DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/03/03 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション ■ プレイ人数:1人(1?2人) ■ ダウンロード版:4,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
394人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt |
72pt
GOOD!
・アシストシステム
今回最も評価できる要素の1つ。
これによりコンボに幅が広がっただけではなく、セシルやスコールのような派生HP攻撃がなかったキャラでも「ブレイブ攻撃(激突)→アシストブレイブ攻撃(追撃or激突)→HP攻撃」のようなコンボを組むことでブレイブ攻撃からHP攻撃にコンボを繋ぐことが可能となり、HP攻撃が当て辛くもどかしい思いをすることが減りました。
また、前作ではほぼ全てのキャラにEX特化のカスタマイズをするのが定石でしたが、今作ではアシストシステムが導入され、アシストを強化するとEXが弱化され、逆にEXを強化するとアシストが弱化されるというアシストとEXが対をなす関係が成り立っており、一概に「EX特化=最強」とは言えなくなりました。
これによって、同じキャラでもある人はアシスト特化のカスタマイズをしたり、またある人はEX特化のカスタマイズをしたりなど、カスタマイズに幅が生まれたのはとてもいいことだと思います。
ただし…(BADに記述)
・キャラ性能の微調整&新キャラの追加
前作からの続投キャラにはそれぞれ技の性能が微調整されてハメ技が出来なくなっていたり、「吸引」や「ガードクラッシュ」などの追加効果が付加されて強化されたりして、全体的なキャラクター強弱のバランスは前作よりかなり安定してきたと思います。(それでもやはり一部強キャラがいますがw)
また中には弱体化した技などもありますが、その場合は他の技が強化されており、キャラの総合的な強さとしては全体的に増したと思います。
・アビリティに必要なCPの見直し
中には増えたものもありますが、全体的に減少しておりより多くのアビリティをセットすることが可能になりました。
・その他
やるかどうかは別として新モードの追加。
細かいルール変更が可能になった。
クエストを自作して配信したり、他人が作ったクエストをDLしたりできる。
前作の音楽をフルに使っている(人によっては使い回しと思うかもしれないが)うえに新規追加の音楽もかなり多い。
バトルで動きがもっさりしていた一部の技や追撃がスピーディーになり、より迫力が増した。
DLCの配信。(現在はまだ2つですが、これからいろいろ配信予定らしいです)
BAD/REQUEST
・内容
完全新作と言い切るにしては前作からの継続要素、いわゆる「使いまわし」が目立ちます。
というのも、前作のストーリーが多少アレンジされているものの、ほぼそのままの形で収録されています。
これは前作未プレイの方には嬉しい仕様かもしれませんが、前作を一通りプレイした自分には正直微妙でした。
新規ストーリーが充実していればまだ許せましたが、新規ストーリーはほぼ新キャラしか登場せずに「前作からの続投キャラは前作のストーリーで活躍するから、今回は出番ナシね(笑)」とでも言われているかのごとく前作からの続投キャラは空気も同然です。(カオス側のキャラはしっかり出ますが)
あまりにも絡みが少なくて呆然としました。
しかもボリュームも少なく、前作のストーリーの3分の1程度ではないでしょうか?
前作のストーリーを入れてるんだから容量の問題とかそう言い訳は通用しませんよ?
前作プレイ済みの者としては、前作のストーリーに無駄に容量を割くくらいなら、前作のストーリーは入れずに新規ストーリーをもっと充実させてほしかったです。
ていうか、いっそのこと前作との関連性を持たせずに完全新規ストーリー作れば良かったんでないの?
そうすれば新規キャラと続投キャラの絡みをもっと増やせたであろうに。
あと新規キャラが思ったほどいなかったのも残念。公式で公開されているのでほぼ全部です。
?、?は仕方ないとしても、?と?からは誰かしら出してあげるべきだったと自分は思います。ていうか??のカオス側がいないのは何で?
