DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011/03/03 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション ■ プレイ人数:1人(1?2人) ■ ダウンロード版:4,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
412人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 3pt |
35pt
GOOD!
・RPGスタイル導入
興味はあるけどアクションは苦手だからという人にとっては朗報。
ボタン切り替えで対応できるし、つまらないと思えばオプションでスタイル変更できるので間口が広くなったと思う。
・音楽
シリーズの戦闘曲をうまくアレンジしてあって心地良い。
・キャラ増加
前作に出ていなかった歴代シリーズのキャラを使えるというのは新鮮。
BAD/REQUEST
・ストーリー
こういうことで13回目へ(つまり前作)と繋がりますと言うことだが何か置いてけぼり。前作に出ていたキャラはほんの少しでいなくなるし敵キャラの絡みもあんまりなく進行していく感じも同じで盛り上がらない。
・バランス
後半になるにつれてレベル差が激しくなり戦いも長期戦に。レベル上げも作業になり面白味にかける。
COMMENT
前作プレイ済み(ユニバーサルも含める)
前作で使えなかったキャラが使え、個性豊かなアクションを楽しみながら進める面白さ、どうやってやるんだっけ?な自分にも遊びやすいRPGスタイル導入と見所はあるが前作をやった立場から言えばわからない部分が相変わらずそのままという印象がぬぐえない。
前作を遊んだことのない人や興味はあるけどアクションが苦手な人にはいいかもしれない。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
69pt
GOOD!
==グラフィック==
スクウェアエニックス産のゲームですので、グラフィックは文句なしです。
キャラの表情等もきちんと表現されており、ムービーも美麗です。
==サウンド==
ものすごく増えていますし完成度も高いのでこちらも文句はありません。
アレンジ曲もかなり原曲のイメージを損ねない生かされたアレンジをされていて良かったです
==オリジナリティ==
バトルシステム自体はHPにダメージを与えるための数値「ブレイブ」を奪い合い、そのブレイブの数値分「HP」にダメージを与えて闘うという戦闘システムはオリジナリティが高い。
また今回は「アシストシステム」が導入されたこともこのオリジナリティをあげていて面白い。
アシスト攻撃による連携コンボや攻撃の回避といった新たな選択肢は戦闘に広がりを持たせているし、うまくコンボが決まったときの爽快感や共闘感は良かった。
また、HP攻撃が当てづらかったキャラクターは、アシスト攻撃を当ててからHP攻撃につなぐ「HPダメージ」への基点にする。
エクスデスや皇帝などの待ちキャラは、攻撃を誘うためのおとりや牽制に使う
このようにキャラクター自体の個性の中の悪い部分を補わせることもできます。戦闘の動きの自由度自体は上がっているといえます。
(もちろん悪い点もあります……詳細はBADにて)
==キャラバランス==
前作の調整版である「ユニバーサルチューニング」から更に調整されており、バランスは安定してきました。前作のスコールの技であまり出番のなかった「フェイテッドサークル」に「吸引効果付加」や、エクスデスの「アルマゲスト」という隙の大きい技のガードキャンセル追加などは立ち回りの幅広さやカスタマイズの自由度をあげたと思います。
もちろん強キャラや厳しい対戦組み合わせは存在しますが、キャラが多い格闘ゲームでもそれはあたりまえのことで完璧なバランス調整はありえません。そう考えれば前作からはかなり安定したバランスであるといえます。そのため対戦も楽しいです。
==シナリオ・小ネタ==
新規シナリオはかなり短いが、新キャラクターの個性などをきちんと踏まえたネタが満載の良いシナリオだったと思う。
FFXのユウナシナリオで指笛吹いたらティーダが出てくるなどのファンサービスはFFXをプレイした自分としては泣きそうになった。
他にもラグナの「足つった」や、カインの「おれは、しょうきにもどった」のボイス、などファンサービスのつぼ自体はしっかりとおさえられています。
BAD/REQUEST
==EX・アシスト対関係のバランス==
今作のアシストシステムは前作で重要だったEXモード(EXゲージを溜めて一定時間パワーアップ可能になるモードのこと、このときHP攻撃を当てると必殺技「EXバースト」が使用可能)と対関係になるように作られているのですが、どうにもこの対関係のバランスが圧倒的に「アシスト>>>EX」になってしまっている。
まずアシストは用途が多彩であること上に書いていると思いますが、その攻撃でEXゲージを削ることが出来ます。EXゲージは満タンまでストックしないと効果が発揮されず、溜まるのもカスタマイズしていなければかなり遅い、しかしアシストは攻撃を空振りしてもゲージは溜まりますし溜まるのもかなり速い、もちろん攻撃し続けないとゲージは減りますが、それでも溜まる速さですぐにリカバーできるのです。
もうひとつは「EXブレイク」「アシストブレイク」の存在。
「EXブレイク」は相手がEXモード中にアシスト攻撃を当てることで発動し、相手のEXゲージを空にしEXモードを解除、追加でブレイブを得られます。
「アシストブレイク」は自分がEXモード中に相手のアシストに攻撃を当てることで発動し、相手のアシストを一定時間使用不可能にし、自分が追加ブレイブを得る
