FINAL FANTASY 零式 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2011/10/27 |
価格 | 7,700円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:6,480円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
437人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 1pt |
82pt
GOOD!
・ストーリー
目的地を目指してどんどん新しい土地へ旅をするという過去のFFとは違い、自国という1つの拠点を中心に世界中を制圧していくという形式。国家戦争モノ。
最初は違和感があったが、一国家・一組織で織り成される群像劇はモブキャラとのなんでもない会話にも楽しまされた。
操作可能キャラ14人全員が間違いなく主役の立ち位置にいるが、正確には12人+2人と言った感じで群像劇ならではのストーリーの見せ方だった。
エンディングは泣いた。
・グラフィック
さすがFF。
ムービーシーンの美しさは異常。据え置きかと。
・ボイスキャスト
声優に興味がない方はどうでもいいかもしれないが、超豪華。
?の時のように「おっ」と思わせる目新しい声優の起用はないが(モーグリの子役くらいか?)、実力者ぞろい。
過去のFF関連作でボイスを担当した人が数多く出演されていて、それら過去作品をプレイしていた人は配役にニヤリとしてしまう。
特にセブンの青木まゆこさん(ユウナ/?・?-2等)出演は非常に嬉しい。
・やりこみ
コンプリート要素が多く、やりがいがある。
特にイベントシーン含め今作の歴史を埋めていく部分は、ストーリーを深く理解するの為にも全て揃えたいところ。
・細かい演出
演出が細かく、ゲームの大筋ではない、ちょっとしたところでも楽しめる。
グラフィック上の演出も素晴らしいのだが、上にも書いたモブキャラたちとの会話も楽しい。
ストーリーの進行により会話が変化するが、(名前のないキャラも含め)それぞれ個性があって群像劇としてのストーリー性を引き上げてくれる。
BAD/REQUEST
・通信
GOODにやりこみ要素について書いたが、その中に通信プレイを使わなければいけない箇所がいくつかある。
しかし、通信プレイ自体は質が低く、それによってもらえる見返りも少ない。
これに関しては作業以外のなんでもない。
・アイテム入手の確率
とあるダンジョンで主人公達14人全員の武器(最強ではないが上位)をランダムで入手できるポイントがある。
ダンジョン内にある宝箱にそれぞれ割り当てられており、ハズレの場合出てくるのは最弱武器だったりする。ハズれた場合は一度ダンジョンを出るとまた宝箱が開けられるようになっている。
ここまではいい。
だが、明らかに良武器が出る確率がおかしい。もちろん低めに設定されているのだが、特定のキャラ(2人)だけ全く出ない。100回はダンジョンに入ったがダメだった。
他のキャラの武器はいくつもダブるのに。
・レベル上げ
中々レベルが上がらない。
エンカウントバトルでは連続して敵と戦うことができる。その場合、徐々に敵のレベルが上がっていくのだが、レベルが低い敵と高い敵からの経験値入手量の差が少ない。
差はついているのだが、レベルUPに必要な経験値とキャラ最大14人という点からするとバランスが悪い。
ただ、レベルを1つ上げると、ステータス上はほぼ変わりがないかもしれないが、敵に与えるダメージなどは割りと上がるし、2周目に入ったりPS SPOTを活用したりすると、入手できる経験値を増やすアイテムが手に入るので(装備の組合わせにより最大16倍の経験値が入手可能)、序盤に詰まったりするとき以外は何とかなるか・・?
・アビリティの確認と装備変更
使用できるアビリティの確認と装備変更が常に行えない。
キャラが成長すると、通常攻撃もコマンドによるバリエーションが増えるのだが、その確認を特定の場所以外で行う事が出来ない。メニューを開いても大雑把なステータスの確認のみ。
また、魔法が1人最大3つ(攻撃系2つ、防御回復系1つ)しか装備できず、その変更も特定の場所でしか行えない。
・キャラの特性による使い分け
上の続きにもなるが、14人にバラバラに魔法を装備させても、一度に戦闘参加できる最大人数は3人だけ。にもかかわらず、それ以外のキャラとの交代は、特定の場所以外では戦闘参加しているキャラが死なないと出来ない。
魔法などの装備面だけでなく、それぞれの武器の特性を生かす為にキャラの変更は柔軟に行いたい場面があるが、上記のようにそれは不可能。
近距離武器のキャラのみでは戦闘の続行自体不可能に近くなる事も。
・ロックオンの精度
ロックオンの精度が悪い。天候に左右されるなどのシステムは面白いと思うが、敵を倒した後にファントマ(魂)を抜き取るロックオンターゲットに変化すると、ターゲットを変更できなくなる。そのため、ファントマ回収を無視して近くの敵を攻撃したくてもできない。それによるタイムラグでダメージを受ける事も。
COMMENT
従来のFFとは一線を画す作品ですが、良作です。