・アクセサリの弱体化
ステータス上昇率が抑えられたり、マイナス効果が付加されたりして、キャラ性能が全体的に強化された一方アクセサリは全体的に弱体化しています。
弱体化しすぎて雀の涙程度の効力しか得られず、アクセサリによるカスタマイズ性は前作より薄れたと言ってもいいかもしれません。
中でもEX関連のアクセサリの弱体化が軒並み酷く、アシストシステムが導入されたこともあってかなり不遇な扱いを受けている感が否めません。
よってEXモードの恩恵が他キャラより大きかったキャラ(ガブラス、ティナ、ケフカなど)はある意味弱体化したと言えるかもしれません。
・ロード
最大容量の810MBのメディアインストールをしているにも関わらず若干ロードが長いです。
まあこれは人によっては気にならない程度の長さですけど、少なくとも前作の最大容量インストールした時よりかは長いです。
ちなみに時間でいうとだいたい3秒から長くて10秒くらい。
戦闘開始前のロードは多少長くても全然気にならないのですが、カスタマイズ画面への移行にもいちいち3?7秒のロードを要するので、そこが若干イライラします。
・エンカウントボイス、勝利ボイス、メニューBGM、他
前作の方が良かったな?ってのが結構あります。
特にメインメニュー画面とキャラセレクト画面のBGMは前作の方が断然よかった。
まあ今作でも一部で使われてますが。
【以下前作との共通BAD】
・無駄に時間のかかる仕様
レベル上げ、AP稼ぎ、装備集め、アクセサリ集め、etc…
対戦メインのゲームであるにも関わらず、まともに対戦できるようになるために膨大な時間と労力を要します。
まあレベル上げとAP稼ぎは前作からの引き継ぎを行えばある程度改善されますが、装備とアクセサリは引き継げないのでこの2つに関してはどうにもなりません。
前作経験者は前作でもやったことをまた延々と繰り返す羽目になります。
ただでさえ前作からの継続要素が多く、完全新作というよりはアペンド版に近いんだから、装備やアクセサリも引き継げて無駄な労力を省けるようにしてほしかったです。
あと装備の値段が高すぎです。
こんなに高いと自由にショップを利用できません。
よって装備を集めるには結局敵からのドロップ狙いになり、低すぎるドロップ率に耐えながら延々と戦い続ける羽目になります。
・一部ステージの戦いにくさ
一部の旧作ステージが物凄く戦い辛いです。(個人的特に酷いと思ったのは?、?、?、?のステージ)
対人戦のネタステージとして楽しむのならまだしも、真剣勝負ではまず選ばないであろうと言えるくらい戦いにくい。
しかも同ステージのバージョン違いともいえる「真」ステージの存在。
ごくごく一部のステージを除いて変な仕様が追加され、戦いやすかったステージでも「真」ステージではネタステージと化します。そして元からネタステージだったステージはさらにネタステージと化しますw
結局のところ真剣勝負で使えるステージは数ある中のほんの一握り程度です。
なのでストーリーなどで強制的に戦いにくいステージやらされたりすると若干萎えます。
まあ新規追加ステージは比較的戦いやすいステージが多かったので、その点は評価します。
COMMENT
PSP-2000 UMD版 メディアインストール済み(810MB)
・オリジナリティ
「ディシディア」というゲーム自体で考慮すると、ブレイブ攻撃とHP攻撃という2種類の攻撃を使い分けることで手軽にド派手なバトルが楽しめ、相変わらずオリジナリティは高い。
しかし続編として考慮すると比較的追加や変更点が少なく、前作をやりこんだ方は少なからず物足りなさを感じると思う。
・グラフィック
これは文句なし。
前作からのムービーの使い回しはみられるものの、「これホントにPSPのムービー!?」と目を疑いたくなるような綺麗さ。
さすがスクエニクオリティといった感じです。
ムービー以外も、キャラやステージも比較的丁寧に作り込んであります。
・音楽
FFシリーズは?しかプレイしたことがない自分ですが、それでも好感が持てる良曲ばかりだと思いました。一部劣化アレンジもあるみたいですが、元曲知らない自分には当たり前ですが全く気になりませんでした。
気に入ったので前作に引き続き今作もサントラ買わせていただきました。
・熱中度
まともに対戦できる環境が整うまでが作業、作業、作業の連続ですが、環境さえ整えば時間を忘れてのめり込めるくらいバトルに熱中できます。
個人的に今までやってきた対戦アクションゲーで1番対戦が面白いと思います。
・満足度
「ディシディア」というゲームに対しての満足度は満点なのですが、やはり続編ということを考慮すると少し物足りないかな。
新参者は満足できるでしょうが、前作からのユーザーへの配慮ももう少し欲しかったです。
・快適さ
前作より若干ロードが長くなったり、相変わらず無駄な育成作業を強いられるなどの欠点もありますが、細かいルール設定が行えるようになったり、引き継ぎにより多少育成作業を削減できたりもするので、どっちつかずの及第点ってところですかね。
先にも挙げたように、装備やアクセサリも引き継げればなお良かったのですが。
・難易度
操作に慣れるまで、また装備が充実するまでが大変です。
対戦アクションにしてはレベルや装備が結構重要で、条件によっては腹立つほど相手が強くなるので難易度は高め。
ちなみに、一応アクションが苦手な人への救済策として「RPGスタイル」なるものも存在します。
・総評
良くも悪くも前作DFFの続編、というよりアペンド版かな?
