エルミナージュII -双生の女神と運命の大地- レビュー
発売元 | スターフィッシュ・エスディ (オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2009/10/29 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ダンジョン探索型RPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
441人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt |
91pt
GOOD!
・『星魚の奇跡』と呼ばれた前作同様にWIZのテイストを忠実かつ丁寧に再現されており、
本家WIZ(というか外伝シリーズ)の正常進化&発展版と呼べる出来で
今回も時間を忘れて猿の様にダンジョンに潜りまくれる
・今作から追加されたフェイスロード機能により、作成した自キャラに愛着が沸きやすくなった
ネット経由で画像を調達が可能な点も絵心のない自分みたいな人には嬉しい配慮
・エルミ独自の特徴であるハイマスター&サマー能力により、下級職が上級職の完全な『つなぎ役』ではなくそれぞれ個別の職として上手く差別化されている
(下級職の地位向上が図られている)
前作では少々やりすぎてサマナー、戦士最強&盗賊便利すぎにより忍者&ロードが涙目になっていたが、今作では調整が入り前作の不遇職にも選択するメリットが増えた
召喚モンスの奇襲阻止能力削除とPC側モンス側双方の奇襲発生率上昇、ボス系モンスの体力大幅強化により、忍者スキーには特に嬉しい調整といえる
・コンフィグ関係が非常に充実しており、メディアインストール機能に対応していることとあいまってかなり快適にプレイ出来る
操作の快適さでは過去のWIZ系と比較してもトップクラスといえる
個人的には戦闘がプレイ時間の大部分を占めるので、前作にはなかった「R:コマンドリピート」と「□:総攻撃」のコマンドの追加が嬉しかった
(格下の雑魚戦や召喚契約時、盗み時で重宝)
・前作同様に特定条件化以外ではほぼロストしないが、戦闘難易度自体はかなりキツメに設定されており序盤から常に死の危険がつきまとう為、最近のWIZライクゲーにありがちなヌルさは感じられない
・キャラクタ及び装備品の各種特殊攻撃率、呪文抵抗力、属性耐性等ほぼ全てのパラメータをマスクしないで公開しているため、PCの能力強化やアイテム収集に一喜一憂出来る
(本家にはない盗賊の『盗み』技能やアルケミストの『鍛冶』『錬金』技能により装備の多彩なカスタマイズが可能)
BAD/REQUEST
下記に色々あげているが個人的な嗜好の問題もあり、そこまで深刻な問題点は少ない
・「ととモノ。」や「世界樹」のような超ライトではないものの、(ライバルPTや施設の)NPCの絵柄やキャラ設定、会話が若干ライト寄りに...前作の渋さは何処へ?
新規追加モンスのデザインは前作と同じく渋めな傾向なので、ライバルPTとそれ以外のモンスとのギャップが激しい
・前作プレイヤーにはBGMやイベントクエストの前作の使いまわしっぷりが非常に気になるトコロ
勿論新規で追加されたBGMはあるしイベントクエスト自体も数も種類も大幅に増えてはいるのだが、前作と似たシチュエーションで流れるBGMやクエストが序盤に幾つも用意されている為
既視感が強かった
次回作では改善を望みたい
・(全部が全部ではないが)イベントでのNPCの会話が軽く前作程クラシックさを感じられない
特に今回のライバルPTはNPCの絵柄のライト化もあいまって余りにもノリが軽すぎに感じられた
共闘するシチュエーションもあるため後半は印象が変わるが、序盤の軽さはちょっと頂けない
・前作よりも奇襲されやすくなったため開幕での死亡や戦闘不能に陥る状況が大幅に増えてしまった
忍者系召喚モンスの奇襲阻止能力削除と合わせて忍者復権の調整と思われるが、
終盤の敵の特殊能力の豊富さを考えるとほぼ忍者必須の環境になっておりPT編成の自由度が減ってしまっている
・前作同様にダンジョンの数は非常に多いのだが、殆どのダンジョンの構造が3?4層と浅い
ダンジョンの数は減らしてもいいので、もっと深い構造のダンジョンが欲しい
