ナイツ・イン・ザ・ナイトメア レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
465人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 4pt |
31pt
GOOD!
DS版にいくつかの追加要素を加えた移植作です。
DS版未プレイのため、PSP版のみプレイのレビューになります。
「RPG+シューティング」といった感じのかなり斬新なシステムのゲーム。
難易度も結構高いので、シューティング好き、普通のゲームに飽きた人などは
一度試してみてもいいかもしれません。
グラフィックも独特で絵本のような絵柄・色使いで、少しマイナーですが
「ヴィーナス&ブレイブス」に似たグラフィックです。
隠し要素として、PSP版の「ユグドラ・ユニオン」のセーブデータがあれば、
最初から「ユグドラ編」というストーリーをプレイすることができます。
BAD/REQUEST
【システム】
まず「RPG+シューティング」という独特でクセのあるシステム上
非常にとっつきにくいゲームなのでライトユーザーにはオススメできません。
購入前に公式HPなどで情報を確認した方がいいと思います。
また、そのシステムを説明するためにゲーム初めてすぐにチュートリアルが
用意されていますが、それが約60?90分くらいかかり、内容を理解するのも
含めてかなり忍耐力が必要とされます。
一応ジャンルはRPGに分類されているようですが、このゲームをプレイする
上で必要になるのは「雷電」や「怒首領蜂」などの弾幕をくぐりぬけるタイプの
シューティングスキルです。普通のRPGを期待される方は全くジャンルが
異なりますので注意してください。
【シナリオ】
ストーリーはハッキリ言うとかなり薄っぺらいです。
それなのに無理に話に重厚感を出そうとしてるのか、、
1エピソード(一面)クリアするごとに断片的にしかも時系列がごちゃちゃに
ストーリーが語られるために話の全体像が把握しにくいです。
また、エンディングがGoodとBadに分岐するようになっているのですが、
これが非常に分かりにくく個人の力ではほぼ発見が不可能で、しかも一度機会を
逃すと戻って条件を満たすということができないので、Goodエンドが見たい方は
攻略本・サイトの情報が必須となると思います。
ちなみに私はシナリオ分岐もGoodエンドの存在も何も知らずにプレイして、
ものの見事にBadエンドのルートを進んでしまい
「なんやコレ、なんて救いのない話なんや、誰も幸せにならならへんやん。」
と一人でツッコミをいれてました。
【難易度】
キャラクターにはそれぞれVit(体力)というステータスがあり、
攻撃行動をするたびに減少していき0になるとそのキャラクターは消滅して
一切復活することはできません。
Vitの回復はレベルアップか他の仲間の魂を継承するしか方法はなく、
当然ですが魂の継承を行ったキャラクターは消滅してしまいます。
レベルアップもあらかじめ上限が決められており、これを解除するのも
魂の継承しか方法がありません。
実際にプレイしないと分かりにくいと思いますが、要するに
「キャラクターを強化するには仲間を犠牲にするしかなく、
攻撃するたび体力が減るので、ずっとそのキャラを使い続けることもできない」
ということでキャラクターの管理が非常にシビアです。
それに加えて、武器も使用回数も決められており回数がなくなると消滅する
ので、ずっと強い武器を使い続けることもできません。
武器の強化もありますが確率制のため必ず成功せず、
失敗すると使用回数が減るなど武器管理もシビアです。
魂の継承というシステムのため、仲間がある程度の頭数が必要になるにも
かかわらず、自動的に仲間に加わらずキーアイテムなるものを捜し出して
渡さないと仲間にならない。
以上のようにシステムの一例を挙げただけでも決して
一般ユーザーにすすめられるようなゲームではないということが
理解していただけると思います。
2周目以降の特典があるのですが、私の場合2周目をする気にはなれません
でした。
COMMENT
【PSP-2000使用】
グラフィックの雰囲気につられ購入しました。
新しいジャンルのゲームを作ろうとする意気込みは感じられるのですが、
◆無駄にコリすぎて複雑なシステム
◆弾幕をかいくぐらなければならないシビアな難易度
◆シューティング単体ほど爽快感はなく
RPG単体ほどストーリーに重厚感がない中途半端な作り
などの欠点ために一般ユーザーにはオススメできず、
絵柄の雰囲気は良いのに、率直に「このゲーム面白い?」と聞かれたら、
「あまり面白くない」と答えざるえない非常に残念なゲームです。
もう少し敷居を低くすれば、もっと受け入れられたかもしれない
「おしいゲーム」という印象でした。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 1pt | 2pt |
82pt
GOOD!