特に気になる劣化部は今のところロード時間くらいしか見られないので、前作持っていない方で購入を迷っている方は断然今作をお勧めします。
ただし前作持っている方は要注意。
また1から装備集めの作業やらされることを念頭に置いておかないと、まともな対戦が出来る環境が整う前に飽きる可能性が高いです。
また、やることたくさんあることは良いんですが、何度も言っているようにその大半がまともな対戦が出来るようにするための作業であるため、作業ゲー嫌いの人やあまりゲームやる時間のない人にはお勧めできません。
このゲームはいわば「スルメゲー」です。
最初の数十時間は味気ない作業が続きますが、やっているうちにどんどん面白さが増してきて、最後にはとても中毒性のあるゲームへと化けます。
よって最初の作業を乗り切る覚悟のある方に是非是非プレイしていただきたい作品です。
ちなみにFF未経験者でもアクションゲーが好きなら十分楽しめます。
先ほども言いましたが、私自身FFシリーズは?しかプレイしたことありませんので(笑)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
72pt
GOOD!
・格ゲーでありながら簡単操作
格ゲーというと、読みや反射神経に加え、難しいコマンド入力やテクニックが勝利への必須条件となりますが、本作は○ボタンと□ボタンのみで技を出せるのでコマンド操作は楽だし、テクニックらしいテクニックもないので格ゲーが苦手な人でも取っ組みやすいです。
また、全体的に出が早く当てやすい○ボタン攻撃でブレイブをためて、全体的に出が遅く硬直も長めな□攻撃を如何に当てていくか、というゲームの骨子にあたるコンセプトは秀逸です。主にガードで○攻撃を弾いて、あるいは相手の硬直に□をあてる、というのが定石です。ちょうどスマブラの如何にスマッシュを狙っていくか、というものに似ていて面白いです。
格ゲー黎明期のSFCスト2の時点で技がなかなか自由に出せなくて投げた自分にも楽しめました。
・カスタマイズ制
わざ、装備、サポートアビリティ、アクセサリなどカスタマイズはかなり多岐にわたります。強力なわざ、アビリティ、アクセサリがあるので、ある程度は鉄板の選択が決まってしまいますが、それを考慮してもカスタマイズの幅はあります。
とくにエアダッシュ系のアビリティの選択はプレイスタイルを大きく変えます。
またルール設定(ダメージ倍率やEX・アシスト倍率)がとても細かく設定できます。後述しますがこれがバランスの悪さの解消に一役買ってくれます。
・キャラの個性
総勢30人ほどキャラクターがいますが、性能の面では似通った性能のキャラがほとんどおらず、個性が全くかぶっていません。たとえば魔法を主体にするキャラを例にとっても、ティナ、ケフカ、シャントットは全然違う性能を持っており全くちがうキャラとして扱えます。
罠をはることが主体、ガードカウンターに特化している、過度のEXモード特化型キャラなど、他の格ゲーにはない独特の風味を持ったキャラもいます。今作になり個性もより強くなりました。
キャラとしての個性もどのキャラもしっかり立っており、声優の演技もどれも熟練していて違和感がありません。
・爽快感
ジャンルにあるとおりかなりドラマティックにキャラを動かせます。アビリティによっては遠距離メインのキャラに一気に距離を詰めたり、逆に高速で逃げ回り自分の距離を保つことも可能で、それらがそのまま爽快感につながります。
わざも初発を当てれば自動でコンボになったり、巨大な火球や氷塊、いかずち、隕石をあてたりと派手なものが多く、これも爽快感につながります。
EXバーストという必殺技はどれも派手で、ゲージさえたまっていれば決めやすいので爽快感があります。また仲間を召還するアシストを含めたコンボ、EXリベンジなどは一方的に攻撃を叩き込めますのでコンボの快感を味わえます。
・ムービー
もはや説明不要でPSP最高峰レベルです。ゲーム中のCGもPSP内では比較的きれいです。
ステージの描写もぴか一。
・BGM
元の名曲をしっかり時間をかけてアレンジしています。好みはあれどどれもしっかりと作りこんであります。収録曲数もそこそこです。DLCで追加購入することもできます。
・小ネタ