FFの主軸となるストーリー・グラフィックは申し分ないので、アクションに抵抗がなければ楽しめると思います。
BADに複数挙げたが、プレイしていて直接ストレスになるのは戦闘中のロックオンの操作性くらいか。
メインストーリーを補完する大切な要素があるので、サブイベントも積極的にこなしていってほしいですね。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
〇飛空艇を取った時の開放感
メインストーリーを追うだけでは手に入れられませんが
手に入った時のあの世界の広がり、開放感は久しぶりに味わいました。
しかも空にも敵がおり、ちょっとしたシューティングのミニゲームになっていて
ただの移動手段だけになっていない点も良かったです。
〇キルサイトシステム
今作はアクションバトルになっていますが
敵の攻撃直前や直後などに一瞬生じる隙を突いて大ダメージを与えるキルサイトシステム
これのおかげで楽しめました。
特に刀はこのシステムと相性が良く爽快でした。
ストーリーと関係ないところで戦闘だけちまちま遊ぶだけでも楽しめました。
〇キャラごとの戦闘特性の違い
14キャラいますが、それぞれ特性があり
状況に合わせてキャラを変える必要があります。
〇やり込み要素としての高レベルミッション
クリア後に思いましたがどうやら二周目にやる要素という意味合いが強かったようですが
私は一周目でやれる範囲でやって楽しめました。
やらなくてもストーリーは進みますが
やると実際の行動範囲が広がるのでやりがいがありました。
〇秘密特訓によるレベル上げ
時間が無い人ようにと特定の場所で秘密特訓が受けられます。
1度に1キャラ限定で、スリープモードにしていても時間経過で経験値を得られるというもので
このアイデアは非常に良かったです。
が、悪い面もありましたのでBADで記述します。
BAD/REQUEST
〇ストーリーに違和感がある
FF13系は未プレイです。
よく言われる専門用語が?というのは本作ではそんなにありませんでしたが、それよりも
全てにおいて誰がなぜ何の為にというのが物凄く曖昧なままどんどん進むのが気になりました。
最初からおそらく何でもお見通しな誰かさんにいいように使われている感がすごい出ています。
また一部見せ方に超展開があり
バグで何章分か飛んでしまったのではないかと本気で心配した程のかっ飛ばしがあります。
〇謎を残しすぎ
オマケ要素や、何かを掘り下げる系の二周目要素はいいと思いますが
RPGでここまで複数周回を前提にむちゃくちゃ謎だらけで終わるのは素直に酷いと思いました。
都度都度ストーリー補足の辞書的なテキストを読んで慎重にやりましたが
それでも未だにかなりの謎がはっきりしないままです。
特に最終章のかっ飛ばし振りは誰もがびっくりするのではないでしょうか。
バグって1章分飛んでしまったんじゃないかと本気で心配しました。
〇ウザキャラの割合が高い
最近のFFでは恒例になりつつありますが
男性、女性共にアニメより過剰なウザキャラ多数登場します。
(ゲーム中の一番のウザキャラが他者に放った「あいつウザキャラだぜ」って台詞はすごいと思ったw)
その割にはただのモブキャラ達は非常にシリアスでシビアな台詞を言っていたり
メイン&サブキャラとモブキャラ達のギャップに違和感がありました。
その他大勢キャラには共感出来るキャラが結構いたのですが。
〇レベルを上げにくい
通常の戦闘を繰り返してレベルを上げるには、なかなかいい狩場がありません。
1キャラだけであれば闘技場という場所でガンガン戦闘出来ますが
14キャラ使うゲームにおいて1キャラずつというのは非効率。
〇秘密特訓の使いにくさ
やってみるとむしろ時間がある人の方が使いこなせるシステムのように感じた。
秘密特訓を受けるには「ミッションの合間の自由行動時に」「本拠地の闘技場」にいなければならないが
自由行動時は時間制限があり、「本拠地⇔フィールドを行き来すると時間が経過する」というシステムである為
なかなか簡単に秘密特訓を受けに行く事が出来ない。
「もうやめないといけないけど、やり残しがあるから本拠地戻るわけにいかない」
という感じでさっぱり活用出来ずに終わってしまいました。
〇いらないスキルが多過ぎる
どのスキルを覚えていくか、自由にカスタマイズ出来る的な文言が説明書にあった気がしますが
実際にはレベルによってスキルがマスクされているのでほとんど1から順番に全部覚えていく感じでした。
にも関わらず使えるスキルはほとんどキャラごとに決まっていて
覚えさせていく楽しみが薄かったです。
〇軍神、三位一体など派手なアクションに有用性が無い
仕様上ひっじょーにこれらは使いにくく
私はイベント戦闘以外で使う事がまずありませんでした。
勿体ないです。
COMMENT
PSP-2000使用。通信未プレイ。
FFというほどのゲームではありませんでしたが
一般的には遊べる部類のゲームでした。
二周目をしようとは思いませんでしたが。
ただBADにも書いたようにストーリーの見せ方は非常によろしく無いです。
グッときたのはOPで兵士が一人お亡くなりになるところだけでした。
またゴリ押しはなかなか通用しない為
アクション苦手な人にはおススメ出来ません。
他、インストール容量が大きい割りにロード時間がちょっと気になりました。