第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2011/04/14 |
価格 | 7,329円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ スペシャルZII BOX:7,854円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
543人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
・読み込み
インストール前提ですが、かなり快適です。多少、ステータス画面の画像で読み込みがありますが戦闘シーン等はストレスない感じでプレイできます。
・小隊制の廃止
色々なキャラを使う為にと言う事で生まれた小隊制ですが最近だと面倒なだけだったので無くなってよかったかと思います。
そもそも、イベントや分岐で出入りが激しいゲームなので合っていないシステムだったかと。
・戦闘アニメ
よく動きます、携帯機でこれだけ動いてくれれば文句は無いかと。
・サブオーダー
出撃できないキャラの救済と言う点では良かったかと。
・消耗パーツ
仕様が変わったおかげで使う機会が出来ました。今まで殆ど使った事がなかったので良い変更だと思います。
・主人公周り
個人的な好みですが主人公やチーフ等のオリキャラは好きな方でした。
ただ、主人公の性格がどことなくロックオンと被っていたかも。実際二人で話すシーンも結構あったし。
・スキル、エースボーナス
程よく種類があってよかったと思います。ただ、スキルは熟練度のおかげで闘争心が重要になりがちですが・・・
エースボーナスも色々とキャラごとの特性が出ているのではないかと思います。
・戦闘ボイス
戦闘時の掛け合いで版権を超えた台詞を幾つか聞くことが出来ます。
・ゼロ(戦術指揮)
直接的な戦闘能力を上げてもおかしかったのでこれでよかったかと。
BAD/REQUEST
・キャラ(作品)の多さ
小隊制が廃止されたので出撃できる枠が全然足りなくなります。
その為にサブオーダーがあるのでしょうが、前作組をもっと削ってもよかったのではと思います。
・音楽
好みの問題もあるでしょうが、戦闘BGMで一部微妙な感じの曲があります。
・熟練度
熟練度自体は構いません。○ターン以内にクリアと言う条件が多くなるのも致し方ないと思います。
ですが、熟練度をとっても難しくなるだけで何も無いというのはどうかと思います。
(後編で何かあるかもしれませんが・・・)
だったら、熟練度など最初から実装しない方が良かったです。
・オリジナル敵
ラスボスは一体何処の修羅王だって感じでした。周りを固めるオリジナルキャラも妙にむかつきます。が、そう思うと言う事は敵として成功してるのかも・・・
問題は次元獣と言うオリジナルの雑魚敵の方です。結構な種類が出てきますが一番弱い種類以外は底力等のスキルを持っているしバリアもある上に能力ダウン系の攻撃をガンガン使ってきます。正直やりすぎです。顔つきの敵が強めなのはいいですが雑魚で強すぎると面倒なだけです。
あとは熟練度は○ターン以内にクリアが多いですが一番弱い次元獣は攻撃範囲内に味方が居るのに攻撃しないで移動する事が多々あります。このルーチンはどうかと思いました。
・主人公機
前編後編の影響か新武装は追加されますが新機体が出てきません。
・戦闘アニメ
よく動き綺麗なのはいいんですが長すぎでテンポが悪いです。主人公機なんてそこまでやる必要ないだろうってくらい長い物が多いです。
せめて必殺技クラスで1-2種とかトドメの時だけ長い演出とかの方がいいと思います。
COMMENT
PSP-3000使用、インストール済み、スパロボは初代から殆どプレイしています。
難易度は熟練度を取らない場合で付けています。初回から熟練度を取っていくなら2段階くらい上になるかと。
悪い部分も色々書きましたがスパロボとしては全体的にいい出来だと思っています。
作品的にも参戦は無理じゃないかと言われていた物が多数出ているので後編が気になります。
ただ、真ゲッターとかWガンダムとかはシナリオが全然進んでなくて大丈夫かって感じもしますが。
しかし、最近はスーパー系が強いなぁ。高レベル底力があったら火力が高い分リアル系以上に無双状態になる。(キリコは別格だけど・・・)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 1pt |
70pt
GOOD!
