Ys SEVEN(イース7) レビュー
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453人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 2pt |
87pt
GOOD!
戦闘が非常にスピーディーで爽快感があります。回避行動からスキルを組み合わせて雑魚を一掃するのがとても楽しい作品です。
■オリジナリティ
大きくみれば普通なのですが、イースシリーズで考えるとパーティープレイ、エクストラスキル(超必殺技)など、進化に値するのではないでしょうか。
■サウンド
サウンドの良さはファルコム持ち味。ストーリー、戦闘をより引き立たせる音楽ばかりです。
特にオープニングムービーで流れる曲は、冒険心をふるいたたせる曲だと思います。
初回特典のCD、イース・ミュージックヒストリーにも収録されています。
■熱中度
これは戦闘のアクション性の爽快感+ファルコムのもつ素晴らしい音楽により、王道のストーリーにぐいぐい引き込まれ、時間を忘れるほどプレイさせられます。
雑魚は爽快に倒せますが、ボスは戦術を考えて戦わないと倒せない。
爽快だからと言って、ボスに真っ向勝負は死を招くだけです。
相手の動きをみて、隙を見つけエクストラスキルで畳み掛ける。
危なくなったら回避かキャラチェンジで逃げる。無理をするとすぐ倒されるので、ボス戦は考えさせられます。そこも熱中度の高い要因です。
この相乗効果による熱中度は、同社の「空の軌跡シーリーズ」と似ています。
■満足度
買って損はない。むしろ購入してプレイしてもらいたい作品です。
イースシリーズは空の軌跡シリーズと違い、1、2、3とプレイしないとストーリーについていけないことはないので、安心してプレイ出来ます。
*他の方も言われていますが、ファルコムが謡っているほどやり込み要素はありません。
■快適さ
僕の持っているPSPソフトの中で、頭一つ二つ…いや五つほど抜きに出ています。
ゲームシステムに小さな不満がある所もありますが、それがあっても5を付けるほどのロードの短さ!
光学メディアを使っている以上、ローディングは切り離せないもの。特にアクションRPGである以上、頻繁なローディングによるストレスは覚悟はしていたんですが、プレイしたらびっくり!
無いに等しい。
ローディングのストレスで熱は冷めてしまう事の多いPSPですが、イース7に限りそんな事は一切ないです。ファルコムの努力に感謝です。
BAD/REQUEST
■SP不発よるキャラチェンジ
スキルはSPが溜まってないと発動しません。
例えば、あるスキルを□ボタンに登録していて、このスキルを発動させようとR+□を押します。でもスキルは溜まっていないので、ただ□ボタンだけが認識されて、キャラチェンジしてしまう失敗を何度もしてしまいます。
自分が悪いのですが、まぁアラを探すならここですかね。
■溜めのしんどさ、混乱
溜め、チャージ攻撃でSPが多く貯まります。このゲーム、回避をどんどんして敵の攻撃を避ける物なので、溜め状態(Xボタンの押しっぱなし)で回避の連発(○ボタンの連打)で、敵に近づき当てるのですが、貯まったら即座にスキル攻撃(R+○、△、□、×のどれか)。スキル攻撃により、エキストラゲージが貯まり、エキストラスキル(Lで発動)
ボス戦が長期戦になるので、途中でしんどくなり混乱してきてしまいす。
■自分を見失う
ボスがやたら大きく激しい攻撃をしかけてくるので、ボス付で近回避を連続しているとボスに重なったり、仲間と自分を間違えたりして、自分を一瞬見失うことがあります。
■やり込み要素
ファルコムが、今回のイースはやり込み要素が満載とか謡っていますが、これは期待しないほうが良いです。やり込み要素は合成とクエストですが、どれも微妙なものです。
クエストはお使い系ばかり。そして数が少ない。
合成は、武器なども出来るのですが、作った武器に付加価値は付いていません。
例え購入できる武器より性能が良くても、アクションゲームなのであんまり効果の実感がわきません。素材も普通にスキル上げやお金を稼いでいたり、ストーリーを進めていたら自然にほとんど手に入っているので、集めるって作業もあまりないです。
COMMENT
コナミの移植したローディングの長さ、処理落ちのイース6とは、快適さが全く違うので安心して購入できますよ。
イースのナンバリングタイトルだけあり、ファルコムの力の入れようはプレイすれば感じる事ができる良作のアクションRPGです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 5pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt |
87pt
GOOD!
