの僅かな間に通常攻撃→強力なスキル→超必殺→決着
この次へ次へとつながっていく戦闘システムが快適かつ楽しすぎます。
また、チェックポイントシステムとワープシステムが非常に便利です。ゲームを進めると、いつでもどこでもチェックポイントにワープできます。さらにチェックポインには触れた瞬間にキャラクターが全回復するため、回復と移動が同時にできてとても便利です(わざわざ回復地点まで足を運ぶ必要がない)。
・難易度
回避システムとガードシステムは適当に使っていると攻撃がボコボコにあたり、ピンチに追いやられますが、うまく使うとノーダメージでボスを倒すことも可能です(相当うまくないと無理ですが)。そこがとてもうまくできていると思います。
BAD/REQUEST
・満足度
素材システムとクエストシステムがあってないようなものです
素材システムの真の面白さは、もともと持っている装備を素材を使って強化していくことと、素材を手に入れることにより新たに様々な装備や道具が作れるようになることにあります(個人的に)。しかし、イース7では素材を入手する以前に合成によって得られる装備がわかってしまっている上、合成によって装備を強化していくようなシステムもありません。
クエストシステムもあまりにもストーリーと関係なさすぎます。しかも報酬が大してうれしくありません。
クリア後に隠しボスのようなものがいないので、スキル成長システムなどがあるのにもったいないです。
・ストーリー
キャラクターが素直で空気読めすぎです。冗談を言う奴もいなければ、嫌味を言う奴も、バカやる奴も、調子に乗る奴もほとんどいません。ガッシュというキャラがはじめだけ、ちょっと嫌味な感じで、ドギなどと意見がぶつかるような場面が見られますが、後のほうでは全然そんな場面が見られません。要はキャラの個性が弱いです。ここがかなり残念です。できればクエストなんかでキャラクターの性格や過去を知るような場面を盛り込んでほしかったです。
COMMENT
定価が6090円もする上、ボリュームも20時間前後らしいので敬遠していましたが、youtubeでプレイ動画を見たときに、ボス戦音楽のかっこ良さに惹かれて購入してしまいました。結果は大正解で、十分元が取れる楽しさで、ARPGの中では最も楽しかったかもしれません。高かろう良かろうとはまさにこのことです。聖剣伝説2、3と基本的に同じ感じの流れでストーリーが進んでいくため、聖剣好きにはお勧めできます。
最近『古き良きゲーム』という謳い文句の、単なる古臭い単純なゲームが多いのですが、これは真に古き良きゲームです。スーパーファミ頃のゲームのように、新しいアイデアを盛り込もうとする意識が十分に感じられます。超ビックタイトルにも勝るとも劣らない出来なので、PSPを持っていて、ARPGが好きなら買っても損はないでしょう。