クロスオーバー物としてよくできています。スコールとラグナの親子漫才や10の面々などが特によかったです。
BAD/REQUEST
・アシストシステム、EXリベンジ
今作から導入されたアシストシステムとEXリベンジが調整不足ぎみです。
アシストは攻めではわずかな隙に確定で差し込め、そのままさらにいろいろなコンボが差し込めるので強力で、守りではアシストキャラを犠牲にして相手の攻撃を抜けて、即カウンターに持ち込めるので、ゲージをためられるだけで一部のわざが死にわざになってしまいます。結果アシストの有無で立ち回りをかえなければならないです。まずいことにアシストゲージは能動的にためられるので、これをためやすいキャラがかなり有利となります。
EXリベンジは前作でもっとも不評だった(であろう)EXハジキを削除して代わりに入れられたシステムですが、EXハジキよりも強力な場合すらあり、しっかり調整したとは到底思えません。
この二つのシステムにより、後だしじゃんけんで勝ってしまうという理不尽な光景もまま見られます。ただしこれらの問題点はルール設定で解消できます。
・キャラ性能差
どうしようもない弱キャラも一部存在しています。また強いキャラはとことん強いです。性能のいいキャラに限ってアシストための効率も良かったりします。
・ロードが長い
最大メディアインストールが800Mも食うのにロードが長めです。ご利用はメモステの容量と相談です。
・稼ぎ関連
通信対戦では経験値はもちろん、APや装備をととのえないと同じ土俵に立てません。経験値と装備は比較的楽にそろえられますし、事前打ち合わせで装備なしなどを選べるのでそこまで問題ありませんが、APはそうはいかないので、何十回とCPU狩り(対人でもOK)してAPための作業をしなければならず面倒です。
格ゲーが苦手でもCPU相手に勝てるようにとの配慮でしょうが、対人戦では完全に邪魔な存在となっています。
COMMENT
PSP3000使用、前作プレイ済み。FF本編はリメイク含め11,13,14以外はやっています。
スタンドアローンとしては他のレビュワーさんのものを参考にしてください。今作をキャラゲーとはみずに格ゲーとしてみて、対戦に重きを置いてみます。
スマブラタイマンが好きな人にお勧めです。簡単操作、爽快感、ブレイブ技・HP技の関係など、結構似通った部分があります。こちらはタイマンに特化しており、パーティプレイには向きませんがその分格ゲーとしてはやれることが多く、おもしろいとおもいます。
ただし当然ですがその場合は対戦相手がいないと楽しめないので、友達かネット環境が必要です。DSやwiiとちがい、PSPのネットワーク環境は整えづらいのでできれば友達がいたほうがいいと思います。
このゲームはスタンドアローンで終わらすともったいないです。人間味のないCPU相手じゃ楽しさのほとんどを引き出せていないです。スタンドアローンのみで評している人が多いですが、そのような方もネットワークを導入してやってみるといいと思います。幸い、人はいるほうです。
その他、書きたいこと・・・
・キャラ選
参加作品の人数でもめていることもあるみたいですが、個人的には妥当だと思います。
13のライトニングが012エピソードの主役を張っているのに苦言を出してる人もいますが、もともと13は参加キャラが1人だけというとんでもない不遇を受けているので、それくらいの優遇があっても悪くないと思います。
また7だけアシストキャラ限定で一人多く出ていますが、アシスト限定ということで多めに見られるかどうかの差でしょう。操作キャラででてきたら優遇だと思います。
ちなみにキャラが追加されていない作品には新しい戦闘マップが追加されています。
・オリジナリティに欠ける
追加要素は結構あるが、根本では前作とかわっていません。その点は少しがっかりです。
アシストが悪いと書きましたが、単発HP技の価値をあげたという点では評価できます。
・キャラゲーとしては最高峰
キャラのモデリング、収録曲、小ネタ、クロスオーバー、ゲーム自体のでき、どこをとっても良質です。プレイした本編FFが多いほど、また作品を良く知っているほど楽しめるはずです。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