爽快感とやりごたえのあるバトル
ボタン操作は簡単ですが各動作がスピーディでエフェクトも結構派手なので、とにかくバトルが楽しいです。またごり押しではクリアできない仕様になっているので何度も挑戦してボスを倒した時の達成感はすごくあります。この2つを兼ね備えている作品はなかなかないと思います。
あと自動のカメラワークがとても見やすかったです。
サウンドが素晴らしい
オープニングを始め、場面ごとに合った曲が用意されています。特にアップテンポの曲はバトルを盛り立てる感じに仕上がっています。
製作者のこだわりを感じれる作品
フォントを場面ごとに効果的に変えていたり、スタイリッシュな装飾が施されていたり。
BAD/REQUEST
ストーリーに粗が目立つ
全体としての仕上がりは良いのですが、序盤はありきたりな展開です。また終盤にかけて物語が加速していくのですが、伏線がなさすぎたり、整合性が少し取れてなかったりします。
「どんでん返し、感動ありのハッピーエンド」を組み込むぞ!という意図がみえみえで、全体としては浅いストーリーだなという印象でした。
おなじみのクエスト
最近のゲームにお馴染みの、取ってつけたような本編から独立したクエストシステム。プレイ時間延長枠として導入されてるみたいですが、相変わらずやる気おきません。
COMMENT
全体の仕上がり(トータルバランス)は素晴らしいと思います。
ARPGの王道、代表作と言っても過言ではない出来栄えではないでしょうか。
ただ普通にクリアするだけなら20時間前後、クリア後は引き継ぎがなかったり、やり込み要素も少なかったりなのでボリュームは少なめだと思います。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
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BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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三國志IX with パワーアップキット
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輸入版:Test Drive Unlimited
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
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スーパーロボット大戦F 完結編
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戦国無双3 Z Special
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
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サモンナイト5
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みんなのGOLF ポータブル2
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・音楽
たぶん自分がプレーしたゲームの中でも3本の指に入るほど音楽がよいです。ありとあらゆる場面でこれでもかってくらいかっこいい音楽をもってくるので、ただフィールドに出ただけでテンションが上がりまくりです。またバリエーションも豊富で、一曲のループも長く、空きが来ません。通常のゲームではダンジョンに長時間こもっていると、単調な音楽のせいで憂鬱な気分になってしまうのですが、このゲームではそのようなことがありませんでした。
・オリジナリティー
最近のゲームは奇抜なシステムを採用したはいいものの、そのシステムの基礎がしっかりできていないため、発展性がなく、初めは楽しいけどすぐに作業感が湧いてくるゲームが多いです。
しかし、このイース7は逆で、システムは王道ですが基礎がしっかり作られています。そして、そのしっかりとした土台の上に、オリジナリティーあふれる展開を盛り込んだといった印象です。そのため、ゲームが進むと新しい展開の連続で、むしろ、進めれば進めるほどハマってしまいます。
