魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE レビュー(評価)

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魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE レビュー

発売元	日本一ソフトウェア（オフィシャルサイト）
発売日	2009/03/26
価格	5,229円（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：シミュレーションRPG ■ プレイ人数：1人 ■ 初回限定版：7,329円

スコアボード

中央値: 85
難易度: 2.16
レビュー数: 25

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

40-49

50-59

60-69

16%

70-79

60%

80-89

16%

90-100

【60点以上】
92%
【標準偏差】
13.01

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　446人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	2pt	4pt	5pt	4pt	2pt	2pt

総合点
76pt

GOOD!

良かった点
■■尽きないやり込み要素
とことんキャラを育成を極められるゲーム。
最大10人マップに出撃することが可能で、育成可能なキャラの数も多い。
工夫次第ではレベルも簡単に上がるので、
熱心に育て上げればどんなキャラクターもボスクラスの強さになる。
気に入ったキャラで無双するのもこれまた爽快。
敵の強さもその分桁違いのものが用意されている。
■■音楽
耳に残る独特な雰囲気の曲が多い。
ボーカル入りの曲も多いが、どれも強く印象に残る。
ランダムダンジョンで好きなBGMを起用出来るので、気に入った曲を延々とループさせたり
■■オリジナリティー
ディスガイアシリーズのオリジナル要素は素晴らしいと思う。
戦闘では張り巡らされたジオパネルによって、
単純にレベル強化だけで無くパズル的な戦略を練る必要もある。
装備品のレベル上げや、議会のご機嫌取りなんて要素も他ではあまり類を見ないし、
レベル差9998で一撃で倒す事が可能なのもこのゲームくらいでしょう。
バランス崩壊を気にせず、ここまで好き勝手やっているゲームは新鮮。
■■アイテム
装飾品等で装備を強化するゲームはよくあるが、
アイテムのレベル上げが出来るゲームはあまり類を見ない。
名前を変更出来るのも良い要素。
説明文のおふざけ感も個人的には好印象。
■■キャラの多さ
育成しきれない程多い。
同会社の他作品からゲストキャラクターが出演数が多く、
オールスターゲームと見違うほど。
他ゲームの好きなキャラクターも出演していたので嬉しい。
■■声優陣が豪華
ベテラン揃い。おかげで聞いていて安心できる

BAD/REQUEST

■■周回引継ぎ要素
　●裏面（隠しダンジョン）の開放状況がリセットされる。
出現条件が結構面倒なステージも多いので、開放状況だけは記憶して欲しかった。
　●アクターレ編（クリア後に出る番外編）から引継ぎ
主人公達は勿論だが、
本編とは無縁のゲスト出演キャラや、DLキャラクターまで使用不可。
これでもかと固定キャラを出しておきながら、この仕様は理解しかねる。
■■アイテム関連
　●携帯袋と倉庫
袋の中に無造作に入っている感じ。
並べ替え機能はあるのだが、それでも入手アイテム数が多い為整理が大変。
せめてアイテムの種類ごとにポケットで区分出来たら･･･。
　●地図の切れ端
集めると新たなステージが開放されるアイテム。
しかし、他ゲームで言う大事なもの扱いでは無いので幾度も売却しそうになった。
中々揃わないのもマイナス。
　●イノセント管理
少々面倒です。
移住も合成も一編に出来ずもどかしいし･･･
不要アイテムで管理も数が増えると大変なので、イノセント専用の倉庫も欲しかった。
　●最強武器のデザイン
正直言ってダサいものが多い。
色替屋ならぬ、武器グラフィック替屋が欲しい所
■■ロード
　●特殊技のロード時間
特殊技のアニメーションに必要なロードを武器を回して誤魔化すシステムは良いが、
それでも結構長く感じる。
アニメーションOFFの機能もあるが、そればかりでは味気無いのでやはり残念。
　●スリープ状態を解除すると必ずロードが入る
他ゲームでは見られない仕様なのでマイナス評価入り。
アクションゲームですら無いものが殆どであるのに、何故SRPGで必要なのかと
■■その他
　●出現する界賊が偏り過ぎている
そのせいで、未だに地図が揃わない
　●裏面の出現条件
何の脈絡も無い行為がトリガーの場合が殆どなので、自力で見つけるのは酷
攻略サイト頼りとなってしまった。
　●ステージ
全体的に見づらい。
高低さ、距離感が把握しづらい。（アイテム界が特に）
　●高さ制限
上空に飛び上がって下に向かって攻撃するタイプの技が、
少しの高台でも攻撃が届かないのは納得行かない。

