俺の屍を越えてゆけ レビュー
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/11/10 |
価格 | 4,980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon / ゲームアーカイブス版 レビュー |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:世代交代RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:3,800円 ■ 復活記念限定版:6,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
77pt
GOOD!
■快適なプレイ環境
DL版を購入。携帯機なので場所を問わず、中断時のスリープが便利。
■PS版よりのバランス調整
みごとなブラッシュアップで旧作ユーザーとしては安心した。
多くは語らないが、術の合わせや奥義と健康度、店の品揃えなど過不足なくて良い。
■グラフィックの強化
危惧していたアスペクト比の変更も問題なくゲームにマッチしている。
シェーディング処理や墨絵調のヴィジュアルだが、個人的には評価したい。
■熱中度
十年以上前の頃を含めてですが、述べます。
一回のプレイあたりの止め時が着きにくい、そういう作り上、気づけば熱中している。
月例でやるべき事があるから、とりあえずの方針さえ立ててしまえばゲームは進行する。
5点付けたのでレビューはしますが、
王道系のRPGなのが、かえって区切りを着きづらくしているだけで、
何か主因になる要素がそうさせているのではないことを留意して頂きたい。
著しく常習性が認められます。GOOD!?なのでしょうか・・。
BAD/REQUEST
■音楽
決して悪くないのだが、期待してただけに少々肩すかしを喰らった感がある。
旧作ユーザーの戯れ言と流してくれてもかまいません。
■天候システム
属性武器の活躍が更に増しただけに、取って付けたような荒さはらしくない。
■太鼓持ち
プレイ済みの方にしか分かりませんが、開発者の桝田氏も遊びが過ぎる。
COMMENT
PSP-3000
リメイク&PS版クリア済み
新要素を加えながらも見事な出来となっていて、誠素晴らしい。
個人的には産みの親桝田氏に関しての熱はすっかり冷め、嫌気すら感じているが、
そのバランス感覚には頭が下がる。
何故か一番にこのことに触れるかというと、それがリメイクの本質に他ならないからだ。
歳月を経て練り込まれた作りなだけに、あらゆる状況が想定されてしまっている本作。
開発者自身のコメントに彼自身はもう「純粋にこのゲームを楽しめない」とあるが、
これはプレイヤとっての宿命ともいえる。
ソフトリセットを実装せず、現実生活への帰還を促すなどの作り手の多くの意向に、
本作は半ば強いられてると感じた方もいるのではないだろうか。
それがプレイヤにとっての幸いかはプレイ終了まで判断を待たれるわけだが、
このように思想に裏打ちされたシステムを理解することは、難易を著しく左右する。
攻略上どんな場面でも活路を見出す為の経験や知恵の賜といったところだろう。
人によっては理不尽にも思えるクリエイターの提示と、
それに対して回答するプレイヤの主体性は、確かに存在している。
これが俺屍の光明である。
しかしながら、同時に影を形作りだしてしまっている。
宿命として、ゲームの意外性、つまりは面白さを次々と排除していってしまうのだ。
確率に対してのリスクとリターンが明確で、然るに自らのプレイスタイルが確立される。
だからワクワクする。でも、いずれは効率的な立ち回りをするようになってしまうだろう。
それ故の宿命。
クリアしてみて本当に楽しかった。周回要素が無いことは救い。ありがとう、さよなら。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
※オリジナル版プレイ済
・オリジナル版と比べてサクサク進むようになった
オリジナル版では戦闘でいちいち「誰々がこうした、誰々にダメージ!」という文言が
でてきてその後ダメージ表記やらがでてきたので面倒だったのですが、今作では
そういったのは省略されているので戦闘もサクサク進んでやりやすいです。
・マップのイラストや敵イラストの一新
賛否両論ありますが、私は「あ、これリメイク版だ」と一目でわかるのがよかったです。
より絵巻チックになったイラストもgood。
・神様が成長する
昔はどうしても強い神様しかつけないことが多かったのですが、お気に入りの神様が成長することで、交神の幅がひろがったのはよかったです。
・アナログコントローラーでキャラを動かせるところ
