エリーのアトリエ　?ザールブルグの錬金術士2? レビュー(評価)

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エリーのアトリエ　?ザールブルグの錬金術士2? レビュー

発売元	ガスト（オフィシャルサイト）
発売日	2008/03/21
価格	600円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ジャンル:ロールプレイング

スコアボード

中央値: 80
難易度: 2.60
レビュー数: 5

スコアチャート

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【60点以上】
100%
【標準偏差】
6.12

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　474人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	5pt	5pt	4pt	3pt

総合点
89pt

GOOD!

オリジナリティー：アイテム調合がメインのＲＰＧというのは、アトリエシリーズ以外では殆ど見かけません。

音楽：インパクトには欠けますが、温かみのあるＢＧＭが多いです。

熱中度：採取・調合・依頼・戦闘etc…。やる事が多いので最初はとっつきにくいですが、馴れてくると時間が経つのを忘れてプレイしてしまいます。危険です（笑）

満足感：マルチＥＤを採用している上に各種イベントも多いので、飽きるまで何度も繰り返し遊べます。

快適さ：読み込み時間が殆どありません。非常に快適です。

難易度：新要素として「１年毎のコンテスト（試験）」が加わったことにより、ゲームに適度な緊張感を与えている。

BAD/REQUEST

・原作（ＰＳ版）でも問題視されていた「特定の状況下で特定の行動をとるとゲームがフリーズする」というバグが修正されていない。
・１０年前のソフトということもあり、グラフィックが貧弱なのは否めない。
・マルチＥＤを採用しているにも関わらず、ＥＤ（スタッフロール＆歌）をスキップできない。
・ラフ調合を会得した時点で全アイテムを作れるようになるため、以後のイベントの意味が希薄になる。
・妖精に仕事を依頼する際に材料の状態を確認できない。
・採取地へ移動する途中で引き返す事ができない。

上記以外にも以後のシリーズと比較すると粗い個所はありますが、本作の熱中度の前では些細なことだと思います。

COMMENT

アトリエシリーズ２作目にして、シリーズ最高傑作との呼び声も高い「エリーのアトリエ」。
主人公たるエルフィールを一人前の錬金術師にするのが目的ですが、与えられた４年という時間の使い方は自由です。
真面目に調合に精を出すのもよし、レベルを上げて武道大会に出場するのもよし。
ザールブルグでの生活を目的に応じて楽しむことができます。（とはいえ、狙ったＥＤを見るには綿密な計画を立ててから臨む必要があるのですが…）

「マリーのアトリエ」からシステムが大きく改良されている本作。
「品質」と「効力」の概念が導入されたことでアイテム調合の奥深さが増しているのが素晴らしい。
多様なイベントによって、この手の作品にありがちな作業感が軽減されているのも高評価。
登場人物が魅力的なことも手伝って、いつまでも作品世界に浸っていたくなります。

プレイ時間：わからない(クリア済)
トモコトさん [2008/09/20 掲載]

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　459人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	5pt	4pt	4pt	2pt

総合点
83pt

GOOD!

【オリジナリティー】膨大な数のアイテムを組み合わせて、様々なアイテムを作り出す、シリーズおなじみの調合システムはオリジナリティ満点だと思います。
オリジナル調合で、自分の好きなようにアイテムを組み合わせて「何が出来るかな？」と挑戦するのもまた楽しいですし。

【グラフィックス】ドット絵や背景はどれも温かみ溢れ、キャラの立ち絵は表情豊か（ポーズ自体は１つですが）で見ていて飽きません。

【音楽】耳に馴染む曲が多く、どれも聴いていて心地良いです。
アトリエ内でのBGMや、「始めから」「途中から」を選ぶ最初の画面のBGMなんかは、つい口ずさんでしまいます。

【熱中度】アイテムの数の膨大さや、イベントの豊富さ、EDもマルチな上に、とにかくゲーム中に出来る事が多い！ので、時間を忘れてプレイし続けてしまいます。
ブレンド調合なんかは毎回（周）ベストな分量が違うので、「どれをどの割合で入れたら高得点なアイテムが作れるかな？」と探っていくのも楽しく、かなりハマります。
やりこみ系が好きな人から、ほのぼのな雰囲気を味わいたい人まで、まんべんなく熱中できるんじゃないかと思います。