というものです。
問題なのは、この行動の【しやすさ】にあります。
EXブレイクはアシストの用途の多さゆえ、相手を捕まえてコンボに叩き込めば簡単に解除可能です。しかしアシストブレイクは【登場して2秒ほどでいなくなる】アシストをロックして攻撃するというものです。
この比較だけでもどちらがこのブレイクをやりやすいかは明白だと思います。
結果「アシスト=ローリスク・ハイリターン」「EX=ハイリスク・ローリターン」になってしまった。
またEXモードの使用価値減少にともなって、必殺技EXバーストが発生することも減少したため、前作と比べて戦闘がいささか地味になってしまった。
ただ、一応救済策として「オリジナルルール設定」というものがあります。
これはEX・アシストのたまり具合やEXブレイク・アシストブレイクの発生可否、禁止武器やアクセサリ・召喚獣の設定や調整が可能で、これで「EXブレイク未発生」「EXゲージの溜まりやすさ上昇」の修正を行えば、この対バランスがそこそこ良好な対戦が可能です。自分は友人とこの作ったルールで対戦をしています。
ただこういった調整はやはり製作者側がもっときちんとやるべきであったとは思いますし、こういったルール調整が可能なのは良いのですが、元のバランスが少々悪いのはどうかと思います。
==使いまわし==
基本的に今作は「完全新作」ではなく「アペンドディスク」の位置づけのほうが近い。
新キャラクター追加や残留キャラの新技追加やバランス調整、そして新シナリオ「12回目の闘い」の追加が主です
ただ、この追加シナリオは全体のシナリオの3割しかなく、残りの6割?7割は前作のストーリーの使い回しです。もちろん、ワールドマップ移動という新しい要素がこの前作のシナリオにも存在していますが、ムービーの使いまわしなどは多いです。ムービーは一部調整やBGMの変更はしていますが、それほど新しい変化はありません。
==参戦キャラクター==
これはかなりデリケートな問題ですし、自分は追加キャラクターはおおむね満足はしているのですが、VIやIXからも欲しかった。
目くじら立てて盲目的に怒ることはしませんし、ここは少し残念かなという程度です。
==新モード「ラビリンス」==
前作はサバイバル形式の「デュエルコロシアム」というモードがあり、鍛えたキャラクターや装備で戦い抜いてレアな素材を手に入れることができるモードがありました。
このラビリンスはその発展形という設定なのですが、正直コロシアムのほうが楽しかった。
理由としてはこのラビリンスモードは「アイテム、アクセサリ持込不可能でラビリンス内で調達」という仕様のためです。
このためレベルだけ鍛えていても勝てず、装備を整える時間が必要になるので多少面倒。更に一部特殊マークの付いた武器防具以外は【ラビリンス以外のモードで使用不可能】というのも気になります。このためコロシアムの「がっぽり素材を稼ぐ」という面白みがなくなってしまい、なおかつそのマーク装備自体がものすごく強いわけでもないためクリアした時のうまみも少ないのです。
これは人によっては改悪といえるかもしれない。
==時間がかかる仕様==
キャラクターの技はAP(アビリティポイント)とCP(キャパティシポイント)が設定されており、CP450以内で技等を組む必要があります。CPはAPを一定数溜めると数値が下がるため、より多彩な装備が可能なのですが、このAP溜めが完全作業になります。
もちろん効率の良い稼ぎ方ははいくらでもあるのですが…、やはりすぐに自分のカスタマイズで対戦したいと思います。
==ロード時間==
これも前作と比べればという点ですが、前作より少し遅い。
ただ十分速いレベルなんです。メディアインストールしている友人は戦闘開始までも2秒?5秒ほどで、DL版を購入してPSPgoでプレイしている自分も同じくらいです。
COMMENT
前作と比べればいまいち(使いまわしや一部バランス調整)な点が目立ちますが、良作としての基準は十分満たしていますし、対戦は上記のようにバランス調整を行えばなかなか楽しいです。
熱中度、満足度は前作をプレイしている人ほど下がってしまうかもしれません。ただ前作買ってなくてFF好きな人は十分楽しくファンの心をくすぐるゲームに仕上がってます。
全体的に「あと一歩」なところが多いんです。詰めがあまい箇所が散見されますので、これで「対戦形式のディシディアは終わり」といわず、この反省を生かした対戦形式のディシディアを作って欲しいと思います。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
キャラが増えました。
歴代FFで人気のあったカインやユウナなどが参戦します。
各キャラのアビリティ等もとても変更されています。
ストーリーモード
フィールドマップができてひずみというダンジョンを突破していきます。
グラフィック
相変わらず綺麗です。
サウンド
各シリーズ2つずつぐらい増えました。
ロード時間は810MBインストールすれば全く気にならないです。
ミュージアム
シアターモードが時間軸でムービーが整理されているので、若干分かりやすくなりました。
BAD/REQUEST
操作方法が他のゲームより分かりづらいので、初めての方は慣れるまで時間がかかると思います
仕方ない事かもしれませんが、12回目の戦いの話に新規キャラぐらいしかまともに出てこないです。
COMMENT
PSP-1000使用
FFファンならば絶対買うべきだと思います。
アクションが苦手でもRPGスタイルというのがあるので、苦手な方でもできます。
もちろんFFファンじゃない方も充分楽しめる作品だと思います。