セブンスドラゴン2020 レビュー(評価)

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セブンスドラゴン2020 レビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2011/11/23
価格	6,279円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人

スコアボード

中央値: 70
難易度: 2.17
レビュー数: 36

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

2.8%

30-39

40-49

13.9%

50-59

33.3%

60-69

33.3%

70-79

16.7%

80-89

90-100

【60点以上】
83.3%
【標準偏差】
10.67

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　443人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	3pt	3pt	4pt	1pt

総合点
64pt

GOOD!

・前作と比べ格段にゲームバランスがよくなった
戦闘システムやキャラ絵など光るものが多かったものの、所謂ダメージ床であるフロフワや非常に高いエンカウント率のせいでプレイヤー側に与えるストレスが多かったが、今作ではフロフワは削除（ダメージ床は一部に存在）、エンカウント率は軽減とかなりユーザーフレンドリーになった。
また、世界樹の迷宮のスタッフが作っていたということもあってか前作は通常戦闘からかわりと強めの敵が出たが、今作はボスないし中ボスで殺しにくるパターンが多く雑魚は比較的おとなしめになっているのでテンポよく進む。

・全体的にユーザーフレンドリーな設計
拠点でのワープ移動や、エンカウント無効技、ダンジョンでのチェックポイントの配置などかなりプレイヤーにやさしいゲームになっている。
前作では切れたかどうかわからなかったフィールドスキルも一目でわかるようになった

・比較的テンポのよい戦闘
3Dゲーなので演出が一部長いものも存在するがさくさくと進む。
メディアインストールと併用するとロードも少なく快適。

BAD/REQUEST

・キャラクターメイクの幅が狭まった
前作では7職、1職ごとに4種のイラストだったのに対し、今作では5職に全10種のイラストを選ぶタイプになっている。
声優を選ぶことができるのでなんとなく個性はだせるものの、興味のない人にとっては邪魔でしかないだろう。
また2Dから3D変更になったせいかパーティ人数が4から3に変更されたのもキャラを作る楽しみを殺している。

・初音ミク
店頭などでプッシュしまくっていたが物語には全く絡んでこない。
OPなどでは目立ったポジションにいるのでこれ目当てで買うと肩透かしを食らうかもしれない。

・ストーリー
世界観からの都合上、割と人が死ぬお話なのでそういったのに拒否反応がある人はやめておいた方がいいかもしれない

COMMENT

PSP-2000使用

SP制の変更は序盤にスキルの使い勝手を確かめるのにはありがたいが、終盤キャラを作り直す時に手間が掛かったりキャラの個性を潰しがちになるで一長一短といったところ。

ストーリーは前作のよくわからん電波な物と比べると良くなっているものの、終始B級映画のような雰囲気があるので個人的は良いとは思えなかった。
声優陣を豪華にするのはいいが肝心のキャラクターメイクがおざなりなのはいただけない、キャラ絵ごとに色違いを3色ぐらい作ればこういった事態にはならなかったとは思う。後職種が少ないのもいただけない。

音楽はゲームらしいが特に耳に残るものはなし。初音ミクモードは歌以外ではクワイヤやパッドな使い方をされているが正直気が抜けるのであまり好みではなかった。

前作の良かった部分が削れてはいるものの悪かった部分をほぼなくしてきてるのは素直に評価できる。
そのためRPG慣れしてない人には勧めやすい作品に仕上がっている。
ただ、世界樹の迷宮から流れてきている層も多いと思うので、HARDモードがほしかったというのが本音。

ゲームとしての完成度は前作の方が上なんだと思うけど、やってたことが製作者のエゴで全くプレイヤー側に受けてなかった。
そういった意味では今回のはゲームとしては正直良作には届かないけども次に期待できるものではあると思う。次回作は作者のエゴとユーザーとの間をうまくまとめられたらもっといいものが出来るのではないだろうか。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ぬーんさん [2011/11/30 掲載]

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　441人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	4pt	3pt	5pt	2pt

総合点
76pt

GOOD!