●アイディアの展開
:子供心に誰もが考えるような『既存の枠に捕らわれない新しいゲームのシステム』を真面目に追求したようなゲーム。
:ウィスプ(アナログスティックで直接操作するカーソルのようなもの)で敵の弾を避けるシューティング性と、味方ユニットを配置して敵ユニットを撃退していくシュミレーションRPG性を合成しているが、これは口頭の説明では伝えることができないほど複雑。
しかしながらその複雑なシステムを限られたボタン数と画面配置でうまく展開している。
:無駄な操作は一つとしてなく、無駄な画面情報も一つとしてない。それでいて操作しやすい。単にシステムが優れているだえけではなく、それを楽しませるためのインターフェイス部分が優れている。
:システムが非常に煩雑であり、理解しにくいものもあるが、それらはわざわざ説明書を参照せずとも、ゲーム中に参照できるようになっている。
●グラフィック/BGM
:どちらも恒例のごとく高水準。
:ユニットクラスの見た目は共通だが、キャラクタのバストグラフィックは1キャラにつき一つしかないが、それでも百名を越す騎士のみならず一般市民もまったく別のグラフィックが用意されている。
●難易度に対する優しさ
:戦闘自体は慣れないと厳しい。
慣れるころには敵が強くなっており、緊張感は失われない。
しかしその強くなった敵に対応できず、ゲームオーバーになってしまった場合、ほとんどデメリットなしに戦闘を継続できるリトライシステムがある。
おかげであと一歩というところまで追い詰めておいてゲームオーバーになってしまい、また最初からやりなおしということがない。
:縛りプレイなどでリトライを使いたくない場合はゲームオーバー直後の選択肢で選択可能と縛りプレイにも優しい。
BAD/REQUEST
●ロード
:DL版では解消されているということらしいが、ロードが多い。たまにキャラグラフィックが表示されたり、音声が入る直前で短いロードが入ったりする。
一度のロード時間は決して長くはないものの、たまにテンポが途切れてしまう。
●操作と表示の限界
:上でも挙げたように、複雑なシステムを上手く展開できるようにキー配置や操作方法、画面配置を上手く考えられている。しかしそれでも仲間になる騎士の数・アイテムの豊富さなどから見つけたいアイテムを検索したいときに、昇順でも降順でも中途半端な位置にあるアイテムを見つけたいときなどは少々手間取る。
:またなるたけ邪魔にならないように配慮されている画面配置だが、それでもやっぱり情報の多さゆえに邪魔になることもある。
●理解するまでに時間のかかるシステム
:同シリーズの『ユグドラ・ユニオン』と違い、最初からすべての要素が開放されているため、初期から大量の情報・用語と格闘することになる。
:わざわざカタカナで新しい用語を作らなくて良いんじゃないか、という単語まで用語にしている。
●ポーズトーク
:一度タイトル画面に戻らなければポーズトーク集が見られない。
:ポーズトーク集の画面が変に凝っているせいでロードが入る。もっと単純で良かった。
COMMENT
PSP-2000使用。
面白い。
同シリーズのユグドラ・ユニオンでも思ったが、新しいアイディアを単にそのままで打ち出さず、そのアイディアをいかにすれば楽しめる形になるかが考慮されている。
おかげで熱中して楽しめる。
BADでシステムの複雑さゆえに理解するまで時間がかかると述べた。実際DS版の設定資料集では製作者インタビューにおいて「まずはイージーでプレイしてみてほしい」とあった。
しかし個人的には(アクションに自信がないという人でなければ)ノーマルで始めるべきだと思った。というのも、このゲームはリトライ機能があるおかげで何回かの負けを覚悟すればシステムの細かい部分を理解していなくとも確実に勝つことができるからである。
細かい機能はおいおい理解していくとして、最初にノーマルから始めても良いかもしれない。
ただし仲間ユニットのキーアイテムがオブジェクトから出現するということだけは、最初から理解しておかないと後で苦しむことになる可能性もあるので、これだけは覚えておきたい。
というわけでシステムをほぼ理解しおえて一周クリアしたので、二週目にいってきます。
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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
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-
ECHO NIGHT
GOOD!
・システム
シミュレーション+シューティング+RPGという、恐らく前代未聞のジャンル。
突き抜けたゲームの多いスティング作品の中でも、この作品の奇抜さは群を抜いていると思います。適当にやっているとあっさりと詰みかねないシステムと難易度ですが、ちゃんと頭を使ってプレイすれば非常に楽しいゲームです。逆に、直感的にプレイできるゲームが好きな人には向いていないと思います。
・BGM
非常によい曲が多く、シーンごとにほぼ毎回違った曲が流れるくらいに曲数も多いです。音源も一新され、DS版とは違った雰囲気でプレイできます。
・グラフィック
綺麗さではPSPの中では中の上くらいだと思いますが、絵柄と背景の雰囲気は非常によくあっています。ドット絵もぐりぐり動き、見ていて飽きません。戦闘中は見ている暇も無いほど操作に忙しいですが。
BAD/REQUEST
・快適さ
これが大問題です。自分は最初はUMD版を買ったのですが、読み込み時間がかなり長く、その上メディアインストールもできません。その後、友人に進められてDL番を買いなおしたところ、読み込み時間は一気に改善され、快適にプレイできるようになりましたが、UMD版にもメディアインストール機能を付け、快適に遊べるようにしてほしかったと思います。
また、戦闘準備画面でキャラクターやアイテムを選ぶ際、膨大な数のアイテムやキャラクターの中から目的のものを探し出すのが非常に面倒です。戦闘画面で操ることになるウィスプを準備画面でも操れるようにして、マウスのポインターのように使えると非常に楽になりそうなんですが…。
・とにかくシステムが複雑
このゲーム最大の長所ですが、同時に短所でもあります。かなり詳しいチュートリアルがついているのですが、それを全部見終わったとしても、まだ理解したとは言い難いと思います。ある程度プレイしていれば自然と慣れてくるとは思うのですが、そこにたどり着く前に投げ出してしまう人もいそうなほど難解だと思います。また、思う通りにいかないことも多々あるゲームですので、緻密な計算の元、自分の思い通りに進めたいという人にはまったくあわないと思われます。
COMMENT
PSP3000使用 DS版は途中で断念しました
DSのタッチペン操作がどうにも苦手で途中で諦めてしまったので、今回のPSPへの移植は非常に嬉しいです。流石にタッチペンほど直感的な操作はできないですが、それでもできる限りプレイしやすいようには調整してあると思います。
とにかくシステム面が非常に独特なゲームですので、公式ホームページをしっかりと見て、DSを持っているのなら体験版を遊んでみてから購入を検討したほうが絶対に良いです。ジャケットだけ見て買ったり、普通のシミュレーションRPGだと思うとほぼ間違いなく泣きを見ます。
このゲームほど「人を選ぶ」タギングが合うゲームは無いと思います。