具体的にいえば、特殊能力の追加や、スキル(必殺技)の追加はもちろん、新しいダンジョンに行くたびにBGMが新たに用意され、マップのグラフィックも一新されます。そして何よりびっくりなのがボス戦です。こればっかりはプレーしないとわからないかもしれませんが、様々な展開の繰り広げられるボス戦が多く用意され、驚きの連続です。
・グラフィック
背景に関しては非常にきれいですが、キャラグラフィックに関しては若干荒く感じるかもしれません。ただ敵キャラやマップのグラフィックがバリエーションに富んでいる点は評価できます。また、モーションはかなりサクサク動くので処理落ちは気にしなくてもよいです。処理落ちはたまにあるにはありますが、ほとんどは、超ど派手なスキルを味方3人が同時に使ったときのみですので基本的には何の問題もないです。
・快適さ
システムの連携が非常にうまくできています。具体的に記述すると、まず戦闘システム。
攻撃ボタンを長押しすると、ため攻撃ができます(ロックマンみたいに)。ため攻撃をあてるとスキルゲージが大きくたまります(当ててからゲージがたまるまで若干の間があります)。通常攻撃は連打できますがスキルゲージが少ししかたまりません。スキルゲージを消費してスキルを使って攻撃すると敵に大ダメージを与えるとともに、超必殺のゲージがたまります。スキルゲージを大きく消費するスキルであればあるほど、超必殺のゲージは大きくたまります。超必殺のゲージが満タンになると超必殺が使えます。
つまり、場合によってはこうゆうことが可能です。ため攻撃→ゲージがたまるまでの僅かな間に通常攻撃→強力なスキル→超必殺→決着
この次へ次へとつながっていく戦闘システムが快適かつ楽しすぎます。
また、チェックポイントシステムとワープシステムが非常に便利です。ゲームを進めると、いつでもどこでもチェックポイントにワープできます。さらにチェックポインには触れた瞬間にキャラクターが全回復するため、回復と移動が同時にできてとても便利です(わざわざ回復地点まで足を運ぶ必要がない)。
・難易度
回避システムとガードシステムは適当に使っていると攻撃がボコボコにあたり、ピンチに追いやられますが、うまく使うとノーダメージでボスを倒すことも可能です(相当うまくないと無理ですが)。そこがとてもうまくできていると思います。
BAD/REQUEST
・満足度
素材システムとクエストシステムがあってないようなものです
素材システムの真の面白さは、もともと持っている装備を素材を使って強化していくことと、素材を手に入れることにより新たに様々な装備や道具が作れるようになることにあります(個人的に)。しかし、イース7では素材を入手する以前に合成によって得られる装備がわかってしまっている上、合成によって装備を強化していくようなシステムもありません。
クエストシステムもあまりにもストーリーと関係なさすぎます。しかも報酬が大してうれしくありません。
クリア後に隠しボスのようなものがいないので、スキル成長システムなどがあるのにもったいないです。
・ストーリー
キャラクターが素直で空気読めすぎです。冗談を言う奴もいなければ、嫌味を言う奴も、バカやる奴も、調子に乗る奴もほとんどいません。ガッシュというキャラがはじめだけ、ちょっと嫌味な感じで、ドギなどと意見がぶつかるような場面が見られますが、後のほうでは全然そんな場面が見られません。要はキャラの個性が弱いです。ここがかなり残念です。できればクエストなんかでキャラクターの性格や過去を知るような場面を盛り込んでほしかったです。
COMMENT
定価が6090円もする上、ボリュームも20時間前後らしいので敬遠していましたが、youtubeでプレイ動画を見たときに、ボス戦音楽のかっこ良さに惹かれて購入してしまいました。結果は大正解で、十分元が取れる楽しさで、ARPGの中では最も楽しかったかもしれません。高かろう良かろうとはまさにこのことです。聖剣伝説2、3と基本的に同じ感じの流れでストーリーが進んでいくため、聖剣好きにはお勧めできます。
最近『古き良きゲーム』という謳い文句の、単なる古臭い単純なゲームが多いのですが、これは真に古き良きゲームです。スーパーファミ頃のゲームのように、新しいアイデアを盛り込もうとする意識が十分に感じられます。超ビックタイトルにも勝るとも劣らない出来なので、PSPを持っていて、ARPGが好きなら買っても損はないでしょう。