【快適さ】ロード時間も、操作性も、特に不便は感じません。すこぶる快適です。

BAD/REQUEST

何度もEDを見る事になるのに、スタッフロールのスキップが出来ない。
ベストエンディングの条件がかなり厳しい（攻略本がないと絶対に無理だと思います…あってもホントに細かく計画的に進めないと難しいです…）

COMMENT

上記の良い所の【熱中度】にも書きましたが、とにかくやれる事が多く、一度ハマり出すと止まりません。
攻略本片手に「今回はダグラスのイベント制覇！」とか「エンディング３を見るぞ！」と目的を一つに絞ったほうが良いと思います。
無目的にふらっとプレイすると、やれる事が多すぎて戸惑う可能性大なので。
PSの時にもやったのですが、この手のゲームは「ゲーム機をセットしてテレビをつけて腰を据えてさぁやるぞ！」というより、携帯機で手軽にじっくりやるほうが合っている気がします。
なのでPSPのアーカイブに入ったのはかなり嬉しいです。

世界観もゲームシステムも、キャラも音楽も全てにおいてお勧めです。
こつこつキャラを育てるゲームが好きな人、コレクター魂を持った人等は、楽しめるんじゃないかと思います。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
花手毬さん [2008/10/30 掲載]

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　583人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	5pt	4pt	3pt	3pt

総合点
80pt

GOOD!

・今作から新たに導入された調合のシステム、ブレンド調合とオリジナル調合がとても新鮮でおもしろいです。こういったプレイする側に能動的な姿勢を求めるシステムは、やはり魅力的ですね。前作をプレイした人でも新鮮な気持ちで楽しめると思います。
・前作を遥かに上回るボリュームになっています。アイテムの数は2倍になり、調合の楽しみがより広がっています。またイベント数やエンディング数も大幅に増えています。加えて採集場所や行ける町も増え、前作より世界が広がっています。何週もプレイできるボリュームになっています。
・前作と変わらず音楽は全体的に高いクオリティを維持しています。暖かい響きの音楽が多いです。ただ格別に秀逸な音楽がないのも前作同様です。
・前作からのシステムの欠点が多く改善されています。技術や錬金がどれくらいなのかが一目で分かるようになったのはうれしいですね。ロードは短めです。また武器の改造などが可能になっています。
・今作から学年末試験（＝コンテスト）など学校らしいイベントが追加されています。前作には欠けていた要素なだけにこれはうれしいです。
・アイゼルかわいいよ。

BAD/REQUEST

・戦闘システムは前作同様かなりシンプルです。戦闘が主のゲームではないのでいいのですが、面白みはいまいちですね。その割にはボスはかなり強いです。
・前作に較べ自由度は格段に上昇しましたが、その分何をやっていいのかますます分かりづらくなっています。今作からプレイするのは結構大変だと思います。
・上位のエンディングの条件は非常に厳しいものになっていて、前作のように気軽にマルチエンディングを楽しむのは少し難しいかもしれません。
・学年末試験のコンテストがなかなか難しいです。きっちりと準備すれば一年目から学年一位をとることも出来ますが、初めは戸惑いますね。しかしゲームの中でも試験の予習をするとは…w
・グラフィックは平凡です。

COMMENT

PSP-2000使用です。前作プレイ済みです。
場所が同じということもあり前作と雰囲気はほとんど変わりませんが、全体的にパワーアップしており十分及第点といえるでしょう。アイテムの調合という独自の魅力を持ちながら、それに縛られない高い自由度を兼ね備えています。
ただ一方でその自由度が災いした部分もあります。また前作から登場するキャラクターもいることをかんがみると、ぜひ前作『マリーのアトリエ』からプレイすることをおすすめします。
ゲームの雰囲気自体はとても明るく万人向けなので興味のある人にはぜひおすすめします。