据え置きの第一次Z以来のスパロボです。
Wiiで出た作品やPSP移植作、DS新作等は未プレイです。
ここでは良かったところを挙げていきます。
・記念イヤーを彩る大量の参戦作品
権利関係で厳しいと言われた装甲騎兵ボトムズや
天元突破グレンラガンがシリーズ通して初登場。
思えばマクロスも無理とか言われていた時期がありましたね。
前作組を合わせて凄まじい参戦作品群になっているので
ハードを考えれば前後編もやむを得ません。ですが・・・(後述)。
・メディアインストールで超快適(快適さ:4)
あまり超とか使いたくはないのですが本当に快適です。
ウリである戦闘シーンも情報量が多そうなのに読み込みを全く感じません。
SFC時代の第3次より表示が早い気さえします。
ただし、ユニット表示や精神コマンド使用時に時折時間がかかったりするので
マイナス1させていただきました。ほぼ気になりませんが。
・携帯機の限界とも思える戦闘シーン(グラフィックス:4)
とにかく良く動きます。
今回から(?)ユニットのカットインがデフォルメサイズでなく
原寸サイズになるものも多く、スパロボもここまで来たかと思わされました。
まあこれだったらSDでやらなくても・・・とは思います。
真ゲッターのグラフィックは既にデフォルメとは言えないものでしたし。
前作組が基本的に前作の使い回しですが、ハード的な差異を考えれば
寧ろ凄いことなんじゃないかと。
BADな箇所もあるにはあるのでマイナス1。4を点けました。
・戦闘曲の充実(新規参戦組のみ)や戦闘曲の個別設定(サウンド:3)
細かい話ですが、やっとこガンダムW勢の戦闘曲に
「思春期を殺した少年の翼」が登場したりしてファンには嬉しい限り。
マクロスフロンティアだけやけに曲が多い気がしますが
歌がメインの作品だけに致し方なしかな、と思います。
自軍ユニットの戦闘曲を個別に設定できるのも良いと思いました。
ただ、旧作勢がほぼ一曲だけで選択の余地が無いので、
その辺を加味してマイナス2です。3点。
・シリーズ屈指の低難度とやり込み要素(熱中度:4)
小隊制度がない(後述)ので単独ユニット同士の戦闘のみと
なったためか、マップクリアが早く感じます。
ただ、特定条件を充たすことで得られるSRポイントは
取得が中々厳しいマップもあり、また獲得しても難度が上昇するだけで
恩恵も特にないの初心者とヘビーユーザーの住み分けが出来て好感触。
周回することでお金や撃墜数を引き継げるので
初心者であっても周回することで高難度に挑めます。
制作側のユーザーへの配慮が感じられますね。
・コードギアス、ゼロの戦術指揮
特定範囲に性能アップを施すシステムなのですが、
ゼロがユニットとして強くても変なので、これは良いアイデアでしたね。
経験値が入ればなお良かった。
こんな所でしょうか。
BAD/REQUEST
褒めちぎった後は悪い点を。
基本的にはお話筋に対する不満ばかりになりますが。
・あくまで続編ありき
「破界編だけで完結する」とは制作側のコメントですが
まあ完結してないですね。
ラスボスも何者だったのか明かされないまま。
一応の原作ストーリー上の完結をしたのは
劇場版エウレカとガンダム00 1st、ダイ・ガードくらいのもので、
グレンラガンはシモンが少年期のまま。
真ゲッターは話がほぼ前日談のみ。
ガンダムWはコロニーに裏切られてすらいない序盤です。
その他作品全てを後編で完結させるなら、酷い打ち切り漫画のようになりそう。
スタッフロール後に予告流してるのも印象が悪いかと。
・ガイオウ(笑)>その他(全体マイナス1)
オリジナルキャラクターがラスボスなのは恒例で何も文句はないのですが
(文句はなくても不満はありますけど)
ラスボスとその取り巻きの無意味な格の高さ、高性能、キャラ像が
あまりにも・・・過ぎてゲンナリします。
味方側のオリジナル勢はとても魅力的で掛け合いも面白かったのですが
敵側は側近含めて「俺達何でも出来ます知ってます」な態度が
物語を追う気を削ぎます。
あからさまな小物のヒステリー女に文句も言えないプレイヤー勢(版権キャラも)や
アイムライアード(=俺は嘘つき)なんてふざけた名前の嘘つくだけの小物に
振り回される”次元を超えた世界最強部隊”の姿は滑稽を通り越して怒りを覚える。
ラスボスの一喝でビビって動けなくなるヴィラルにもショック。
味方側の結集もよくわからないオリジナルのオッサンの鶴の一声だし。
他サイト様のレビューの「物語に版権作品への敬意がない」という一文が
全てだと思います。