最初はとまどいましたが、なれるとこちらのほうが楽になりました。
・攻撃系の術や、今まで使い道のなかった術が使えるようになり、術の併せの威力が上がった
戦術の幅が広がりました。今までは「特定の術だけつかっておけばあとは物理攻撃で」などといわれていただけに、この変更はうれしいです。
・奥義が気楽に使えるようになった、奥義の併せができるようになった
最初は「わざわざ初心者向けにしなくても…」と思いましたが、やってみると爽快にすすめるようになったので、オリジナル版プレイ済みの自分でもこれはよかったです。
・一部の敵の思考パターンの変更
新たに試行錯誤しなければならない楽しみが出てよかったです。
・育成の楽しさ
操作キャラがすぐに変わるという難点がありますが、新しいキャラを育成するのは楽しいです。
リメイクでは悪い遺伝子もしっかり受け継ぐので「この子は体力はあがるけどぜんぜん攻撃力があがらないな…」というのもまた一興。
リメイク版では操作キャラクターごとに一行の個性もついていてgoodです。
・職業間のバランスが改善された
旧作で不遇だった職業も今回ちゃんと使えるようになったのがうれしいです。
BAD/REQUEST
※好きなゲームなだけに気になった部分も多かったです。あらかじめご了承ください。
・説明書がオリジナル版と比べて簡潔すぎる
オリジナル版の説明書は読み物としても面白かったのですが、今作は説明しかない只の説明書でした。
また、オリジナル版の説明書はは初心者の方が読めば基本的なプレイのやり方が理解できるのがとてもよかっただけに(自分も初回プレイ時には説明書のおかげですんなりと俺屍のプレイにはいれました)、リメイク版の説明書は「これは初心者の方が一見して基本的なプレイのやり方がわかるのかな?」と、疑問符がつきました。
(復活限定版についていた読み物がそこそこ面白く、しかも、序盤の攻略指南っぽいのも記載されていたので、なおさら上述のように感じました。)
・リメイクでも初心者には難しい
あっさりモードもついていますし、リメイクでは「体力低下でダッシュできなくなる」「術の併せが強い」「奥義が気楽に使える」「最初から便利なアイテムが売っている」といった初心者救済もありますが、それでも中盤以降は難しく、途中で投げるライトユーザーの方もでてくるのではないでしょうか。
救済のために、中盤あたりに攻略のヒントなり助言なりがでてくればよかったのかもしれません。
・あいかわらず公式指南書(攻略本)や小説等をみないと全体像や登場キャラの台詞の真意の理解が困難なシナリオ
リメイク版では修正してくるのかなと思ったのですが、オリジナル版と比べてもほぼそのままでした。ゲームだけをやっていたのでは全体像や、登場キャラの台詞の真意の理解が困難です。
確かに登場キャラの台詞をいろいろ書き留めて、考察すれば、ある程度理解はできますが、ストーリー上の謎を解くゲームではない分、こういう不親切なやり方は残念でなりません。
ゲーム中にシナリオやストーリーの全体像についてのtips等がついていれば、まだよかったのですが。
・セーブデータがメモリースティックひとつにつきひとつしかつくれない
いろんな一族を作って楽しみたかっただけに、残念です。
・256人で強制エンディング
オリジナル版の場合、メモリーカード等の都合でそうならざるを得ない部分もありましたが、
それから12年たち、メモリーの容量も飛躍的に増えた今でも同じ制限をつける理由は何なのでしょう。
セーブがスティック1枚に1つと同じくらい不満です。
もっとも、実際に256人いく人がどれだけいるのか、という話でもありますが。
・UMD版だと一部ボス敵の戦闘前の掛け声を全部聴く前に戦闘に突入してしまう
そのボスは、何度も戦うことになるボスなだけに、「次は掛け声全部聴けるだろうか」とわくわくしてしまうほど、掛け声が終わる前に戦闘が始まる頻度が多かったです。
時には一言も声がでずに戦闘にはいることも。
・新しい神様、ダウンロード神様
個人的な感想ですが。
製作者様の小説の販促のために、その作品の登場キャラクターから3柱ほどとってくるのは、他の作家様もやっておられることなのでまだ許してもいいとして(私は使ってませんが)、
ダウンロード神様があまりにも特定の層を狙いすぎているキャラ設定なのはいかがなものでしょう。自分は別に大丈夫なのですが、嫌がる人もおおいのでは。
・男神にくらべて女神はケモノ&イロモノが少ない
このゲームの主な購入層は男性だからという理由かどうかは知りませんが、女神にケモノ&イロモノが少ない気がします。もうちょっとはっちゃけてもよかったんじゃないかと感じました。
DLC神様の一人は「獣系が少なかった女神への補填」との話ですが、あの女神を獣系と呼んでいいかどうかは賛否が分かれるところでしょう。