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熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
==グラフィック==
スクウェアエニックス産のゲームですので、グラフィックは文句なしです。
キャラの表情等もきちんと表現されており、ムービーも美麗です。
==サウンド==
ものすごく増えていますし完成度も高いのでこちらも文句はありません。
アレンジ曲もかなり原曲のイメージを損ねない生かされたアレンジをされていて良かったです
==オリジナリティ==
バトルシステム自体はHPにダメージを与えるための数値「ブレイブ」を奪い合い、そのブレイブの数値分「HP」にダメージを与えて闘うという戦闘システムはオリジナリティが高い。
また今回は「アシストシステム」が導入されたこともこのオリジナリティをあげていて面白い。
アシスト攻撃による連携コンボや攻撃の回避といった新たな選択肢は戦闘に広がりを持たせているし、うまくコンボが決まったときの爽快感や共闘感は良かった。
また、HP攻撃が当てづらかったキャラクターは、アシスト攻撃を当ててからHP攻撃につなぐ「HPダメージ」への基点にする。
エクスデスや皇帝などの待ちキャラは、攻撃を誘うためのおとりや牽制に使う
このようにキャラクター自体の個性の中の悪い部分を補わせることもできます。戦闘の動きの自由度自体は上がっているといえます。
(もちろん悪い点もあります……詳細はBADにて)
==キャラバランス==
前作の調整版である「ユニバーサルチューニング」から更に調整されており、バランスは安定してきました。前作のスコールの技であまり出番のなかった「フェイテッドサークル」に「吸引効果付加」や、エクスデスの「アルマゲスト」という隙の大きい技のガードキャンセル追加などは立ち回りの幅広さやカスタマイズの自由度をあげたと思います。
もちろん強キャラや厳しい対戦組み合わせは存在しますが、キャラが多い格闘ゲームでもそれはあたりまえのことで完璧なバランス調整はありえません。そう考えれば前作からはかなり安定したバランスであるといえます。そのため対戦も楽しいです。
==シナリオ・小ネタ==
新規シナリオはかなり短いが、新キャラクターの個性などをきちんと踏まえたネタが満載の良いシナリオだったと思う。
FFXのユウナシナリオで指笛吹いたらティーダが出てくるなどのファンサービスはFFXをプレイした自分としては泣きそうになった。
他にもラグナの「足つった」や、カインの「おれは、しょうきにもどった」のボイス、などファンサービスのつぼ自体はしっかりとおさえられています。
BAD/REQUEST
==EX・アシスト対関係のバランス==
今作のアシストシステムは前作で重要だったEXモード(EXゲージを溜めて一定時間パワーアップ可能になるモードのこと、このときHP攻撃を当てると必殺技「EXバースト」が使用可能)と対関係になるように作られているのですが、どうにもこの対関係のバランスが圧倒的に「アシスト>>>EX」になってしまっている。
まずアシストは用途が多彩であること上に書いていると思いますが、その攻撃でEXゲージを削ることが出来ます。EXゲージは満タンまでストックしないと効果が発揮されず、溜まるのもカスタマイズしていなければかなり遅い、しかしアシストは攻撃を空振りしてもゲージは溜まりますし溜まるのもかなり速い、もちろん攻撃し続けないとゲージは減りますが、それでも溜まる速さですぐにリカバーできるのです。
もうひとつは「EXブレイク」「アシストブレイク」の存在。
「EXブレイク」は相手がEXモード中にアシスト攻撃を当てることで発動し、相手のEXゲージを空にしEXモードを解除、追加でブレイブを得られます。
「アシストブレイク」は自分がEXモード中に相手のアシストに攻撃を当てることで発動し、相手のアシストを一定時間使用不可能にし、自分が追加ブレイブを得る
というものです。
問題なのは、この行動の【しやすさ】にあります。
EXブレイクはアシストの用途の多さゆえ、相手を捕まえてコンボに叩き込めば簡単に解除可能です。しかしアシストブレイクは【登場して2秒ほどでいなくなる】アシストをロックして攻撃するというものです。
