ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 レビュー
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657人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt |
69pt
GOOD!
○オリジナリティー
事件を推理して真犯人を見つけ出すという推理ゲームの王道を行きつつも、「ノンストップ議論」や「閃きアナグラム」といった独自のシステムの導入によって、他作品をはるかに凌ぐスピード感と緊張感を実現している。
○キャラクター・グラフィック
合計16人のキャラクターがそれぞれしっかりと描かれている。またCVも豪華声優ありきではなく、コンセプトにあった声優を選んだという感じで、キャラクターとしっかり溶け合っている点は大きく評価できる。
○快適感
ロードが長いなどの問題もなく、サクサクとプレイできた。
BAD/REQUEST
○熱中度
ボリュームもそこそこあるので、1回目のプレイは熱中できる。ただ2回・3回とプレイしたいかと言われると微妙である。
○ストーリー
キャラクターがどんどん死んでいくのだが、IFルートなどがないため、思い入れのあるキャラクターが死ぬと後味の悪い思いをするかもしれない。またクリアしても謎が完全に解かれるわけではないため、エンディングもどこか歯切れが悪い印象を受けた。良くも悪くも一本道のストーリーである。
○推理の難しさ
基本的には相手の推理を自身の持つ根拠で論破する形なのだが、時々相手の発言を根拠にして論破しなければいけない時があり、見極めが難しい。しかも「一通りやりとりを聞き、最後のキーワードを、再び聞き直したやりとりの冒頭で使う」という場面もあり、一筋縄ではいかない。このあたりをストレスと感じるか、面白いと感じるかで評価が分かれるかもしれない。
COMMENT
どの要素もゲームとしてかなり高い水準でまとまっており、良ゲーと言える。製作者側がだいぶ熱意を込めて制作したゲームであることがうかがえた。(また、ゲーム途中で自社の新作のPVを入れるというおちゃめっぷりには脱帽である)
やろうかどうか迷っているならば、ぜひ手に取ってプレイしてほしい1作。
プレイして損はしない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
82pt
GOOD!
ダンガンロンパはアニメから入り、知っている人に勧められてプレイしました。
アニメとの違う箇所も説明しながら、解説したいと思います。
◎ アニメと同じ声優陣
ゲームが最初なんですが、アニメから入った方はこの事に感動すると思います。
モノクマ役もちゃんと「大山のぶ代」さんですので、楽しいと思います!w
◎ アニメで見られなかった箇所が、ゲームでわかる。
アニメではカットされていた場所等の説明が、ゲームでわかるようになっています。
◎ 自由時間にはキャラクター達と親密に。
ゲーム中には「自由時間」があり、自由時間中に特定のキャラと一緒に会話する事が出来ます。
◎ キャラ会話後は、プレゼントを。
「自由時間」でのキャラクター会話後にはプレゼントを渡す事が出来ます。
このプレゼントは学園内にある「購買部」で買える事が出来て、特定のアイテムだと好感度が上がります。
好感度が上がると、学級裁判に役に立つスキルが貰えます。(また、そのキャラの過去もわかります。)
◎ モノクマメダルでギャラリー解放。
ゲーム中に入手できるモノクマメダルで、ギャラリーの様々な要素が解放されます。
ゲーム中に流れた「BGM」や、キャラクターの「イラスト」、ゲーム中に導入された「ムービー」等。
モノクマメダルを使用する事で解放されるので、難しい事もないのでサクサク解放出来ると思います。
◎ 事件の捜査・推理・学級裁判が面白い!
アニメでもあった「捜査」と「学級裁判」。勿論ゲームにも導入されていますが、アニメとは違って自分で「推理」しないとわからない謎もあり、それらを解明するのが面白いです。
簡単に言えば、逆転裁判のようなもので、「捜査」で集めた情報を元に矛盾を見つけて、犯人を導き出す…と言ったところでしょうかw
(ところが学級裁判にも悪い箇所もあるんですが、そこはBADにて。)
◎ 裁判中に出る”発言”が証拠になる事も…。
「捜査」時には出なかった「証拠」が、裁判中のとあるキャラの”発言”から、入手する事もあります。
なので、常に油断出来ない緊張感がある戦いを楽しめます。
また、「発言を記憶させる」事もあり、その”発言”で裁判を解決する事もあります。
常にキャラの会話・そして証拠品を見て、それらを踏まえて矛盾点を見つけたり、推理するのが楽しいと思います。
◎ キャラクターが格好良い・可愛い
格好良いキャラと、可愛いキャラがいるのが醍醐味でしょうか?