・特定の神様の声のミスマッチ
これはオリジナル版をやったことからでる不満かもしれませんが、自分のお気に入りの神様だっただけにがっかりです。
・「結魂システム」と「種絶の呪い」の関係
設定重視の方にとってここは「ん?」と思う部分でしょう。システム自体は面白いのですが、設定との整合性はどうなっているのでしょう。
オリジナル版にもあった「分社」というシステムが、「種絶の呪い」を回避してかつプレイヤー同士の血の交換をするためのシステムだっただけに、残念です。
・SAVEと休養の位置がオリジナル版と逆になっている等、旧作プレイ済の人々への不親切設定
これが一番の不満点です。
SAVEと休養のコマンド配置がオリジナル版と逆でしたので、おっちょこちょいな自分はよく間違えて泣きを見ました…。
なぜ逆にしたのでしょう。続編に向けての実験のひとつでしょうか。プログラム的な問題で位置を逆にしたのでしょうか。それとも、オリジナル版プレイ済みの人達に対するトラップのつもりでしょうか。それにしてはちょっと…
また、とある迷宮では行き先指定の場面があるのですが、新しい行き先の表示がわかりにくくなっているのもマイナスです。「あれ?リメイクでは直通ルートないの?」と、気づくまで何回も無駄に別ルートからいってしまいました。表示ウィンドウを広げて1行足せばすむ話なだけに。
COMMENT
PSP-3000使用、UMD版でプレイ。クリア後のおまけもクリア済。
全体的には楽しめました。
昨今ある出来が残念なリメイクに比較しても、かなりよい出来ではないでしょうか。
不満点を上記にあげましたが、それでもなお満足した点のほうが多かったです。
システム重視の方で、難しい和風RPGがしたい方にはオススメです。
ただ、物語の終盤からのシナリオには不満点が残る方も一定数いらっしゃるようなので、「RPGはシステムより物語重視!それも終盤が一番大事!!」という方にはオススメしかねます。
「続編」の製作が決定したようですが、続編のシステムや面白さ、熱中度、やりこみ甲斐には大いに期待しています。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
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- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
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スーパーロボット大戦α
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ナムコミュージアムVOL.4
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ナムコミュージアムVOL.3
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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輸入版:Test Drive Unlimited
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
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スーパーロボット大戦F 完結編
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戦国無双3 Z Special
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
*初プレイです。リメイクということは承知して購入済み。
基本どっぷり(時間のかかるモード)で、新ダンジョンにいくときはあっさり(経験値等が沢山もらえるモード)で様子見プレイです。
■システム
・一族を育てていく
キャラクターはすぐ死にます。死にますが、神との間に子供を作ってだんだん強化していくというシステムなので自分で性を考えた一族全体に対して非常に愛着がわきます。
顔が変だけど育てたら強かったとか、名前のネタが尽きておかしな名前をつけたときに限って奥義をひらめいてしまうとか、プレイしていく中で自分の物語が出来ていくので止め時が難しいゲームです。
・神が育つ
一族と交わった神はランダムで成長するので、イラストが気に入った神と何度も交わって神を育てていくという楽しみ方もあります。
・協力技、重ねがけが強い