COMMENT

空き時間に少しずつやって、現在500時間程
据え置きに比べて、携帯機はやり込みゲームには非常に適していると思うので
ハードの種類は大正解だったんじゃないかと。
苛苛する点も多いと感じましたが、許容出来る範囲です。

並みのRPGではレベルがカンストしてしまい物足りなさを感じる方や
ランダムダンジョンを延々と潜るのが好きという方には相性が良いと思います。
逆にストーリー性重視の方には不向きです。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
Reilerorさん(レビュアー情報) [2009/09/27 掲載]

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　493人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	1pt

総合点
74pt

GOOD!

・オリジナリティ
移植、続編であるため２点。
と言いたい所ですが、議会やアイテム界など面白いシステムが多いため３点。

・グラフィック
可もなく不可もなく。しかし動きなどは結構凝ってます。
しかし、オタク向けの絵柄がマイナスといえばマイナス。
また、武器グラフィックの使い回しが目立つ。
しかし大きな欠点でもないため３点。

・ＢＧＭ
普通です。どちらかというと良い部類でしょうが、３点。

・快適性
システム周りは快適です。ロードも早い。
しかし、戦闘ＭＡＰの視点が悪い。
また、必殺技を使うと妙な読み込みでテンポが悪くなる。これに関しては、技を設定で表示しなくすることにより回避できます。４点。

・熱中度
だんだん強くなるキャラを見てるとついつい長くプレイしてしまう。４点。

・満足度
やろうと思えばどれだけでもやりこめます。４点。

BAD/REQUEST

・ストーリー
変に奇を衒い斬新すぎるよりは良いですが、王道すぎる気がします。また、ギャグ要素がかなり強いため、合わない人は結構しんどいかもしれません。

・システム
アイテム界というアイテムを強化する戦闘ＭＡＰがあります。やりこむ場合の主なプレイ時間の大半はここに割かれると思うのですが、基本的にランダム配置された敵を倒すだけ。視点が劣悪でオブジェクトの影に隠れて敵が見えない。ＢＧＭが単調で眠くなる。背景も同じで代わり映えしない。
と、改良の余地あり。
やりこみといっても、ＬＶ上げとアイテム強化しかないで飽きやすい。

・難易度
もうちょっと敵の配置や編成を練って欲しかった。ＳＲＰＧらしい頭を使うＭＡＰがあまりなかったので達成感がなかった。

COMMENT

PSP2000使用

ちょっと辛めに評価をつけました。
飽きなければそれこそ1000時間でもやりこめるでしょう。
が、私の場合その前に「私なにやってるんだろう…」状態になりそれからやってません。
同じ事を何十回、何百回とやるには私の性格は向いてないようです。

しかし、出来は良いのでやりこみ好きの人にお勧めです。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ccさん [2009/04/07 掲載]

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　496人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	2pt	5pt	2pt	1pt	3pt

総合点
59pt

GOOD!

システムを説明すると長くなってしまうので、基本的に前作との違いを書いていく。
前作を知っているものとして書くので、予備知識は他の方のレビューや１のレビューを見て下さい。

●オリジナリティー
１に比べて確実に進化している。
前科をつけて値引きしてもらったり、アイテム界に小部屋が出現して買い物ができたり。
何かと報われない魔物達にも固有能力が与えられ、レシーブ投げや魔チェンジなどの特権により
育成価値が以前より高まった。
ジオシンボルが歩いたり、とにかく今回も目新しい部分が目白押し。

●グラフィックス
相変わらず気合いが入っている。
喜怒哀楽と表情豊かなキャラをドットで可愛らしく表現している。
武器ごとにドットが用意されているのも変わっていない。
一人につき何百枚あるのか考えると、職人技が伺える。
また、技のエフェクトがかなり派手。
大袈裟ではないかというくらいの演出で魅せてくれる。