・特定状況下以外での灰化・ロストの恐怖はほぼ存在しない
(プレイヤー自身による蘇生魔法の失敗は実質的にゼロ)
死亡率自体は非常に高いので個人的にはこれでもOKだが、ロストの恐怖があってこそWIZという人には物足りないかも
(リアルタイムにオートセーブが出来ないメディアなのでこの仕様は仕方ないとも言える)
また、下記にあげる部分はエルミの悪い所というよりは、本家WIZのフォーマットを忠実に準拠しているが故の問題点ではあるが、こういう本家の悪い所は受け継がなくてもよいかと
・キャラ毎のアイテム所持数が装備品も込みで10個分しかないため、フル装備状態では空きが殆どなくなってしまう
トレハン時に入手したアイテムを厳選して持ち帰る必要があるので非常に効率が悪い
・LVアップの際HP上昇が1であることが多く、LVアップ時にがっかりすることが多い
(職と種族毎に設定された平均値になるように設定されていることは判っているが、アップ時に最低値上昇を頻繁に見せられるのはつらい)
・酒場の使いづらさは相変わらず
職バランス等劇的に改善している部分もあるのに、こういう部分がそっくりそのまま残っているのは非常に残念
COMMENT
PSP?1000使用、メディアインストール済み
実直なまでに『WIZらしさ』を再現しているWIZ好きの為の作品
そのため旧来のWIZを受け付けられない層には全く向いていない非常にプレイヤを選ぶゲーム
>前作に興味はあったけど手は出なかったという方
数多いる亜流WIZとは次元が違うくらい出来は良い
プレイした感じは外伝シリーズやディンギルに近いので、あの辺が好きだった方なら是非
・・・ただし中毒性が非常に高いので覚悟の上で
>前作プレイ済みの方
『星魚の奇跡』は前作だけではなかった模様
奇跡が2回続けば最早ホンモノと言ってのいいのカモ
歯ごたえのある戦闘は今回も健在してます
ただBADにあげているようにクエストやBGMにかなり使いまわしが見られるので、前作が”#1”、今作が”#2”やってるんだと割り切ったほうがいいかも
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
80pt
GOOD!
前作はDS版のみプレイしました。
■快適さ
どうしてもこの前に出た他社のWiz系学園物のゲームと比べてしまうのですが、ソフトリセットからの復帰も早く、戦闘や移動、コマンド選択の時なども快適でした。オプションで色々と好みに変更できるのもありがたかったです。
■自由度
キャラメイクの自由度はWiz系の伝統ですね。フェイスロードで好みの画像をアイコンとして使用できるのもいい感じです。Wiz6の顔アイコン作成を彷彿とさせます。
■熱中度
戦闘や移動も快適で不確定アイテム鑑定時のドキドキなどアイテム収集も豊富です。レベルもおそらく9999まで上げられて、真のボスも居ますし、本編クリア後ダンジョンもやりこみ要素満載で熱中できます。まさにWizと現在主流のやりこみのミックスですね。しかもそれがマッチしていると思います。
■難易度
意見が割れるところだとは思いますが、ロストがほとんどないので緊張感はそれなりです。それでも宝箱の罠の解除が盗賊でもたまにミスして全滅に近い状態になったりもできるので、難易度はとりあえず普通にしました。敵のレベルを2倍の状態で冒険できるアイテムやセーブ禁止などの縛りで自分でも難易度調整は出来ると思います。
BAD/REQUEST
クエスト情報画面で「次誰と会え」みたいな指示しかなく、「どこに居て、何をすればいいのか」がわからないこともあり、今時のゲームとしては少し不親切な感じがしました。その誰かをどこからか探せ、的なクエストだったらそれでもいいですが。
ダンジョンが多くなりすぎたかな、と思います。出現敵やアイテムが被っているダンジョンが多く、クエスト以外存在意義があまりないダンジョンが多くなったように感じます。
相変わらず初心者無視です。まぁ、Wizファンしか買わないと思うのでいいとは思いますが、説明書を少し詳しくし、チュートリアルのようなものを追加して新規の人を取り込むようにしないと先細りしていくんじゃないかなぁ、などと考えました。
COMMENT
PSP-1000でメディアインストールをしています。購入動機は前作DS版が面白かったからです。UMDのゲームなのでDSほどの快適さは求めていなかったですが、思いのほか快適でうれしい誤算でした。