アニメから入って、好きになったキャラと会話も出来るので楽しいと思います。
◎ 総合
PSPで出来る「逆転裁判」かな?w
「逆転裁判」系をしたい方にはオススメします。
また、アニメから入った人にオススメしたい作品です。
アニメでは語れなかったシーンが多いので、そこを探すのも楽しいと思います。
「ただ単にこのキャラが好き!」と言う人にも、勧められる作品だと思います。
BAD/REQUEST
うーん、良い箇所がないような感じで、悪い箇所が多いのかも?
×「学級裁判」にて。矛盾の見つけ方。
「学級裁判」での発言で、矛盾があったら証拠品と一緒に指摘する。
この形は逆転裁判と同じですが、問題は「矛盾の見つけ方」。つまり「指摘方法」です。
このゲームではシューティングゲームのような画面を元に、「証拠品」となるコトダマを発射して、論破すると言うゲームになっているんですが…。
後半になると発言が”上下反転”されて、コトダマをぶつけるのが難しくなってきます。
これのせいで時間切れになり、ゲームオーバーになった人も多いと思います。
× 矛盾点が見つけにくい・”発言”の記憶について。
これは逆転裁判系のゲームの盲点と言うべきでしょうか。
矛盾点が非常に見つけにくい為、ゲームオーバーになる事もあると思います。
これについても後半では多くなり、”発言”を記憶させる事も多くなって、より難しくなります。
最終章では、矛盾とは関係ない事をぶつけるので、わからなかった人もいると思います…。
× IFストーリーがない…。
チュンソフトと言えば、「かまいたちの夜」のようにIFストーリー系があるのが有名ですが…。
ダンガンロンパにはそれらがない為、「殺人を食い止めて別の話に!」なんて事がありません。
アニメはシナリオを基に制作すると思いますが、IFシナリオがゲームに導入されていないので、IFストーリー系が好きな人は飽きちゃうと思います…。
早い話が「かまいたちの夜」のIFストーリー系が好きな方は期待しない方が良いかもしれないです。
× シナリオの謎が解明されないまま、終わる…。
シナリオの謎が解明されないまま終わってしまいます。
「この謎は結局なんだったの?」と、アニメと同じように解明されないので、消化不良と言うべき難点でしょうか…。
× 生存IFがない為、後味が悪い…。
生存IFストーリーがない為、後味が悪くなる事も…。
× アイテム購入形式が、なぜかガチャガチャ…。
アイテムの購入形式が、何故かガチャガチャになっています。
スマブラみたいに、1枚入れる度にダブリ率が大きくなるので、何枚も入れないと新しいアイテムを入手出来ない状態になります…。
普通に選択形式で購入する事が出来た方が良かったと思う。
早い話が、ちょっと飽きちゃうかもしれないです…w
(ちなみにガチャガチャは、アニメOPのラストに出たので見たらすぐにわかると思いますw)
× マップ移動が大変。
マップ移動は”行った事がある場所のみ”ショートカット出来ます。
行った事がない場所は、ショートカット選択が出来ないんですが…。
いかんせん。マップが見にくい事もあるので、分かりにくいと思うようになる事も…。
× 総合
主に学級裁判の操作しにくさ。シナリオの謎が解明されないまま終わる事。
IFストーリーがない事が、BADに繋がりますかね…。
COMMENT
◎ 最後に…。
一言で言えば「面白い」ですが、やっぱり人を選ぶかな?w
アニメから入った人は割とすぐに馴染めると思います。
キャラクターの謎については解明されないキャラもいますので、何かの機会で出る続編等に期待するしかないと思われますw
IFストーリーすらないので、ちょっと飽きちゃう…かな?w
ちなみに前日談となる小説・「ダンガンロンパ?ゼロ?」では黒幕に繋がる”とあるキャラ”にスポットライトが当てられています。
そこでは「黒幕について」の一部の謎がわかるようになっています。
そして、ただいま絶賛発売中の「ダンガンロンパ?霧切響子?」も前日談となりますが、この小説では「ゲーム中で語られていない彼女の過去」が主となっています。
霧切響子ファンの方にオススメする作品ですw
どちらも見ていると、よりダンガンロンパに呑めり込めると思いますw