前作が嘘のような、プレイヤーにストレスを与えないシステムやバランス

前作はエンカウント率が非常に高く、その上フィールド、ダンジョンのほとんどがフロワロというダメージゾーンで覆われていました。
そのため、進めるにしても苦労を絶え間なく味わわされ、ある種の苦行と化していたところがあります。
本作はそれを反省したのか、ダメージゾーンは撤廃され、エンカウント率も割と低めに設定されています。
他にも、ダンジョンごとにドラゴンの数が表示されるようになっている、ボス戦で全滅しても再挑戦できる、レベルが低いメンバーは大きな経験値補正が入るなど、育成、進行、やりこみをスムーズにすすめるための措置があちこちでなされています。

初音ミクを使ったＢＧＭのアレンジ

今作も前作のＦＣ風アレンジのように、ストーリーを進めるとＢＧＭのアレンジバージョンを聞けるようになっています。
プレイ前はＲＰＧでこれはどうなんだ？と、否定的に構えていたのですが、実際聞いてみると素晴らしい出来栄え。いい意味で予想を裏切られました。

BAD/REQUEST

やりこみ要素の薄さ

今作は舞台が東京のみになっているため、新しい場所へ行く楽しみというものは存在しません。
クリア後の楽しみも隠しダンジョン一つだけ、と、前作に比べてやや寂しい部分が目立ちます。

職業、キャラグラが少ない

これは発売前から懸念していたことですが、キャラボイスが30種と多いのに対し、グラフィックは男女合わせて10名と少なく、キャラ作成の障害となってしまっています。
職業も5種と前作より少なく、パーティを組む楽しみは前作ほどではありませんでした。

COMMENT

何もかもとがった前作から、遊びやすさを追求した作品に進化している様子。
同時に世界樹の迷宮との差別化にも成功しており、前作ではさほど感じなかった次回作への期待が今回は煽られました。

前作のボリュームと、今作の遊びやすさを兼ね備えた次を期待しています。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
vol3さん [2011/11/30 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　432人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	2pt	2pt	1pt	2pt	1pt	2pt

総合点
32pt

GOOD!

・フロワロがノーダメージになったので前作より快適
・前作よりエンカウント率が良くなった
・戦闘の際、敵が動くようになった
・スキルカスタマイズで、自分の好きなようにスキル（技）を覚えていけるのが良い

BAD/REQUEST

・戦闘参加キャラが3人しかいない（前作は4人）
・選べる外見が10しかない（前作は28）
・選べる職業が5つだけ（前作は7つ）
・声優は選べる数だけはやたら多いが、ほとんど喋らない
・戦闘シーンが演出過剰になり無駄に長い
・前作は戦闘シーンでキャラがヌルヌル動いて気持ち良かったのに、今作はfps数が低くて動きが荒い
・曲も全体的にイマイチ、前作の方が良かった
・ファンにとっては良いのだろうがミクがウザい、ゲーム的に存在意義が全く無い

COMMENT

前作で悪評名高いフロワロがノーダメージになったりエンカウント率が良くなったのは評価できますが、
戦闘が演出過剰になりすぎて、前作で人気だった戦闘のスピード感が無くなっています。

グラフィックも「PS1を意識した」と製作者が言うだけあって、ポリゴンの完成度が低く、かなり汚いです。

ほとんどのRPGでは4?6人での戦闘が普通なので、3人での戦闘はやはり寂しいです。
しかもRPGなのに戦闘キャラ数、職業、選べる外観が全て前作から減り、特に戦闘シーンの気持ち良さまでも減ってるしまっているのが最大のマイナス。
ストーリーも特筆するほど面白いわけではなく至って普通。

「このゲームでなくては！」という秀でた部分が特に見当たらず、全体的にイマイチです。