・自作キャラのゴリ押しは物語だけではない
次元獣(=オリジナル敵軍のザコユニット)というのが数種類いるのですが
武器に「能力半減」「行動不能」「EN吸収」といった
バッドステータス効果をほぼ全て網羅しており
超射程・底力(HP減少でステータスUP)・基本ダメージを抑えるバリア完備と
ザコの領分を超えた、まさにやりたい放題な性能をもっています。
行動不能の武器を持つ版権敵キャラなんてサーシェスくらいなもの。
武器のエフェクトも異常に長く、制作側の自キャラ愛を感じます。
シナリオ全般で頻出するのでプレイ意欲は当然削がれます。
オリジナルの雑魚でこれなのですから
敵軍の顔有りキャラともなればもっと凄まじい性能になります。
極なんてよくわからない敵専用スキルや、
小物のヒス女に底力や気力限界突破なんてついてるのは最早失笑。
・前作組の扱い
正直後編ないし第3次があるならそちらで合流とかすれば
良かったのではないかと思う内容。
小隊制度がないせいでターンエーやザブングルには
キャラ消化のために小隊で攻撃する武器が追加されていたり
物語には無くても何も問題がなかったりで色々不遇です。
改造度も1?2段階程度で参戦時期的に微妙な性能。
また、既に本編の終わっているキャラしかいないのですが
最強クラスの武器は使えないという謎。
結局一周目はグラヴィオンもアクエリオンもゴッドシグマも
ベンチ要員でした。
一応の救済措置に未出撃ユニットでお金や経験値を稼ぐ
サブオーダーなるものがありますが、救済になってない感が。
システム周りは完成されていると言ってもいいのに
なぜお話がこんなにお粗末なのかと残念な気持ちでいっぱいです。
COMMENT
PSP-2000使用
若干厳し目の点数でしょうか。
快適なシステム、豪華な参戦作品といった素晴らしい要素を
製作者がゴリ押ししたい魅力のない自作キャラやダメダメな話筋が蹂躙していた印象。
後編はさすがにユニット性能・キャラの格付けともに自重していただきたい所です。
自作キャラの押し売りをしたければOGでやっててください、と言わざるをえない。
ただ戦闘アニメは本当に素晴らしい出来なので、
制作チームの方々には力の入れどころを誤らずに頑張っていただきたいですね。
最後に無関係ですが
今回の版権突破力を利用して次回は是非パトレイバーを・・・。
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- 2014/07/31
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・戦闘デモ
前作と同等以上によく動き、総じて綺麗。
特に今作からの参戦となる面々や前作からの続投組のユニットの新武装の戦闘デモは一見の価値あり。
・ストーリー
スパロボならではの様々なクロスオーバーは必見。
また、ルート分岐も多いため、周回プレイの楽しみも十分にある。
・システム
サブオーダーシステムのおかげで戦力の補強がし易くなった。
また、データインストールをすれば非常に快適にプレイできる。
BAD/REQUEST
・出撃枠が少ない
正直な話、参戦作品が多い割に前作の小隊システムやKやLのパートナーバトルシステムの様な一つの枠で複数体のユニットを出撃させることができるシステムが実装されてないので使いたいユニットに対して出撃枠が少ない印象が強い。
・ストーリー
二部作の前編と言うだけあって、一応の決着をつけてはいるものの、単体の作品としては色々と不完全燃焼気味
・戦闘デモ
ガンダムOOやグレンラガンなどの一部を除いて、大半のユニットが武装追加や後継機への乗り換えが無いため、こちらも不完全燃焼気味。
特に前作からの続投組は大半が最強武装が封印状態になっている。
COMMENT
・PSP-3000使用
・データインストール済み
・総評
総合的なクオリティは高いし、十分に楽しめるのだが、終盤になると色々と物足りなさを感じてしまう。
真マジンガーやガンダムWなど、再世編にストーリーが持ち越される作品が多いことや、参戦作品数に対して出撃枠が少ない点、前作からの続投組などの最強武装が封印状態のユニットが多いのが悩みの種だが、それらを除けば非常に面白いゲームであることは確かである。
また、単体でも楽しめるが前作をプレイしていればより楽しめる。
最大の問題があるとすればエンディング後の再世編の予告の最後で「Coming Soon」と謳っているのにそれ以降、半年以上経っても再世編の音沙汰が無い事か?