今現在はVita版も発売しており、追加要素として好きなキャラと仲良くなる事が出来る「学園モード」が掲載されているので、「好きなキャラと一緒に、キャッキャッ」したい人にオススメですw
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発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
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熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・なんといっても大山のぶ代
このゲームの半分以上の価値は、これにあるでしょう。
みんな大好きな未来から来たネコ型ロボットに全く似合わないゲスなセリフを吐いてくる。
その声と内容のミスマッチ感、これがある意味この作品の最大の魅力。
・他の声優も…
上記だけでなく、主人公と御曹司は某汎用人型兵器アニメのシンジくん×カヲルくんの組み合わせだったりと声優陣にはお金をかけているのがわかります。
主人公の悲鳴はシンジくんマンマでしたね。
・キャラクターはいい
ただしでもこれは悪い点にも若干かぶるので後述。
・探索パートは調べられる箇所が少ない親切設計
こちらも悪い点にかぶるので後述。
BAD/REQUEST
・後味がよろしくない
一言で言えば、シナリオライターの趣味が悪いです。
爽快感とは無縁。
個人的な嗜好ではありますが、ADVはやり終わった後の爽快感が好きなので自分には合わなかったですね。
・キャラクターは立ってるが…
いい点でも一応はあげましたが、凹凸がないんですよね…みんな凸凸凸…
要はド派手すぎて制作側の「狙ってる感」を感じてしまうのです。
・ネタ盛りすぎ
はっきりいって完璧にマンガ・ゲーム・アニメオタク向けに出来上がってます。
自分自身もまーそれなんでわかりますが、途切れることがないぐらいパロディネタ盛り込んです。
キャラのとこ以上に「狙いまくり感」がぷんぷんします。
最初は楽しめたけど…やっぱやりすぎると興ざめするってのが実際です。
・ADVとしての作りこみはレベルが低い
いいところでは、親切設計と書きましたが…裏を返せばADV好きには物足りないデキです。
ADVはなんといっても自分で色々探しまわって、あ、こんなところにもネタ仕込んであるよ!みたいな発見も楽しみのひとつです。
が、本作はADVのそういういいところは一切カット!
具体例あげます。
その1.フラグが立てば次に強制移動が多い
事件が起きてある部屋にいきました。そこで順に調べていこうと思ったら、
途中で「この部屋はだいたい調べ終わったな」と次の場面へ強制移動。
ちょっと全部調べてないんだけど…
その2.何故この部屋作った?
あたらしい部屋に入ると…調べられるものが何もありません…テキスト一切なし。
いや、トイレだから仕方ないかもしれないけど…せめて1個ぐらいテキストいれといてくれよ。
その3.ゴチャゴチャした背景でも調べられるところは数か所
背景が非常にゴチャゴチャして色々あるんですが、いざ調べようとすると、わずか数か所しか調べられず…(ちなみに本作は調べられないところは一切テキストなしです。)
・アクション要素は不要
ざっくり言えば逆転裁判+音ゲーになってるわけですが…
うん、いらない。テンポ悪いだけです。
あと、各アクション毎に採点画面が出るのも非常にテンポ悪いです。
・トリックとかが見たことあるものばかり…
思い出しました、金田一くんで見たことあるような設定とかトリックとかばかりです!
そこまで推理物に強いわけではないので、詳しくは知りませんが、制作側も金田一君は読んでいたと思います!
COMMENT
アニメ始まって、モノクマを見て大山のぶ代目当てでBest版を購入しました。
クリアするにはしましたが、個人的に致命的だったのは悪い点で書いた爽快感がないことと、ADVとしてはデキが悪いってことです。
まとめれば、この作品は外面はポップで万人向けのような雰囲気を醸し出しつつも、
中身は外面とはいい意味でアンバランスな設定・シナリオに、随所仕込んだオタク向けネタが売りというところでしょうか。
2は金出してまで買う気は起きません。