この比較だけでもどちらがこのブレイクをやりやすいかは明白だと思います。
結果「アシスト=ローリスク・ハイリターン」「EX=ハイリスク・ローリターン」になってしまった。
またEXモードの使用価値減少にともなって、必殺技EXバーストが発生することも減少したため、前作と比べて戦闘がいささか地味になってしまった。
ただ、一応救済策として「オリジナルルール設定」というものがあります。
これはEX・アシストのたまり具合やEXブレイク・アシストブレイクの発生可否、禁止武器やアクセサリ・召喚獣の設定や調整が可能で、これで「EXブレイク未発生」「EXゲージの溜まりやすさ上昇」の修正を行えば、この対バランスがそこそこ良好な対戦が可能です。自分は友人とこの作ったルールで対戦をしています。
ただこういった調整はやはり製作者側がもっときちんとやるべきであったとは思いますし、こういったルール調整が可能なのは良いのですが、元のバランスが少々悪いのはどうかと思います。
==使いまわし==
基本的に今作は「完全新作」ではなく「アペンドディスク」の位置づけのほうが近い。
新キャラクター追加や残留キャラの新技追加やバランス調整、そして新シナリオ「12回目の闘い」の追加が主です
ただ、この追加シナリオは全体のシナリオの3割しかなく、残りの6割?7割は前作のストーリーの使い回しです。もちろん、ワールドマップ移動という新しい要素がこの前作のシナリオにも存在していますが、ムービーの使いまわしなどは多いです。ムービーは一部調整やBGMの変更はしていますが、それほど新しい変化はありません。
==参戦キャラクター==
これはかなりデリケートな問題ですし、自分は追加キャラクターはおおむね満足はしているのですが、VIやIXからも欲しかった。
目くじら立てて盲目的に怒ることはしませんし、ここは少し残念かなという程度です。
==新モード「ラビリンス」==
前作はサバイバル形式の「デュエルコロシアム」というモードがあり、鍛えたキャラクターや装備で戦い抜いてレアな素材を手に入れることができるモードがありました。
このラビリンスはその発展形という設定なのですが、正直コロシアムのほうが楽しかった。
理由としてはこのラビリンスモードは「アイテム、アクセサリ持込不可能でラビリンス内で調達」という仕様のためです。
このためレベルだけ鍛えていても勝てず、装備を整える時間が必要になるので多少面倒。更に一部特殊マークの付いた武器防具以外は【ラビリンス以外のモードで使用不可能】というのも気になります。このためコロシアムの「がっぽり素材を稼ぐ」という面白みがなくなってしまい、なおかつそのマーク装備自体がものすごく強いわけでもないためクリアした時のうまみも少ないのです。
これは人によっては改悪といえるかもしれない。
==時間がかかる仕様==
キャラクターの技はAP(アビリティポイント)とCP(キャパティシポイント)が設定されており、CP450以内で技等を組む必要があります。CPはAPを一定数溜めると数値が下がるため、より多彩な装備が可能なのですが、このAP溜めが完全作業になります。
もちろん効率の良い稼ぎ方ははいくらでもあるのですが…、やはりすぐに自分のカスタマイズで対戦したいと思います。
==ロード時間==
これも前作と比べればという点ですが、前作より少し遅い。
ただ十分速いレベルなんです。メディアインストールしている友人は戦闘開始までも2秒?5秒ほどで、DL版を購入してPSPgoでプレイしている自分も同じくらいです。
COMMENT
前作と比べればいまいち(使いまわしや一部バランス調整)な点が目立ちますが、良作としての基準は十分満たしていますし、対戦は上記のようにバランス調整を行えばなかなか楽しいです。
熱中度、満足度は前作をプレイしている人ほど下がってしまうかもしれません。ただ前作買ってなくてFF好きな人は十分楽しくファンの心をくすぐるゲームに仕上がってます。
全体的に「あと一歩」なところが多いんです。詰めがあまい箇所が散見されますので、これで「対戦形式のディシディアは終わり」といわず、この反省を生かした対戦形式のディシディアを作って欲しいと思います。