●サウンド
特に無いが、強いて挙げるとすれば声優が豪華なこと。
緑川さんに田村ゆかりさん、若本さんに水橋かおりさん等々。

●熱中度
これに尽きる。
やり込み要素を推しているゲームだけあって、凄まじい熱中度。
夜に軽い気持ちでPSPの電源を入れ、気が付いたら朝だったなんてこともある。
レベルの上限が9999で、転生して強い状態で1レベルからやり直せ、
武器も戦闘によって鍛えることができる。
他にも挙げたらキリがない。
一応上限はあるものの、果てしなく遠い道のり。
やり込み尽くしてやることがない頃には、総プレイ時間が恐ろしいことになっているだろう。

●快適さ
会話シーンをボタン一つで飛ばせるようになったのは大きい。

BAD/REQUEST

改善を期待していただけに、辛口で書いていきます。

●オリジナリティー
本質は変わっていないな、という印象。
ジオパネルによる連鎖も、慣れればパターンなので面白味に欠ける。
戦闘も、特にアイテム界では狭いマップに敵を密集させているケースが多く、
敵に囲まれタコ殴りにされるなんて当たり前。
装備が武器１つに防具３つと曖昧な分け方かつ、防具もとことん強化できるため、
逆に防具を強化されているのを前提に、タコ殴りされやすいシステムにしたのだろう。

結局、やり込み要素はあるが戦略性は全くない。
努力して力押し、それだけ。

●グラフィックス
イベントＣＧがかなり雑。
エンディングで何枚も流れるが、絵崩れが激しくて誰か分からないものもあった。
また、画面を拡大するシーンでドットが荒くなる。
どうやら、縮小画面がデフォルトの大きさのようで。

●サウンド
相変わらず耳障りな曲が多い。
奇怪なだけに耳に残るのだが、インパクトがあるだけでどれも微妙。
今回はますます曲の購入が困難になっているが、正直どれも聴きたいと思わない。
こんな高値をつけて苦労して辿り着かないと買えない場所に購入屋を置いて、
このゲームの作曲家はよほど自分の曲に自信があるのだろうか？
正直、人を変えてほしい。
プレイ時間が長いだけに、曲が微妙だとモチベーションが下がる。

●熱中度
やはりどうしても単調作業になってしまうことだろうか。
やり込み要素を重視するにしても、もう一捻り欲しいところ。

●満足感
無い方がマシというくらいの酷いストーリー。
キャラの絵に釣られて買うと泣きを見る。
評価できるのはやり込み要素であり、キャラ同士の掛け合いや、盛り上がる展開を期待している
方は要注意。
基本的にバカ乗りのシュールな雰囲気で進んでいくが、シリアスになると毒舌なキャラ達が突然綺麗事を並べまくるので、かなり拍子抜け。
どちらかに統一すべきかと。
今時ラスボスが魔王ってのも……。

作業的なやり込み要素、見るに堪えないストーリーで、結局満足感は今回も低い。

●快適さ
会話シーンのスキップしか変わってない。
アイテムは整理できるものの、相変わらず武器も回復薬もごちゃ混ぜ。
重要アイテムでも売り飛ばせる。
敵も味方も技が派手なのはいいけど、長すぎてダレてくる。
前述の通り囲まれやすいので、いちいち数十秒に渡るエフェクトを何度も見せられたら、イライラして当たり前。
かといって、演出オフだとかなり寂しいバトルに。

また他の人も散々書いているが、戦闘画面が見にくい。
高低差30とか言われても見た目じゃ分からない。
デコボコなステージに埋もれてキャラが見づらいなんてしょっちゅうある。

COMMENT

やり込み要素がウリだけど、裏を返せばそれだけなゲーム。
前回より運要素が高まり、失敗して萎える局面も増えたように思う。
新システム搭載で面白くなった反面、それによる不快感も増し、前作の不満点も解消されていない。

ただ、やり込み要素を求めている人なら絶対にハマることは間違いない。
時間を忘れてやってしまうので、受験生の友人に貸せば人生を破滅させることも不可能ではない……かもしれない。

ディスガイアじゃなくていいので、このシステムをそのままに別のシリアスな作品を
作ってくれるだけでも、違う層のゲーマーを取り込めるのではと思った。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(未クリア)
凶狐さん [2009/10/10 掲載]

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