NPCのふざけた感じなど、久しぶりに正統なWizを遊んでいる思いです。やはり固定敵からの宝箱ドロップ、不確定アイテムの鑑定、快適な移動・戦闘、豊富なアイテム、適度な難易度、自由な職業・転職などの要素はWizに欠かせないものだと感じました。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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刻命館
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熱血親子
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
最近のRPGには無いシビア度合いです。
拾ったアイテムは未鑑定で何だか分からないし、鑑定料も結構高い。
魔法の回数制限が厳しく、考えないと入り口付近で回復が尽きるなんてことも。
レベルは経験積んだ上で、宿に止まらないと上がらない。
全滅してしまうと他キャラが捜索に行くまで野ざらし。
さらに復活料金もリーズナブルとは程遠い値段。
戦闘も鼻歌交じりに流しているだけだと・・・死んでしまいましたw
敵の前後列を意識し、魔法や遠隔攻撃を封じつつ
味方を強化して戦うといった戦術性が雑魚的にすらあります。
強化魔法、弱体魔法をこれだけ駆使したのは久しぶりな気がしました(笑)
すごーくシビアなんだけど・・・
このシビアさに裏打ちされた緊張感、達成感が半端無い。
最初の敷居を乗り越えてしまうと後はドハマリ一直線。
ダンジョンでアイテムを得、必死に生還を果たして、鍛冶、錬金する楽しみ。
宿で一泊すれば、今までの苦労(EXP)がレベルとなって報われる楽しみ。
心地よい緊張感と達成感に捕らわれてしまえば、携帯機器であることも相まって
どこでもエルミナーシュ状態になってしまいます(笑)
また、従来のWiz系統作品とは一線を画したNPCのノリの軽さも自分的には有りでした。
シビアな中にも笑いあり、良いじゃないですか。
ただし、かなり人を選ぶネタのような気はしましたがw
後、フェイスロード機能は面白いですね。
お気に入りのキャラクタ等があれば取り込んでみても良いし
絵心のある人なら、自作してみるのも良いと思います。
自分は稚拙ながら自作派ですが、感情移入の度合いが全然違いました。
書き直したくなったとしても、ゲーム中で名前、顔グラが差し替えできるので
キャラを作り直しすることなく変更できるのも、非常に良い点だと思いました。
BAD/REQUEST
メディアインストールがあるので、ロードの面は快適なんだけど・・・。
肝心のユーザインターフェースがやや不便。
例えば、アイテムを受け渡ししたい相手が荷物いっぱいだと渡せない。
昨今のRPGなら、交換的方法があるのだけれど・・・。
痒い所に手が届かないというか、悪い意味で昔ながらのシステムがちらほら。
昔ながらの雰囲気も大事だけれども、もう少し快適さの向上を目指して欲しいところ。
あと、些細な点ですが、用意してあるキャラクタの画像の絵柄が統一性無いように思います。
リアル系統のものとアニメ調のものなどが点在しており
気になる人には気になるんじゃないかなと思いました。
COMMENT
PSP-3000使用(メディアインストール済み)
3Dダンジョンやキャラクタの立ち絵などはそれなりですが
昨今のRPGに比べれば敵も味方もアニメーションしないし
魔法やスキルのエフェクトなども地味な方だと思います。
ですが、そういった要素はあくまでゲームを彩る一要素でしかなく
ゲーム自体の面白さには必須のものではないのだと実感させられました。
ただし、人を選ぶゲームであることに間違いは無いと思います。
アイテム収集やキャラクタ強化には一切興味の無い人。
ストーリーやキャラクタ性を重視する人。
さくさくと進めることが出来るお手軽性を重視する人。
これらの人には、鬼門と言ってもいいかもしれません。
逆にやりこみ派の人にはお勧めしたいところです。
まだまだエルミ2は続ける予定ですが、続編を出していただけるのであれば
大いに期待させていただきます。