戦闘PTが弱めでも、複数で同じ術や技を使う「併せ」というシステムが強力です。全員が同じ術を使うと8倍の威力が出ます。
補助術の重ねがけの効果も高いので、思わぬ強敵が出たので堅実に防御を固めていくか、一か八か併せに掛けるか、などプレイヤーによっていろいろ対処できるようになっています。
・難易度調整がいつでも出来る
新しいダンジョンがすごく厳しいから一時的に簡単なモードにするとか、優秀な子供が生まれたので難しいモードに変えてみるとか、自分でバランス調整できるのは嬉しい限りです。
■グラフィック
・神や一族のイラスト
一族のイラストはイケメン美女ばかりでなく、個性的な顔立ちが沢山あって飽きません。
神様も「こいつ能力高いけどイラスト微妙だから親にしようか迷うな…」等、見ているだけで楽しめます。効率重視にするとそんな事言ってられないと思いますが…。
■やってて楽しい
一番の評価点はここです。プレイしてるとグラフィックが古いとか戦闘の演出が地味だとかそんな事は気にならなくなります。ロードが短く、雑魚敵でも油断できない戦闘、だけどちゃんと対処方がある。戦闘後にレアアイテムが手に入りやすいチャンスタイムなどがある。家に帰ったら神様一覧を睨みつつ家族計画を立てていく…。
などなど、メリハリが付いている上にプレイテンポがいいのでプレイ中はとにかくゲームに没頭できます。
■ストーリー
ネタバレ回避のため詳しくは書きませんが、ものすごく衝撃的な展開でした。
初プレイの人は絶対にネタバレを回避したほうがいいです。攻略情報などもシャットアウトしたほうが楽しめると思います。
BAD/REQUEST
■システム
・リトライし難い
タイトルに戻れず、途中ロードもありません。死んだらロードというタイプのプレイヤーにはストレスになると思います。
ただし、このゲームでリトライをすると確実につまらなくなると思います。歴史年表がプレイ通りに綴られていって、時々家系図や過去に起こった一族史を見てみるのがとても面白いゲームだからです。
・敵とのレベル差がつくと命中率に難が出る
きちんとゲーム内の説明を読んでいれば命中率を高めることは出来ますが、
「説明がゲーム開始直後にまとめてどかんと読めるようになる」ため、面倒くさがりのプレイヤーは切り札の併せ技などをかわされて唖然…となる恐れがあります。
・一部要素にランダム性が強いものがある
リセットするとつまらなくなるゲーム性ですが、ボスを倒したときにオリジナルの剣に付加される追加効果等、リセット調整するとかなり有利になる要素があります。ただしごく一部です。
・新職業になるのが大変
新しい職業に就くにはその職業の指南書をもっている敵を倒さなければならないのですが、その敵が出るかどうかがランダムで、その敵を倒したとしても、戦闘前に行われる報酬アイテム抽選で指南書を引いていないと手に入りません。
■グラフィック
・イラストや画面からやや古い印象を受ける
昔のゲームの雰囲気を残しているので当たり前ですが、
派手な3Dグラフィックなどが好きという方には合わないと思います。
■データ管理
・セーブデータが一つしか作れない
「ゲームの進行中に複数個所にセーブして、保険にする事が出来ない」という意味ではありません。
「最初からプレイしたいけど今の一族に上書きされてしまう」のが不便という意味です。
PCにデータを退避すればいいだけの話ですが、
同じPSP内にある「初めから」作ったデータ同士を干渉不可能にして、2周目にすぐ入れるようにしてくれたら嬉しかったです。
■DLC
・投稿時点(11/11/19)では、おまけ要素について後から配布するというアナウンスはない
・UMDの初回限定版(および通常版の初回生産分)に限定のコードが付いている
ので、ゲームの要素を全て遊びつくしたい方は初回限定版を購入する必要があります。
手に入りにくいアイテム程度ならマイナス点ではないのですが、このゲームの肝となりえる神様のデータなのであえてここに記述しました。
COMMENT
敵に負けたら青息吐息で一族を建て直し、必死こいて育てた世代でボスを撃破して、戦闘に疲れた頃に復興した都や一族の歴史を振り返って一息入れる。それが終わるとまた戦闘する気になっている…と時間を忘れて楽しめるゲームです。
グラフィックはPS後期くらいでもOK、「どっぷりモード」のバランスはファミコンのドラクエ1か2くらいの稼ぎ作業が気にならない、というプレイヤーでないと耐えられない可能性はあります(ゲーム開始時の難易度選択でちゃんとそう警告されますが)。
私はレベル上げ作業が好きなのでどっぷりモードでも楽しめました。
「あっさりモード」だと敵がかなり弱くなるので、その上、もしくはその二段上の難易度でプレイすると楽しめるかもしれません。
RPGはグラフィック重視!というプレイヤーでなければ確実にお勧めです。